選手村で初「クラスター」 ギリシャ、5人陽性

五輪関連29人が陽性、累計300人超 陽性者29人

 

 

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は4日、ギリシャアーティスティックスイミングの選手4人と関係者1人が新型コロナウイルス検査で陽性が確認されたと発表し、高谷正哲スポークスパーソンは「クラスター(感染者集団)と言わざるを得ない」との見方を示した。5人は東京・晴海の選手村に滞在しており、選手村でのクラスター発生は初となる。

 

  五輪関連29人が陽性、累計300人超 陽性者29人の内訳

 同選手団は選手や関係者計12人で、陰性の7人も含めて全員が選手村外の宿泊療養施設や待機施設に移った。

 

ギリシャはデュエットとチームの両種目を欠場する。ギリシャ・オリンピック委員会によると、ギリシャの他競技の選手とは接触していない。