人生とは、その人の命の物語　～マイストーリー～

今日は、

私自身の体験を

お話しようと思います。

もう知ってるよ。

って方も沢山いると思うけど、
私の経験してきたことは、
今の私を創った種だし、

私は、こうして自分の体験談を
伝えることで読む人に、
何らかの気づきのキッカケを
与えられると思っているし、

それは、とても大事なコト
だと考えているので、
これからも時折お話していきます。

その話、前にも聞いて知ってる。

という場合であっても、
情報というものは、

聴く人のその時の状況や
環境、心情によって、

伝わり方も
伝わるコトも
違ってくるので、

是非また読んでください♪

私、15歳の時に
レイプに遭いました。

学校からの帰り道、
観光客や地元の人が大勢行きかう
小田原の駅前で、

知らない男にいきなり
担ぎあげられ、
そのままタクシーに乗せられて、
連れ去られた・・・。

担ぎあげられた私は、

「何すんだよ！」
「放せこのヤロー！」
「やめろー！」
「誰か助けて～」

なんてことを叫び、
必死で逃げようとしていた。

だけど、一緒に歩いていた友達も、
大勢いる通行人も、

ただ見ているだけで、
誰一人近づいても来なかった。

そして、私はタクシーに押し込められた。

どこに連れていかれるんだろう・・・
と、恐怖でいっぱいでした。

暴れても、叫んでも、
どうせ誰も助けてはくれないんだ。

だったら、もうおとなしくしておこう。

と、静かに窓の外を眺めていた。
その私にはもう、心がなかった。

（きっと、駅に落としてきちゃったのね。）

もう、どうなってもいいや。
てゆーか、どうでもいいや。

でも、なんでこの人私をさらったんだろう？
あんなに大勢の人が居た中で
どうして私だったんだろう？
他の友達でもよかったんじゃないのか？

なんてことをのんきに考えていた。

そして、タクシーは海の前で止まり
おろされた。

もう、叫ぶ気にも
暴れる気にもならなかった私は、
男に手を引かれ海岸を歩いていた。

随分と歩かされ、

私、ここで殺されるのかも

と、また恐怖心が膨れ上がった。

けどもう、ただ怖いだけで、
どうせ誰も助けになんか

来てくれないんだって、
半分諦めていた。

11歳の時、交通事故に遭い
脳発作を起こしたら即死する
可能性があると、

余命0秒のような宣告を受けてから、
5年も生きられて、
今までやりたいコト全部やってこれたし、
ここで死んでも悔いはないわ。

なんて、投げやりな気持ちになってたけど、

テトラポットの隙間に押し込まれ、
私は出せる力を振り絞り、
必死で最後の抵抗をした。

でももう、さっきとは
全く状況が違う。

どんなに、泣き叫んだとしても、
私の声は誰の耳にも届かない。

全く人気のない場所で、
私はレイプされた。

あの時から私は、

もう誰のことも信じられない。

と、極度の人間不信になった。

人間なんか大っ嫌い！