ボクは86歳だから、政府の当初方針ではそろそろワクチン注射を受ける頃だ。ところが知事からも市長からも、一向にワクチンの話は来ない。それどころかワクチンは目下国同士の奪い合いになって、なかなか計画したようには入って来ないようだ。だからいつになったらワクチン接種を受けられるのか、今のところさっぱり分からないのだ。

 ワクチンの安全性についても、情報が不足しており、正直のところ受けるべきか否か迷いもあった。実際に先行接種を受けた60歳の女性がくも膜下出血で亡くなり、ワクチンとの関連性が問題になっているようだ。そんなこともあって、益々迷いは深まるのだが、やはりワクチンは受けようと思っている。ワクチンを受けないで、コロナに怯え続けるより多少の不安はあっても受けた方がいいだろうと判断したのだ。ところが肝心のワクチンが入って来ない。いつになったら受けられるのか分からないというのも困ったものだ。