9月に母と温泉旅行へ行きました。



コロナの影響で当初の予定より大分延びてしまっていたので、先の予定になる度に、再発して治療が必要になるといけなくなる…ってこの頃は嫌な焦りがあったのを覚えています。








それでその時にたまたま参拝したお寺。







生き方が大事

長く生きるのが幸せなのか

短い人生が不幸なのか

そうではない、どう生きたかが大事








のようなことが書いてあって心に響いた。



本当にそう思う。



自分が病気になってみて、必死に治療をしている時「私って、生きたいと思うんだな。」そう感じた。


病気になる前から、人はいつ死ぬか分からないからという精神で、やりたい事を我慢せず、やりたいようにやって生きてきたから、そういう面での後悔はほぼなかったように思う。


でも、健康な人のいつ死ぬか分からないから後悔ないように生きるっていうのと、ちょっとだけそれが現実味をおびている人の後悔ないように生きるは、絶対に違うものであると思う。



例えるなら外歩いてたらいつでも事故る可能性があるという前者と、もう事故ったあとの後者みたいな感じで。



後者の人は前者の人の言葉に、悪気はなかったとしても、イライラすることあると思う。
それは真剣に生きてる証拠だと思う。



でもさでもさ、生死問題だけではなく、全ての問題において、人が完全に一致する感情を抱いてることなんてないし、何か一つの意見に賛同している人の中でも、その具合だったり、ちょっとした捉え方の違いって絶対あると思うんだ。




治療中は心が荒みやすいし、思っている以上に自分に余裕がなくなっていて、普段は気にならないことが気になることもある。



同室者の音とか匂いとかねもぐもぐ




どんどん話がずれていったけど


人生は長さではなく質なのだと


心の底から思うのです。



だから今この時を、幸せな気持ちで満たしていたいですね。