(最終週に2回目の感想を書いている。ずっと毎日見てましたよ)
今日は、歌手引退を告げたことで”絶縁”宣言をした羽鳥(草彅剛)とスズ子(趣里)がお互いに本音を語り、スズ子の歌手引退について理解し合うという件だった。
とてもいいシーンで、もらい泣きしてしまった。
草彅剛は、ここぞという時に本当にいい表情、最高の演技をしてくれる。
このシーンで、羽鳥とスズ子、作曲家と歌手が、複雑にキツく絡んだ絆を手にして、困難な戦中、戦後、そして険しい芸能の道を二人三脚で歩んできたことを一挙に思い返させてくれた。そして本作は、まぎれもなくこの二人の音楽と人柄を通じた関係性が1本の軸になっていたのだと改めて気づいた。
愛助(水上恒司)との蜜月からの悲劇を視聴しているときは、本朝ドラのヒロインは趣里で、その相手役や水上恒司だと思っていたけれど、半年を通じて振り返れば、ほぼずっと出ていたのは草彅だったのだよねえ。(草彅とその妻を演じた市川実和子の夫婦像も好感が持てた)
それにしても先日放送された紅白での大トリの趣里の歌唱・パフォーマンスは素晴らしかった!ランチタイムの茶の間でスイングしながら聴いたほど。
明日の引退コンサートがいったいどんなものになるのやら。楽しみー。
余談だが、TikTokで「東京ブギウギ」にのって踊る(?実際に見ていないから知らないが)動画がやたら流れてくるらしく、Z世代の娘も時々「東京ブギウギ」を口ずさんでいる。
そして「クリアアサヒ」のCMが「東京ブギウギ」の替え歌であることに最近気づき、ひょえーと思ってしまった。時代が変わってもブギのノリと明るさは人をハッピーにするのね。服部良一×笠置シヅ子、最強!
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