新しい命

先週娘が女の子を出産しました。

 

 

娘は、学生の時から生理不順、

結婚後も産科から妊娠しにくいですねと。

当時は、仕事も楽しく充実していて

子供には興味がなさそうでしたので、それはそれで・・・と

みていました。

 

今は、生き方の選択も多種多様です。

結婚しない、子供を持たない、同性愛・・・

 

捉え方は賛否両論ありますが、

私は、人生は自分で選択すればいいと思っています。

 

ですから娘の人生に子供がいようがいまいが

本人が生き生きと生きてくれればそれでよいと見ていました。

 

30も過ぎた頃

「そろそろ子供を・・・」

なんて言い出しました。

 

興味がない、いなくていいかも

と言っていたことに

私は少しホッとしていたのかもしれません。

 

なぜなら、「子供がほしいと言い出したら、その時は

ちょっと大変だぞ」とずっと思っていたからです。

妊娠しにくいだろうと、危惧していたから。

 

案の定、それから妊活をはじめると

「生理がありません」

薬を飲んでも

排卵していませんね」

 

の連発です。

私も妊活の様子をみていて、初めてわかりましたが、

とても時間がかかるのです。

女性の周期は、ひと月に1周です。

 

 

本当にほしいなら一歩踏み出さないと可能性はない

 

 

いよいよ体外受精にふみきりました。

まだ保険はきかず、高額です。

 

しかし、それも良い結果を得られませんでした。

 

 

さすがにここで

ほしいと思ってしまった娘の心に

「本当に自分は子供は望めないかもしれない・・」

と思ったのでしょう、目に涙を浮かべていました。

 

そんな直後でした。

思わぬ自然妊娠でした。

 

もちろん嬉しかったですが、娘も私も

出産まで辿りつくだろうか・・・

という思いでした。

 

そんな気持ちで日々を過ごし予定日間近の出産でした。

 

 

「パパがいたら喜んだろうね」

娘がつぶやきました。

 

夫が逝って、2年。

悲しみが癒えぬ日々の中、

新しい命を迎えることができました。

 

これからの娘の人生を見守りたいと思います。

 

 

ポチッとお願いします

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代一人暮らしへ
にほんブログ村

一人暮らしランキング

思わぬひとり暮らし - にほんブログ村