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プロ野球2021セリーグで活躍した内野手5選!出場数・打数・打率などの記録とハイライト

【プロ野球2021】セリーグ活躍内野手5選

​​2021年セリーグでは内野手が数々の賞を受賞し、記録を塗り替えています。

まずはどのような選手が注目されていたのか、プロ野球2021年のセリーグ内野手の活躍を振り返ってみましょう。

プロ野球2021セリーグの内野手を振り返る

2021年のセリーグの内野手は華のある選手が多く目につきました。

4番の三塁手として本塁打王争いをしていた巨人・岡本とヤクルト・村上。どちらの選手も3割に届かなかったものの、一点が欲しい場面で一発を放ち試合を決めています。ただし、岡本に関しては打撃不振や怪我に悩んだ年となりました。離脱せずに活躍できていたら、チームも優勝争いができていたのではないかと思われます。

また、DeNA・牧はルーキーながら一年を通して、安定した成績をマーク。新人最多二塁打、5打席連続二塁打、3割20本、71打点と新人とは思えない活躍を見せています。

このように、ハイレベルな戦いを見せていたセリーグの内野手。その中でも注目の5選手を紹介します。

No.1 山田 哲人(東京ヤクルトスワローズ)

昨シーズンはコンディション不良で4年ぶりに一軍から離れていた山田。その年は94試合の出場で打率.254、12本塁打と本来の力は出し切れていませんでした。

しかし、キャプテンに就任した今季は137試合に出場し、34本塁打、101打点をマーク。3割には届かなかったもののチームの勝利に大きく貢献しました。

また、日本シリーズ第5戦では8回の3点を追いかける場面で変化球をしっかりとらえ、同点3ランとなる一発を放ちます。この試合は残念ながらオリックスが勝利となりましたが、大事な場面でこれほど頼りになるのは、この選手の他にいないのではないでしょうか。

山田 哲人の2021年シーズン成績

試合数 137試合
打席 581
打数 493
打率 .271
安打 134
本塁打 34
打点 101

No.2 牧 秀悟(横浜DeNAベイスターズ)

昨年ドラフト2位で入団した牧。ルーキーイヤーとなった今季は、137試合に出場し打率.314、153安打、打点77、本塁打22とシーズンを通して一軍で活躍。新人史上初のサイクルヒット、最多2塁打など数々の記録を更新しています。

残念ながら、今季の新人王は広島の栗林が受賞しましたが、新人とは思えない活躍が評価され、新人特別賞を獲得。また、2年目の選手の中で歴代2位の7000万円で契約更新しています。2年目のジンクスに苦しむ選手も多いですが、持ち前のバッティングセンスで乗り越えてほしいものです。

牧 秀悟の2021年シーズン成績

試合数 137試合
打席 523
打数 487
打率 .314
安打 153
本塁打 22
打点 71

No.3 村上 宗隆(東京ヤクルトスワローズ)

昨シーズンは120試合を4番として出場し、打率.307、28本塁打、86打点をマークし史上最年少で最高出塁率のタイトルを獲得。年長者が多いチームの中でも萎縮せず、存在感を発揮していました。

今シーズンは打率3割に届かなかったものの、39本塁打、112打点、出塁率.408、12盗塁と昨年を大きく上回る活躍を見せ、自身初の本塁打王、三塁手トップのWARをマーク。リーグ優勝・日本一に大きく貢献しています。

プロ5年目となる来季ですが、まだ21歳ということもあり、更なる記録が期待できそうです。

村上 宗隆の2021年シーズン成績

試合数 143試合
打席 615
打数 500
打率 .278
安打 139
本塁打 39
打点 112

No.4 小園 海斗(広島東洋カープ)

50メートル5秒8の瞬足で走攻守揃った選手として注目されていた小園。しかし、昨シーズンは二軍で打率が1割台にまで低迷。一軍の出場はわずか3試合と不甲斐ない結果となりました。

今シーズンは新型コロナウイルスに感染し、一軍にいられなかった時期があったものの、プロ入り後初めての規定打席に達し113試合に出場。打率.298、113安打、35打点をマークしています。

来季はチームの柱だった鈴木誠也がいないということもあり、チームのためにも安打量産が目標。今年の成績をさらに上回ることができるのかに注目が集まります。

小園 海斗の2021年シーズン成績

試合数 113試合
打席 481
打数 449
打率 .298
安打 113
本塁打 5
打点 35

No.5 岡本 和真(読売ジャイアンツ)

2020年は31本塁打97打点を記録し、最多本塁打と最多打点の2冠を獲得しリーグ2連覇に貢献した岡本。

2021年は開幕後から4番を任されたものの、5月時点で打率.249と不振に陥りオリンピック代表にも選ばれませんでした。夏には3割台に到達したものの10月に再度失速してしまいます。

結果的には打率.265と低迷し、波のあるシーズンとなりましたが、自己最多となる39本塁打・113打点をマーク。2年連続で2冠王を記録しています。また、巨人の生え抜き三塁手では31年ぶりとなるゴールデングラブ賞を受賞。チャンスの場面での一発と華麗な守備が評価されています。来季は一年通して安定した成績を残せるかが課題となるでしょう。

岡本 和真の2021年シーズン成績

試合数 143試合
打席 592
打数 521
打率 .265
安打 138
本塁打 39
打点 113

プロ野球2021セリーグの内野手振り返りまとめ

チームの軸として活躍する選手やこれからが期待できる選手について振り返りました。

セリーグの内野手は三塁・一塁はある程度、固定できているものの守備の花形である遊撃手(ショート)は定着していないチームが多くあります。

今回紹介した広島の小園や今季に二軍に降格した中日の京田、レギュラーを掴みつつある阪神の中野など、このポジションがしっかり固定できるチームが来季Aクラス入りを目指せるのではないでしょうか。

紹介した5人の選手が来シーズン活躍できるのかについても注目しています!

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