新入社員の転職

【第二新卒】新卒半年以内で退職できる?辞める前に確認すべき点を解説

【第二新卒】新卒半年以内で退職できる?辞める前に確認すべき点を解説

「新卒から半年以内だけど退職したい・・・」
「新卒で入った会社をすぐ辞めても転職できるのかな・・・」
「辞める前に確認すべきことってなんだろう」

このような悩みを抱えていませんか? 

本記事では、下記をお伝えしていきます。

  • 新卒半年以内で退職しても転職はできる
  • 企業が第二新卒を採用する理由
  • 新卒半年以内で退職をする前に確認するポイント

新卒半年で辞めてもOKな理由と、辞める前に確認すべきポイントを知ることで、不安なく転職活動に進むことができます。

新卒入社半年で辞めたい人は、筆者の体験談も紹介しながら、色々なポイントから解説しているので、本記事を参考にしてくださいね。
本記事を執筆した筆者は、ベンチャー企業での人事採用責任者の経験や事業責任者の経験もあり、多くの新卒から中途までの採用活動を経験してきました。私も就職・転職活動を多く経験しているので、参考になる情報提供ができると考えております。

新卒半年以内で退職をしても転職できる?

「新卒から半年しか経ってないけど辞められるのかな・・・」と思う人も多いかもしれません。

石の上にも3年と言うように、3年間は新卒入社した会社で働かないと転職できないとよく言われますよね。

しかし、新卒半年以内でも問題なく退職できます。

理由は下記のとおりです。

  • 新卒1年目で退職する人は意外と多い
  • 第二新卒枠で転職活動ができるから

それでは、詳しく解説していきますね。

新卒1年目で退職する人は意外と多い

実際、新卒1年目で辞める人は結構多いです。

厚生労働省発表のデータによると、新卒1年目の離職率は10.6%となっており、約10人に1人が一年以内に退職をしています。

「すぐ辞めるのは甘えなのでは」「自分だけ新卒半年で退職しても大丈夫なのだろうか」と心配する必要は実は全然ありませんよ。

第二新卒枠で転職活動ができる

近年、第二新卒という言葉を耳にする機会が増えてきました。

明確な定義はありませんが、一般的に「新卒から1〜3年目の若手ビジネスパーソン」のことを第二新卒といいます。

そのため新卒入社から半年であれば、第二新卒枠で転職ができるのです。

マイナビ転職が実施した調査によると、60%以上の企業が第二新卒者の採用に積極的であることが分かっています。

「根性がない」「社会人として甘えている」と第二新卒に対してネガティブな意見を持つ人もいますが、企業が求めている市場価値の高い人材であるといえるでしょう。

筆者自身も人事の経験があるので分かるのですが、社会人経験の浅い第二新卒は、スキル・経験よりポテンシャルによる将来性や人柄・やる気重視で採用をしてくれますよ。

企業が第二新卒を採用する理由

多くの企業が第二新卒の採用に積極的であると先ほどお伝えしました。

ここからはその理由について、下記で詳しく解説していきます。

教育・研修コストを抑えられる

ほとんどの会社では新卒入社者に対して研修や先輩社員によるOJTを実施し、戦力になるよう教育していきます。

つまり、半年間とはいえ社会人経験があり、最低限の社会人としてのマナーやビジネススキルが第二新卒者には身についているといえます。

そのため、新卒と違い入社後に先輩社員による教育や研修コストを抑えることができるので、企業は第二新卒の採用に積極的といえます。

早くから戦力になりやすい

新卒と比べて教育や研修を必要としない第二新卒は、入社から早期で戦力となる可能性が高いです。

なぜなら、新卒入社した会社で仕事の進め方やチームで業務を回していく経験があるため、転職先特有の業務スキルやフロー・システムを身につけるだけで活躍できるようになるからです。

とくに従業員数が多くない中小企業は、早くから戦力として活躍してもらう必要があるため、新卒より第二新卒を採用する方が効率的ともいえます。

また、新卒と比べてミスマッチの可能性が低く、自分の適性を活かして仕事をしてくれるのも第二新卒のメリットです。

企業風土にマッチしやすい

社会人経験の少ない第二新卒者は、柔軟な考え方と適応力を持っている場合が多いです。

第二新卒であれば前の会社による影響が少なく、転職先の企業風土や文化にマッチしやすくなり、自社に適した人材に育つ可能性が高くなります。

前の会社での勤続年数が長い中途社員ほど、所属していた会社の風土や文化に染まっており、転職先の会社に馴染みづらい場合があります。

経験やスキルが豊富な人材も必要ですが、文化やカルチャーを重視する企業の場合、長く活躍するコア社員になるポテンシャルを持つ第二新卒は積極的に採用したい人材といえるでしょう。

新卒採用が上手くできなかった

近年、少子高齢化の影響などから学生が企業を選ぶ優位な立場にあり、新卒市場が激化して計画通りの新卒採用が難しい企業も少なくありません。

そのため、下記などの理由で第二新卒の採用をする企業が多いです。

  • 内定を断られて入社に至らなかった
  • 思うように応募が集まらなかった
  • 採用したい人材が見つからなかった

「第二新卒者の採用実態調査」によると、第二新卒を採用する理由として40.7%の企業が「新卒者と変わらないから」と回答。

企業は新卒だけでなく、第二新卒も新戦力として採用しているといえます。

柔軟なスケジュールで採用ができる

主に3〜5月に採用活動を行う新卒採用のスケジュールに対して、第二新卒採用であれば、期間を問わずいつでも採用することができます。

また、一般的に新卒採用の場合、内定を出してから入社までの期間は半年以上かかってしまうでしょう。

第二新卒であれば、中途社員同様に内定から短期間での入社となるので、期が変わるタイミングでの採用や、急な退職者の発生による人員の補充が可能となります。

採用活動・入社時期のタイミングを柔軟に決められることは企業にとってメリットといえるでしょう。

今の時代、新卒一括採用ということ自体が古くなってきているんですよね。それよりは、転職が当たり前の時代になって、最適な場所で活躍できるようになる。第二新卒での転職も当たり前となる時代が既に来ていると筆者は考えます。

新卒半年以内で退職をする前に確認すべきポイント

第二新卒の採用は企業にとってメリットがあるため、新卒半年以内での退職は問題ありません。

しかし、退職する前に確認しておくべきポイントがあり、無計画で楽観的な考えによる退職は要注意ですので、次から詳しく解説していきます。

なぜ辞めたいかを明確にしておく

辞めたい気持ちだけが先行し、明確な理由がないまま辞めてしまうと、転職先でも不満点が解消しないリスクがあります。

  • 残業や休日出勤が多く、プライベートに使える時間が少ない
  • 希望する業務内容ではなかった
  • 給与や福利厚生など、待遇が悪い

このように今の会社をなぜ辞めたいのかを分析することで、不満点を解消できる求人に応募できるようになります。

「なぜ辞めたいのか分析できない・・・」という人は家族や友人など信頼できる人に相談したり、転職エージェントやキャリアサービスなどを利用するのもおすすめです。

【おすすめキャリア相談】

  • キャリート:あなたに寄り添うキャリアコーチングサービス【キャリート】
  • 【coachee】:あなたのキャリアの悩みに応える専門コーチが複数いるキャリア相談プラットフォーム
  • キャリアアップコーチング:自己分析、戦略設計、行動までのサポート・支援するキャリアコーチングサービス

不満点は今の会社で交渉・改善できないか

不満点を明確にした次のステップとして、今の会社でその不満点は改善できないかを考えましょう。

例えば、下記のようなことです。

  • 上司に業務内容の変更や待遇の改善を交渉してみる
  • 人事部門に別の部署に異動したいと伝える
  • 周りと積極的にコミュニケーションを取り、良好な人間関係を築いていく

会社も多くのコストをかけて採用し、教育してきた新卒が辞めることは痛手となるので、交渉に応じてくれる可能性があります。

しかし、会社は組織で回っており、一人の社員の希望が必ずしも叶うわけではありません。

あくまで、辞める前に今の会社でやれることは無いのか、辞めて後悔しないかを考えることが大切です。

無計画に辞めようとしていないか

辞めたい理由が明確になり、今の会社で不満点が解消しない場合は退職が望ましいです。

しかし、辞めた後のビジョンを決めないまま辞めてしまうとリスクが大きいでしょう。

なぜなら、

「すぐ次の職場が決まると思ったけど、なかなか内定が出ない・・・」
「給与が無いから生活費や転職活動の費用に困る・・・」

このような状況に陥る可能性があるからです。

今の仕事を続けながら転職活動は全然可能ですので、転職先が決まってから辞める、将来やりたい仕事に必要な資格勉強の期間にするなど、計画してから辞めることをおすすめします。

会社の就業規則を確認しておく

退職するさい、いつまでに退職の意思を伝える必要があるかを就業規則で確認しておきましょう。

退職の意思を伝えた2週間後に退職できると法律で定められていますが、その期間を1ヶ月とする会社の就業規則も少なくありません。

辞めることは個人の自由ですが、法律と会社のルールを守って円満な退職をするようにしましょう。

新卒半年以内の転職には転職エージェントを利用しよう

新卒半年以内の人は初めての転職活動となるので、「転職活動の始め方、進め方がわからない」と不安な人も多いでしょう。

そんな時は信頼できる家族、友人などに相談をしてみてください。中でも、転職エージェントの利用はおすすめです。

なぜなら転職エージェントは、

  • キャリアの相談
  • 非公開求人の紹介
  • 履歴書など応募書類の添削
  • 面接日程など、企業とのスケジュール調整
  • 面接対策
  • 年収など、企業との条件交渉
  • 退職と入社のサポート

これらのサービスを担当キャリアアドバイザーから無料で受けることができます。

しかし、一般的に、転職エージェントはキャリアビジョンが決まっており、年収や福利厚生など、転職で実現したい優先順位が明確になっている人を手厚くサポートしてくれる傾向にあります。

転職エージェントは紹介した人材の入社が決まったときに、企業から成果報酬を受け取るビジネスモデル。

ビジョンが明確で入社の可能性が高い人材を優先するのは当たり前ですよね。

そこで第二新卒や20代に特化したエージェントを利用しましょう。

担当のキャリアアドバイザーが親身に第二新卒ならではの悩みやキャリアの相談に乗ってくれ、初めての転職活動でも安心です。

筆者もこれまで数10社以上の転職サービスに登録をしてきました。実際に転職をする・しないは相談してから考えればよいので、まずは自分に合う仕事を探そう、くらいで利用してみてくださいね。

【2022年度・イチオシ転職・就職サービス】

ハタラクティブ
⇒スマホ面談で適職が分かるサービスを提供。最短2週間で内定!マンツーマンサポートもあり。未経験OK、スキルや経歴に自信がない人にオススメ。

DODA(デューダ)
国内最大級の求人数、丁寧で親身なサポートを受けたい人向け。80%以上がサイト上には公開されていない非公開求人です。とりあえず、大手で安心なので登録しておくべき一社です。

10代〜20代向け就職エージェント「UZUZ」
⇒ブラック企業を徹底排除した企業紹介をしてもらいたい人向け。内定率86%以上、入社後半年の定着度95%と高い実績を誇っています。

JAC Recruitment
⇒大企業・外資系企業での転職を目指したい、ハイクラス・ミドルクラス向け。グローバルな環境に挑戦したい方には、まずは登録をおすすめします一社。

リクルートが運営、既卒・第二新卒に強い「就職Shop」
⇒経験の少ない20代を手厚くサポート。社会人未経験の方でも登録可能です。書類選考で落とされることのない企業を紹介していただけます。

無能だった私の転職活動の体験談

私自身も友達に誘われて、気軽な気持ちで初めは転職エージェントに登録しました。

友達に誘われてという点が、かっこ悪い気がしますが、まず20代の転職に特化した大手転職エージェントのハタラクティブに登録してみたんです。

特にハタラクティブにした意味はなく、20代や第二新卒に特化していたから。 無気力に陥ってどうでもよいと思っていたので、そこまで最初は期待していなかったのですが、これが私を大きく変えてくれます。

やる気はなかったですけど、どうせやるならという事でプロフィールは出来る限り丁寧に書いて登録しました。

エージェントから企業を紹介される

「どうせ、オファーなんて、自分には来ないだろうな」と思っていたのですが、現実は違いました。 ハタラクティブに登録すると、割と早めに担当となるエージェントからカウンセリング日程調整の連絡が来ます。

この時に、「まだ転職するか分からないし自信がない」と伝えたところ、多くの人が転職すると決めていない事、最終的に転職しない人もいるという事を教えてもらい「それだったら良いかな」ということでカウンセリングに参加しました。

この時に、担当者に「今の会社で上手くいっていない事」「自分に合う会社があれば転職もあり」という事を伝えたところ、すぐに合いそうな会社をピックアップして紹介してくれたのです。

今の仕事を辞められると思うと楽になる

実績があるわけではなかったので、多くの企業を紹介してもらった訳ではないんですが、すぐに3社ほどおススメされました。

どれも、今の会社か同じくらいのところでしたが「自分も転職できる企業あるんだ」と思うと、今辛くなりながら働いているのが馬鹿馬鹿しくなってきたんです。

その後、もっと転職できるのかを知りたくなってハタラクティブ以外の転職エージェントにも登録したところ、どこもいくつかの企業を紹介してくれました。

物凄く単純だったのですが、「今の会社がダメでも他にも会社はある」ということを知っただけで、凄く気持ちが楽になったんです。 紹介してくれるということは、無能とかあんまり関係ないと思えたんですね。 結果として、いつ辞めても良いやと思うことで、急に今の仕事への気持ちが楽になって、もう少し頑張ろうという気持ちになれたんです。
この中から数社実際に面接を受けて1社内定をもらいました。実際その時は行かずに仕事を継続したのですが、「選択肢」が増えた事で自信が付いたのを覚えてます。

関連:転職できないのはスキルがないから?成功につなげるスキルアップ方法

まとめ

以上、新卒半年以内で退職できる理由と辞める前に確認すべきポイントを解説してきました。

簡単にまとめると、下記の通りです。

  • 新卒1年目で辞める人は多く、新卒半年で辞めてもまったく問題ない
  • 教育コストがかからない、会社に馴染んでくれるなどのメリットが多く、企業は第二新卒を積極的に採用している
  • 辞める理由を明確にし、辞めて後悔をしないよう計画性を持って退職をする

新卒で入社した会社を早期で辞める人は一定数おり、あなただけの特別なことではありません。

自分に合わない仕事内容や良好でない人間関係の職場で働き続けることは、長い目で見るとデメリットになります。転職エージェントなどを活用して、今後のキャリアや自分が会社に望む条件を見つめ直し、最善の選択をしていってくださいね。

 

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転職クエスト編集部
新卒で入った企業を短期間で退職。無能だった私でも転職してからキャリアアップができました。現在、ベンチャー企業での人事採用責任者の経験や事業責任者の経験もあり、多くの新卒から中途までの採用活動を経験。