リーガルの靴が恥ずかしいといわれる3つの理由|ダサいって噂はほんと?

リーガルの靴が恥ずかしい メンズシューズ

革靴の王道、スタンダードといえば、誰もが知るブランド「リーガル」。

買おうかなと検索してみると、なぜか「ダサい」「恥ずかしい」というキーワードが出てきます。

一瞬、不安になるかもしれませんが、結論から言えば、リーガルの革靴はハイセンスな人たちからも愛されているブランドで、恥ずかしいとかダサいとかのワードは当てはまりません。

では、なぜこのような誤解が生まれたのでしょうか?

この記事では、リーガルが恥ずかしくない理由や、おすすめできる人、おすすめできない人についてご紹介します。

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リーガルの靴が恥ずかしいといわれる理由

リーガル恥ずかしい
まず、リーガルの特長を大まかにまとめると、以下のようになります。

・スタンダードなデザイン中心
・良心的な価格設定
・日本人の足に合いやすい形

と、魅力的にみえるリーガルですが、なぜか「恥ずかしい」という言葉がよく検索されているようです・・。

以下で、リーガルが恥ずかしいといわれる理由として考えられることを、3つ挙げてみたいと思います。

高級靴なのに価格が手頃だから

「本格的な革靴はリーガルが初めて」という男性は少なくありません。大衆向けのブランドとはいえ、高級革靴としての地位も確立しているのがリーガルなのです。

さらにリーガルでは、20万円以上のハイブランドの革靴と同じ『グッドイヤーウェルト製法』を採用しています。この製法は、構造的に丈夫で履き続けるほど足にフィットし、修理しやすいというメリットがあります。

ただ、このような品質の高さでありながら、ビジネスシューズの価格帯は1万円台~4万円以下とお手頃です。比較的買いやすい価格帯であることから多くのサラリーマンが履いていますし、「皆が履いていてダサい」というイメージを持っている人もいるのかもしれません。

あと、意外と知られていないのですが、リーガルグループにはたくさんのブランドの取り扱いがあります。以下に、リーガルグループのブランドと、値段帯をまとめてみました。

確かにサントーニのようなワンランク上の革靴と比べると、リーガルの下位ラインはかなり安く感じます。

革靴への価値観は人それぞれで、同じブランドでも人によって印象が違うのは当然。とくに「靴にどのくらいお金を出せるか」は、年収や趣味・趣向によって大きく価値観が変わるポイントになるはずです。

そのため革靴の感覚を極端に分けてみると、

〇革靴は消耗品・安さを優先したいと考える人→リーガルの値段が高く感じる
〇高級靴が好き・靴にお金をかけたいという人→リーガルは大衆靴、普及品に感じる

のようになるのではないでしょうか。(どちらでもないという価値観は、ここでは省きます)

良くも悪くも、どちらにも当てはまってしまうリーガルは、確かに人によっては中途半端な印象を持ってしまうこともあるでしょう。

高品質なのに誰でも買える価格という立ち位置が、リーガルは「ダサい」「恥ずかしい」と見られているのかもしれません。

王道的なデザインが多いから

リーガルの靴は、誰にでも似合うものが多く、あまり尖ったデザインはありません。全体的に伝統的なデザインのため、なかには「つまらない」と感じる人もいると思います。

学生用のローファーのように長く変わらない王道のデザインの裏返しとして、「ダサい」「恥ずかしい」と感じている人もいるかもしれません。

デザインがイマイチなラインもある

リーガルブランドだけでも400アイテム以上のラインナップがあり、そのうちビジネス向けだけでも263種類あります。(2022年7月現在)

カジュアルラインやその他のブランドとのコラボレーションもありますが、中にはちょっと買いにくいデザインや少し微妙に感じるデザインもあります。

リーガルをよく知らない人が、コラボアイテムやカジュアルラインなど、デザインが少々奇抜なアイテムを偶然目にして「ダサい」「恥ずかしい」と言っている可能性もあるでしょう。

この点は好みの世界ですので、自分が好きなデザインであればよいかな、と思います。

関連記事【安い&高コスパ】グッドイヤーウェルト製法の革靴ブランド5選!

リーガルの靴は恥ずかしくない!その理由を解説

リーガルが恥ずかしい理由

リーガルの靴が恥ずかしくない理由として考えられるのは、

▽素材の良さ
▽縫製の確かさ
▽スッキリとしたスマートなシルエット

などです。

実はキレイなシルエット

幅広甲高といわれる日本人に靴をあわせると、ぼてっとした、野暮ったい感じが出てしまいます。
しかし、リーガルの靴は、この幅広甲高の日本人でも履き心地が良いうえ、甲高さが目立たず、すっきりと薄く見える上品なシルエットに仕上げています。

リーガルのシルエット
(左:ノーブランド、右:リーガル)
どちらもウィズは同じ2Eですが、右のリーガルのほうが、あきらかにスッキリしたスマートさを感じます。
リーガルのつま先

つま先のシェイプだけでも、横からのシルエットに大きな違いがあります。

リーガルのサイズ感については、以下の記事で詳しく紹介しているので、参考にしてください。

関連記事リーガルのサイズ感を解説|スニーカーとサイズ比較してみた!

価格帯のわりにハイスペック

リーガルは、中心価格帯が25,000円〜40,000円くらいです。

グッドイヤーウェルト製法の革靴ですと、およそ20,000円~50,000円が主流です。中には200,000円を超える高級品も珍しくありません。

日本製のグッドイヤーウェルト製法のしっかりとした品質の革靴としては、値段以上の価値を感じさせます。

リーガルでも採用されている、グッドイヤーウェルト製法を使った革靴ブランドを以下の記事でまとめています。あわせてご覧ください。

関連記事【安い&高コスパ】グッドイヤーウェルト製法の革靴ブランド5選!

最新素材の利用に積極的

また、リーガルは最新素材の利用に積極的なのも特徴です。革靴のイメージを壊さず、雨の日でも安心して履けるように防水素材の『ゴアテックス』を使ったラインもあります。

さらに、「革靴を長時間履くと蒸れる!」との悩みを解決する、独自のエアローテーションシステムを採用している型番なら、歩く時の衝撃を吸収しつつ、靴内の空気を循環させて臭いを防いでくれます。

ゴアテックスのおすすめモデルは、以下の記事で紹介しています。
関連記事リーガルの雨用ゴアテックスでおしゃれに|メンズにおすすめのモデル8選

リーガルなら、あなたの悩みを解決する最新素材と工夫がつまった革靴が、お手頃価格で見つかるかもしれません。

リーガルにはオーダーメイドサービスもある

リーガルには、自分好みの1足を作るパターンオーダー「REGAL Built to order system」があります。

「REGAL Built to order system」では、デザイン・素材・色・ソールを自由に選んで、自分だけのリーガルを作り上げることができます。価格は50,600円(税込)~で、注文から約60日間で納品されます。

※自分の足の形を確認しながら注文するので、オンラインではオーダーできず、実際に店舗に行く必要があります。

リーガルの靴が似合う年齢層

リーガルは、どんな年齢層でも似合うブランドです。中心価格帯が25,000円〜40,000円くらいですので、20代前半〜50代くらいの幅広い年齢層に対応できるでしょう。

たとえ高級な革靴でなくとも、丁寧にメンテナンスされているリーガルを履いていると、

  • きちんとした人
  • ちゃんとした性格

とビジネスマンとしても評価されやすくなるはずです。

リーガルをおすすめできる人

・値段の高すぎない革靴が欲しい人
・社会人になったばかりの人
・長く使える革靴が欲しい人
・使いやすい靴が欲しい人
・ワンランク上に見られる革靴が欲しい人

おすすめできない人

・履きつぶせばよいと考えている人
・とにかく値段を重視したい人
・足に馴染むまで待てない人
・手入れするのが嫌いな人
・新しいデザインが好きな人

リーガルは欲しいけど値段が高い・・・・・・という人は、リーガルの弟分ブランドであるケンフォード(KENFORD)を選ぶ手もありますよ。

関連記事リーガルとケンフォードの違いを徹底解説!サイズ感も比較してみた

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リーガルの靴が恥ずかしいといわれる3つの理由|ダサいって噂はほんと?まとめ

リーガルを履いていて、周りから「ダサい」「恥ずかしい」と思われることはありません。それよりも、きちんとした品質のものを身の丈の予算で選べる人、という評価すらあります。

どんなにハイセンス・ハイブランドの革靴でも、これさえ履けば女性にもてる、という革靴はありません。

また、高級でも手入れしていない革靴、傷みが目立つ靴を履いていると不潔感を与えてしまいます。

リーガルは、複数揃えてもそれほど負担ではなく、高品質。いつでも誰にでも似合う王道デザインのリーガルだからこそ、メンテナンスの手間をかけてでも長く付き合う価値がある靴といえるのです。

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この記事を書いた人
leathernokoto

日本で唯一の「女性だけ」の靴修理店で3年働いていました。

休みの日も工房で製造方法を教えてもらい、革靴にどっぷりと浸かった青春(?)時代。

退職後は靴製造で1年働き、その後は革財布やバッグを作るオリジナルブランドを立ち上げました。

このブログでは、革靴に関する悩みやちょっとした小話などを発信しています。

自分もまだ知らないことがたくさんある、レザーの奥深さを皆さんと楽しんでいけたらと思っています。

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