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栗まんじゅうの日記

ただのしょうもない日常を綴っていきます

宗教勧誘=推し活

 

先々週の話。

 

住んでいる家の前(激狭アパート)に

年配の女性2人がいた。

 

内見の人かな?と思ったから、

「こんにちは〜」

って挨拶したら、

 

宗教勧誘だった。

 

気弱そうな外見ゆえにロックオンされ、

紙を渡され、

外(寒い日)で15分くらい、

 

死後の世界

人の死に際

教祖の話

今の世界情勢の話

 

をされた。

 

すごかった。

 

初対面からものすごい早口で話してくるから、

少しニヤついてしまった。

多分、こういうのは聞かないで、さっさと家に入るのが正解だと思うんですが、

ガッツリ聞いてしまった。

 

その女性の熱心さにやられたわけでなく、

入り口の真ん前にいるから通れなくて、

2人と戦うか話を聞くかしかなかった。

 

その女性は本当にすごかった。

私がこんなに興味なさそうなのに

(若干ニヤついてはいるが)、

よくこんな熱心に話続けられるな、

と思った。

 

とりあえず女性の話をまとめると、

 

世の中の全てのしがらみも、

死後の世界での生活も、

その宗教を信仰すればすべて救われるらしい。

 

女性「だから世の中の全ての人が、●●を信仰すれば世界はすごく良いものになるんですけどね」

 

まじか

と思った。

 

だけど、その目は・・・

女性のその目は「本気」だった。

本当にこの人はそう思ってるんだ。

本気でこの宗教が好きで、本当に良いと思って人にオススメしてるんだ。

 

それって既視感ある・・・

そうだ、

 

推しの魅力を友達に説明するときだ

 

私も先月、オタクの友人にやった。

友人は、その作品もキャラもなんも知らんのに、

どうしても魅力を知ってほしくて、

めっちゃ早口で興奮気味になって、

短時間で色んな情報を伝えようとする

この感じ・・・

 

そうか、

この人は、

 

“推し"てるんだ、この宗教を

 

初対面の私に、寒空の下、15分ずっと立たせて、早口で話し続けてしまうくらいに

 

そう思うと、

少し愛しくなった。

 

15分経って、

私がくしゃみしたので

 

女性「あら寒いよね、ごめんなさいね〜で、

よかったら今度、集会に来ませんか??」

 

と言われた。

 

私「今んとこわりと大丈夫です」

 

という、わけわかんない返事をしたら、

意外とあっさり解放してくれた。

 

良かった。

 

そして、女性たちはそのまま、

寒空の下、どこかへ消えていきました。

まだ推し活を続ける気でしょうか。

 

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ちょっと怖くて家の中から2人が立ち去るのを見守る私。

 

もう、会うことはないと思うけどよ、

もし、もしだぜ?

次、道端でバッタリ会っちまう機会があったとしたらよ、

私の「推し」の話をさせろよな?

 

寒空の下で30分してやっから

 

やっぱ結構寒かったんで、少しプンプン。

 

推しには推しを。

倍返しです。

 

はい、

それだけの話でした。

では、さよなら。