こんにちは、ゆるウクです。
今回は、ウクレレのストローク(ストラミング)のコツをお伝えします。
音楽の3大要素は、リズム、メロディ、ハーモニーです。
ウクレレのストロークで大切なのは、3大要素のひとつ、リズムの取り方です。
リズムの取り方がしっかりしていると、とても上手な演奏に聞こえます。
- まずは4ビートと8ビートを覚えましょう。
- 左手でウクレレの弦を押さえて音を出さない(ミュート)ようにして、リズムを体に叩き込みましょう!
- 次に、ストロークに強弱をつけて弾くと、演奏にノリが生まれます。
- その後、8ビートの一部を空弾き(弾かない)すると、とてもカッコイイ演奏になります。
リズムの取り方を練習には、メトロノームの音に合わせて練習するのが良いです。
メトロノームの数種類のテンポがyoutubeで配信されていますので、これを利用すると良いと思います。
初めは、ゆっくり目の60BPMで練習しましょう
(BPMとは、1 分間の拍数のことで、数字が大きくなるほどテンポが速くなります)
このメトロノームの音に合わせて、下記の要領で、4ビート、8ビート、カッコイイ8ビートのストロークを練習しましょう。
この時、左手でウクレレの弦を押さえて音を出さない(ミュート)ようにしてください。
ウクレレの弦をミュートすることで、よりリズムをはっきりと意識できるようになります。
●4ビート
メトロノームの音が ”チ チ チ チ”と、音が鳴った時にウクレレの弦をダウンストロークで弾きます。アップストロークは空弾きします。長さ1小節分です。
●8ビート
メトロノームの音が ”チ チ チ チ”と、音が鳴った時にウクレレの弦をダウンストロークで弾き、”チ”と”チ”の間をアップストロークで弾きます。
8ビートは、空弾き無しです。長さ1小節分です。
●カッコイイ8ビート
8ビートの一部を空弾きすると、カッコイイ8ビートになります。
下記のように弾きます。長さ1小節分です。
●ここで重要!ストロークのコツ!
- ストロークの基本は8ビートです。8ビートはダウンストロークとアップストロークを交互に同じ間隔で繰り返して弾きます。
- ダウンストロークは人差し指の爪で、アップストロークは人差し指の爪の反対側の指の腹で弾いてください。
- これ重要!!⇒4ビートもカッコイイ8ビートも、右手の動きは8ビートと同じ、ダウンストロークとアップストロークを交互に同じ間隔で繰り返します!途中で右手の動きが止まらないようにしましょう!
- 4ビートとカッコイイ8ビートは、8ビートの一部を空弾きすればOK!!4ビートは8ビートの半分を空弾きします。8ビートの一部を空弾きすると、カッコイイ8ビートになります。
- リズムを覚えるには、リズムを口ずさんでみましょう。ラジオ体操のように「いち、に、さん、し」でも良いですし、ドリフのように「エン ヤー コーラ ヤット」でも良いです。
- メトロノームの音の2番目と4番目を強く弾くことを意識しましょう、そうするとリズムのノリが生まれ、演奏のレベルがアップします!!
慣れてきたら、少しテンポを速くして80BPMで、メトロノームの音の2番目と4番目を強く弾いて、ストロークに強弱をつけて弾いてみましょう。
- テンポ 80BPMで、4ビート4小節→8ビート4小節→カッコイイ8ビート4小節→4ビート4小節・・・をグルグルと連続して弾けるように練習しましょう。
- メトロノームの音の2番目と4番目を強く弾くことも忘れずに!
- 正しい構え方、弾き方で、これをなるべく長い時間、弾き続けられることを目標に、頑張ってみましょう!ウクレレの弦を押さえて音を出さない(ミュート)ので、あまり場所を選ばずに練習出来ると思います。
テンポは80BPM、4ビート4小節→8ビート4小節→カッコイイ8ビート4小節→4ビート4小節・・・をグルグルと連続して演奏している様子を動画にしましたので、参考になさってください。
慣れてくると、連続して長時間、弾き続けられるようになってきます。
長時間、弾き続けられるようになれば、8ビートのリズム習得完了!多くのノリの良い曲が弾けるようになります。
それでは!カッコイイ8ビートストロークでユーミンの「ルージュの伝言」を弾いてみましょう!
Aメロ(あのひとの ママに会うために ~ 家には帰らない)は、下記のコード進行で弾けます。コード記号1個が長さ1小節です。
C / C / Am / Am / C / C / Am / Am /
F / G / C / Am / F / G / C / G /
もっとカッコイイ8ビートにカッティングを加えて、デモ演奏してみました!
いかがでしょうか?この演奏も基本は8ビートのストロークです。
基本をしっかり覚えておいて練習を続けていると、ある日突然「あれっ?」と弾けるようになる瞬間が訪れます。(実際、ゆるウクも、そうでした)
是非お試しください!
今日はここまで!
次回もまた、様々なウクレレに関するコツについて、書いていきたいと思います。
おうちでゆるーくウクレレを楽しんでいきましょう!
ゆるウク