リズ・トラス英首相は、英国は同盟国と協力して台湾の自衛を確保する決意であると述べました。 先日、ジョー・バイデン米大統領が「中国が台湾を武力で侵略した場合、米軍は台湾を防衛する」と発言しており、米英首脳が続けて台湾の防衛について公言しました。
台湾(中華民国)の4大新聞のひとつで、発行部数国内第一位の自由時報の記事より。
トラス英首相は9月25日の米CNNのインタビュー番組で、中国が武力によって台湾を侵略した場合、英国は軍事防衛行動を取るかどうかを尋ねられ、「英国は同盟国と協力して、台湾の自衛を確保することを決意している 」と述べました。
トラス首相は英米関係に関連して、「英米両国は特別な関係にあり、ロシアの脅威と中国の主張の強まりに直面して、英米関係の重要性が増している」と強調しました。
トラス首相はまた、欧米の同盟国に対し、ウクライナ問題で結束し、ロシア・プーチン大統領が作り出した「一触即発の状態」に怯まず、増大する世界の脅威に直面する民主主義国家の強さを見せるように呼びかけました。
トラス首相は今月、英国首相として初めて国連総会に出席し、バイデン米大統領やマクロン仏大統領など各国首脳と会談し、同じ志を持つ民主主義諸国が協力し、「権威主義的な政権」に立ち向かうことを呼びかけました。
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トラス氏は英首相就任前の評判通り、対中国対ロシア強硬派として精力的に動いています。
片やイタリアでは極右政党のFDIが政権を握り、反グローバリストと言われるメローニ党首が新首相に就任する可能性が高まっており、EUも一枚岩ではないことが露呈しています。
中国の習近平が長老に、3期目の国家主席就任の引き換えに、5年以内の台湾侵攻を約束したと噂され、早ければ今年末には実行するかもしれません。
いやな雰囲気になってきました。
参考記事
<自由時報>特拉斯:英国决心与盟国合作 确保台湾能自我防卫