半分野良猫な社労士の憂鬱

半分野良ネコみたいな企業勤務社労士の資格取得体験や日々のよもやま話をしたりするブログです。

節電体制下の社労士試験

今年の夏は暑くなりそうなのといろいろな要因で、電力が足りたり足りなかったりしてます。果ては節電ポイントなどというわけのわからない政策まで検討されている始末。ウクライナ情勢や円安の余波もあり、電気料金も高くなりそうです。

 

とは言え酷暑の試験とコロナで定期的な換気が必要ですので、会場の冷房はガンガンにかけるとは思います。

 

さておき、今世紀に入って最大の「節電の夏」となったのが東日本大震災直後です福島原発が事故を起こし被害を受けた発電所もあったことで全国的に長期間の節電体制下となりました。

 

この時、実は社労士試験も影響を受けています。もう10年も昔の話ですので知らない人が多いと思いますし私も話を聞くだけで当時を知るわけではないのですが、ともかく酷暑の中の試験です。会場の冷房をブン回すという節電とは程遠い社労士試験で、できるだけ節電しようと「ある対策」がなされました。

 

まず試験開始時間を早めます。そして早く試験を終わらせようと「午前択一試験・午後選択試験」という試験日程が組まれました

 

考えてみると恐ろしいですよね。午前中からスタミナを奪う択一試験を受けさせられ、午後から難問奇問で脳が煮られる選択式試験を行う。確かに午後3時までに試験が終わるので地球には優しいですが、受験生には厳しいです。

 

ほんの数年のことでしたが、そんなことをしていた時代もあったそうです。さすがに今年の試験要項はすでに公開されていますので今年の試験がそんなことにならないとは思いますが、世界的エネルギー情勢が悪化し来年さらに節電省エネが続くとなると、もしかしたら「午前択一・午後選択」という試験態勢になるかもしれません

 

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