【Beauty Newbie(2023)】監督はTheShipperのP'Mui | みそのブログ

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Winの新作ドラマ、Beauty Newbieまとめ!




共演のBaifernさん。『ニラの復讐(2017)』で初めてみた時、凄く好きになりました。




性転換してまで、母を追い詰めた憎い父と叔母に復讐を誓うニラは痺れるほど魅力的で、みそ正直一番綺麗だと思うタイ女優さんかも✨



(Cr.baifernbah IG)


役柄でも、元男性の役だったんですが、なんとなく男性的な強さというか、逞しさを感じる美しさなんですよね。三白眼というか目の大きさに比べ黒目が少し小さくて、見上げると冷たさを感じるの。そこが彼女をとても個性的に見せてると思います。口元はあくまで儚げな感じなんですが、そのバランスが完璧。アンドロイドみたいな完成された美しさがWinのユニセックスな感じに通じる気もする。とても絵になる2人だと思います。兄弟だとしたら、姉と弟だよね〜。



30歳。年齢差も結構あるね😳


【原作は韓国ドラマ"私のIDはカンナム美人"】


Amazon PrimeでもUnextでも観れます。



あらすじ


幼い頃から容姿のことでいじめを受けていたミレは、せめて普通の人のように生きたいと大学入学を機に美容整形を決意。生まれ変わった姿で大学の化学科に入学するが、中学の同級生だったギョンソクと再会してしまう。周囲に昔の顔が知られるのを恐れたミレは、ギョンソクに秘密にしてほしいと頼む。

(参照元)



ハングル版のポスターの方がずっと素敵くない?何故いつも妙にポップにしてしまうのか....(ボソっ)


【Trailarを味わってみる】


"Miss醜い女王"とまで揶揄された高校時代。


顔を全て美容整形し変身を遂げたPrima。


「女は戦わざるを得ない生き物なのよ」



しかし大学で、昔のイケメン同級生Karinと会ってしまいます。



「....なんで整形手術なんかしたの」


「そんなに可愛くなる必然ある?」


「....貴方みたいに生まれつき容姿に恵まれている人にはわからないわ」


もし理解できたところで、友達以上にはなれない私達....。だって貴方みたいに生まれながらに美しい人には、やっぱり生まれながらに美しい人が似合うに決まってる。



そう、あの娘みたいな....


そこに現れた新たな人物。


「僕となら、素でいられる?」




【監督のP'Muiは"The Shipper"の....愛の多様性について】



左端が監督のP'Muiさん。出演者かなって思うほど、可愛らしい方ですがチュラ大卒の超才媛です✨ご自身はNatural Born Beautyだよね。

これ、私大好きで。テーマ・The Shipperに最終回まで記事書いてます。その時のP'Mui監督のインタビューが凄く深くてよかったんだよね。書こうと思って下書きに放置していた動画を発掘してみたよ。


【P'MuiがThe Shipper the seriesに込めた想い】

The shipper directors intervew



日本語字幕ついているので見やすいです。リンク先より一部引用になります。

「タイにはたくさんのBLシリーズがありますが、でも実際タイのシリーズではShipper(腐女子)について誰も話していません。それで腐女子についてもっと探りたいと思い、我々は腐女子についての物語を書こうと決めました。愛の多様性を表現したいと思いました。今まで、タイのメディアでは腐女子の恋愛について、取り上げられることはありませんでした。」

「何が良い悪いではなく、出来るだけ沢山の側面を見せたかったのです」

「ただ、自分の好きな人と身体が入れ替わるのではなく、これは密かにファンタジー化している誰かなのです。我々はこのシチュエーションを恋愛において"オブザーバー"(観察者)が本物のプレーヤーになる状況と、定義しています。そしてプレーヤーとして出来ること、出来ないことがあり、手に負えること・おえないことがあります」

👤腐女子は自分の推しが最高の人と結ばれて欲しいと思っている事について

「自分こそ、誰かにとっての"ベスト"になりうるなんて考えない腐女子たちは、誰かにとって十分価値があるんです。」


👤もし貴女が推しと入れ替わったら?

↑急に嬉しそうな監督🥰ウンウン、全女性の夢だわ〜。ちなみに監督のゴーストシップ⛴はKhetWay❣️


「スタッフに腐女子がいて、空想の関係性やそれをどう楽しんでいるのか、momentと呼ぶに相応しいのか、彼女に確認しました。(Firstに腐女子を理解させるために) Prigkhingをロールモデルにしました」
「Prigkhingはファンガールなんです。いつもアーティストに夢中でイベントやコンサートに駆けつけています。ファンガールのエネルギーは腐女子のエネルギーと同じなんです。」


「これが誰かをとーーーっても好きだけど、自分のものとして求めている訳ではないという事です。」


「一部の腐女子は愛される事を恐れていて、自分たちは誰かに愛さるほど価値があると思ってないから自分達を現実の恋愛から遠ざけていると説明しました。そのメッセージはたくさんのファンの心を打ち、これが現実生活でおきている事だと教えてくれました。」

👤タイのBLシリーズの未来について
「10年この業界で働いてきて、昔トランスジェンダーを主役にした話を書きましたが却下されました」



「当時、タイではそんな話は無理だと言われたのです。でも今のBLブームを、愛は男女関係だけではないとという事を示す絶好の機会だと捉えています。社会の愛の多様性を作り出すことができるYシリーズの更なる発展をみたいと思っています」


この記事をみて、この監督は本当に女性の気持ちがよくわかっている、と凄く好きになりました。

明らかに私の中で、コンプレックスのように感じていたものが認めてもらえたような気がしました。正直、ここまでブログを続けてこれた力のひとつになった作品だと思います。


今回は容姿にコンプレックスを持つ、女性に焦点をあてた物語。


実は普段なら観ないタイプの作品なんだけど🤣(正直)、WinとBaifernさんが好きだから観る!そして、P'Mui監督が選んだ作品だからきっと、Winの代表作になるシリーズになる気がしています。

Win〜Susu〜👊