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糖尿病でも「あんこ」が食べたい! 自家製あんこを作ってみた

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糖尿病になってしまっても、たまに、そして少しくらいなら甘いものだって食べられるのですが、その「たまに」「少し」がなかなか難しいですよね。

もともと粒あんが大好きな夫。

糖尿病とわかる前は5個入りの小さなアンパンをこっそり買ってきて、一人で食べてしまうこともありました。

今はちゃんと我慢しているのでエライ!

でもテレビなんかで美味しそうにタレントさんが食べているのを見ると

夫
わ~今川焼食べたいなぁ

そりゃそうです。

私も食べたい。

ということで、今回はあんこを作ってみることにしました(*´▽`*)

管理栄養士として、「おやつの上手な食べ方」についてもご紹介します。

「あずき」も糖質ですから

あんこは小豆からできています。(知ってますよね😅)

小豆に大量に砂糖を入れて練ったのがあんこです。

なので今回は砂糖の代わりにカロリー0の「ラカントS」を使って作ったのですが、残念ながら小豆自体も糖質の多い食品なので、カロリー0というわけにはいきませんし、糖質もある程度はあります。

小豆は「糖尿病食事療法のための食品交換表」でいう表1の食品です。

1単位(80kcal): 乾燥あずき25g ゆであずき60g

でも、普段のあんこを食べることを考えると、ラカントで作るあんこは1/2~1/3くらいのカロリーになるので、100gくらい食べても良いんじゃないかなと思います。(糖質も約半分にはなるので)

表1の何かを減らすとなお良いですけどね。

時間があれば簡単にできる! 糖質カットの手作りあんこ

小豆は水に浸けておく必要がないのですぐに煮始めることができます。

でもやわらかくなるまで煮るには、やはりそれなりに時間はかかります😅

あんこが食べたいなら頑張りましょう♬

【材料】およそ800gできました

  • 乾燥あずき 250g 1袋
  • ラカントS 200g お好みで調整してね
  • 塩     0.5g

さっと小豆を洗って、鍋にたっぷりの水と一緒に入れて火にかけ、5分茹でる。

アク抜きなので、このお湯は捨てます。

さっと洗ったら、またたっぷりの水を入れて弱火で1時間から1時間半くらい煮ます。

この間に気をつけることは

  • 小豆がお湯から出ないようにする
  • 混ぜない(混ぜると皮がむけちゃいます)
  • 出てきたアクを取る

煮ている間に、調味料を量っておきます。

最初は100gくらいにしておいて、好みの量で調整した方が良いです。

小豆が指先で押してつぶれるくらいになったら、ひたひたになるようにお湯を捨て、ラカントを2~3回に分けて入れます。

塩も投入。

 

煮詰めていきます。

あんこは冷めると固くなるので「少し緩いかな・・・」ってところでやめるといい感じに仕上がります。

800gできたので、4つに分けて3つは冷凍しました😊

ラップに包んで保存袋に入れて冷凍します。食べる時は自然解凍かレンジで解凍。

間違って4つ目も包んでしまった💦

ホットケーキミックスで今川焼風

とは言いましたが、今川焼にはほど遠い感じ😔 ごめんなさい。

 

あんこだけ食べるわけにもいかず、とりあえず家にあったホットケーキミックスで焼いたので、皮はふっくらしちゃいました。

もっと薄皮のが食べたかったな・・・

そしてホットケーキミックスだってもちろん糖質です!

これはごはん減らさないとですね!

【材料】8個分

  • ホットケーキミックス150g
  • 卵 1個
  • 豆乳(牛乳無くて💦)150ml
  • 油 薄く塗る程度
  • 手作りあんこ 200g

気持ち低糖質の豆乳にしたけどね(笑)

今回はホットサンドメーカーで焼いてみました。

 

この時点ですでにふっくらしてしまっています( ;∀;)

 

あんこ入りホットケーキですわね(笑)

これ1個でだいたい140kcal 糖質20gくらいです。(ホットケーキミックスの仕業)

普通の今川焼は200kcalくらいで糖質も倍以上なので、それよりはかなり低めですけどね。

薄皮の作り方研究します”(-“”-)”

あんこだけ食べるか?

 

手作りあんこ感想

ラカントの独特の感じなんですけど、私は若干苦みを感じるような気がしました。

でも夫は「美味しい😍😍😍」って食べていましたよ。

見た目も味も、さほど普通のあんことは変わらないと思います。

あんこが出来上がるまで夫に何度か味見をしてもらったら、ラカント100gから始めたけど結局200gほど入れることになっちゃいました。甘党め!

ラカントは0kcalですけど、大量に食べるとお腹が緩くなることがあるので注意してくださいね。

そして、甘いものに慣れ過ぎたら、もっともっとと我慢できなくなるので、できるだけ量は控えめに。

何度も言いますが、小豆もカロリーありますから😅

 

上手なおやつの食べ方

昔、高齢女性の患者さんが超高血糖で運ばれてきました。

意識を失っておられたのですが、その前に10個以上お饅頭を食べ、ジュースも大量に飲んだって言うんです。

「なぜそんなに?!」と回復してから尋ねると

患者さん
患者さん
きちんと食事療法して、ずっと大好きなお饅頭も食べないでいたんだけど、もうね・・・いてもたってもいられなくなって。えい!食べてしまえ😣って一気に食べたの 

そんなに食べられるもんなのね…と驚きました。

反動で食べすぎちゃうのはすごく怖いですね。

その時、我慢しすぎたらダメだなと強く思いました。

我慢できる限界もある。

 

なのでここで、上手におやつを食べる方法をお話します。

上手なおやつの食べ方
  1. カロリー内に収まるように、表1の何かを減らす
  2. 食べるタイミングを考える
  3. 低カロリー・低糖質を選ぶ
  4. ご褒美として、味わってゆっくり食べる

 

食べる時間やタイミングって、普通は10時15時に食べるのが良いとされています。分食のすすめと言うか。

ですが、糖尿病の人は別です。

せっかく血糖値が下がり始めるところで食べちゃうとまた上がるし、もともと下がりにくいのでホップステップジャンプ!でめっちゃ高くなるんですよ。

なので、どうしても食べたい場合は食事の後すぐに食べるか、薬が効いている時間、運動や活動をする前などに食べた方が良いです。

 

カロリーと糖質はやはりずっと気にしておくべきなので、商品を購入する際は栄養表示をチェックする習慣をつけましょう。

食べ過ぎそうなときは夕食のごはんを減らすなど、1日のカロリーができるだけ増えないように注意するのも大切です。

ミント
ミント
もちろん基本は食事なので、おやつが取って代わるようなことのないように(笑)

 

そして、お腹が空いたから食べるとか、何となく食べるというものではなく、特別なものとして楽しく味わいながら食べるようにしてはいかがでしょうか?

早食いは食べすぎるし、血糖値も上がりますしね。

 

まとめ

おやつをご褒美として特別なものにするためにも、手作りに時間をかけるのも良いかもしれません。

ただ、ラカントなどの甘味料は砂糖と比べて結構なお値段がします😅

時間がない方や手作りが苦手な方には、市販でも工夫された低糖質なお菓子がいろいろあります。

手作りでも高くつくなら、市販にするのも一つですね。

食べないで我慢できるならそれが一番ですが、上手にお食事を調整して、たまにはご褒美として食べるのはいいんじゃないかな・・・と私は思います。

長く続けることが大事な食事療法。

ストレス溜めずに一緒に頑張りましょうね♬



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