こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

[ジブリ酒]醸し人九平次 > クシャナ(風の谷のナウシカ)

醸し人九平次かもしびとくへいじ 火と月の間に 純米吟醸 山田錦

力強い 上質辛口 燗専用

醸し人九平次

醸し人九平次の燗専用酒です。飲んでみたかったんですよね、これ。いただいたのは、最近お気に入りになったお店。こちら、いま飲めるお酒を毎日アップしてくれてるんです。だから、通勤の通り道からは外れてるんだけど、つい寄っちゃいます。この日も、九平次さんを目当てに、ラストオーダー間際に伺いました。

冷や(常温)で味見すると、辛ズバちょい苦! うん。普段の九平次さんと全然違う!

それでは本番。熱燗(50℃)から始めます。
香りは辛アルふおーー!!
口に含むと、キリっと辛口。冷やの時の苦味は消えて旨スパッ。切れ味鋭いようでいて、余韻はじんわり。甘味はほんのわずかで、ほとんど感じません。

ぬる燗(40℃)くらいになると、かすかな甘味と酸味を感じるようになって、人肌燗(35℃)くらいで出てくる苦みもアリ。でも好きだったのは上燗(45℃)~熱燗(50℃)くらいですね。

やっぱり普段の九平次さんとは全く違う辛口でした。でも、きれいなのは同じ。

ジブリで例えると「風の谷のナウシカ」のクシャナナウシカと対になるもう一人のヒロインなんだけど、甘いところは全くなくて、意志の力が強いです。

クシャナナウシカが対になってるというのは、クシャナ(Cusianaa)とナウシカ(Nausicaa)のスペルがアナグラムになってることでも明らかです。それにそもそも映画タイトル画面のタペストリーも、上がナウシカクシャナを表してるんですよね。映画での活躍はそれほどでもなかったけど、漫画版ではもっと魅力的。
風の谷のナウシカ

それと、クシャナの考察で面白かったのは、博多佐之助さんという方のブログの記事。「クシャナは物語が進むごとに服装が軽くなる。それは心の開放にリンクしているのでは?」とのこと。 おおお!なるほど! これは刺さりました!

満足度:★★★★☆

醸し人九平次

醸し人九平次

 

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