今回は検査用機材について学習していきます。
検査用機材
検査用機器
電器工作物の検査に使用する計器を覚えましょう。
交流電圧器
交流電圧を測定するための計器。目盛り盤のVあるいはkVの表記が目印。
交流電流計
交流電流を測定するための計器。目盛り板のAあるいはmAの表記が目印。
周波数計
周波数を測定するための計器。目盛り板のHzあるいはkHzの表記が目印。
回路計(テスター)
電圧や電流、抵抗を測定する計器。レンジ切り替えのダイヤルがある。
電力量計
使用電力量を計測する計器。
デジタル表示計電力量計
使用電力量だけではなく、力率などの変化も記録できるデジタル式電力量計。
クランプメータ
電線を挟み込んで電流を測る計器。電線1本を挟めば負荷電流を、全部の電線を挟み込んで漏えい電流(mA)を測定する。
高圧検電器
高圧電路の充電状態を確認するための計器。
検相器
低圧三相交流の相順を調べるための計器。
高圧検相器
高圧電路の相順を確認するための計器。
絶縁抵抗計
低圧電路の絶縁抵抗を測定する計器、MΩの表記が目印
接地抵抗計
接地抵抗を測定する計器。2本の補助接地棒が付属している。
照度計
照度を計測する計器。lxあるいはLuxの表記が目印。
まとめ
①計器の用途は、目盛り板に表記された記号で判別する
②クランプメータは、停電しないで計器を取り付けられる
③絶縁抵抗計、接地抵抗計、回路計は三種の神器
④自家用電器工作物の工事営業所なら低圧・高圧検電器
今回は検査用機材について学習しました。第1種電気工事士の試験には必須の項目となりますので、よく理解しておきましょう!
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