コロナで緊急事態宣言の中、東京オリンピック2020が一年遅れで始まる。競技の大半が無観客であり、開会式にも招待される関係者も千人ほどにとどまるらしい。凄い額の税金を投入し、開催時期すら一年遅らせて実施されるものになる。いろいろと例外尽くしのオリンピックである。
東京オリンピック2020が一年遅れで始まる
東京オリンピックが決定した時には、2020年に東京で行われることになるオリンピックを、とても、楽しみにしていた。
コロナが全世界で猛威を振るい、当初予定されていた2020年から、一年遅れで開催される形になる。
それでも、機会があれば、観戦に行きたいと思っていたところ、大半の競技が無観客で行われることになる。
2021年夏、海外では、観客を入れたイベントが増えてきていただけに、東京都の決定に納得がいかない。小池都知事でなければ、もっと、楽しめるオリンピックになったと思うと悲しい。
マスメディアの報道の在り方にも、問題があった。
コロナ報道、オリンピック開催反対報道などを通して、スポンサー企業すら、期待しない物になってしまった。
報道の在り方が少し違えば、オリンピックを見るためにテレビなどももっと売れただろうし、日本中が盛り上がって開会につながったと思う。
これだけ、ネガティブキャンペーンをすれば、スポンサー企業へのメリットは何も感じない。
そうは言っても、オリンピックは成功してほしい
福島の復興を世界に発信する場になるはずであった東京オリンピック。コロナ騒動で暗い気持ちになりがちであった雰囲気を明るいものにしてくれるイベントであった。
今のメディアは、ちょうど、転換期ですたれていく。オリンピックを境に明確になっていくと思うので、最後の足掻きがわずらわしいなぁぐらいに考えるしかない。
海外で行われるオリンピック、世界陸上、ワールドカップなどを観るのと、それほど変わらないもの、または、少し毛が生えたぐらいのものになってしまった。
観る側としては、そんな感じで我慢するしかない。でも、競技をする人たちのことを考えると、オリンピック、パラリンピックを成功してほしい。
2021年7月23日 東京オリンピック開会式
本当は、世界中から東京にオリンピックを観戦しに来てほしかった。そして、日本の良さを少しでも体験してほしかった。
何年か後に思い出して、日本へ観光に行ってみたいと思ってもらえる大会にしてほしい。異例尽くめで大変な大会になった。
直前までごたごたとした。お粗末な動きだった。運営方針も直前まで変更がなされた。
大会関係者の責任問題などでメディアはネガティブキャンペーンを繰り返した。その影響で、スポンサー企業はオリンピックから敬遠する形で距離を置くようになる。
暗い雰囲気だ。
そんな中、昨日、女子ソフトボールの競技が始まった。日本にとって幸先の良いスタートになった。
明日、開会式が行われる。まだ、メディアでは、開会式を中止にしろなどと放送をしている。頭にくるがそこは冷静に大人の対応をしておきたい。
頑張れ、ニッポン。
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