(引用)
「具一切功徳 慈眼視衆生」
(一切の功徳を具し、
慈眼をもて衆生を視、)

観音さまにはあらゆる功徳が具わっています。
その慈しみの眼でわれわれを見守ってくれています。

あたかも母親が慈愛の眼でわが子を見守るように常にわれわれ衆生を見守っているのです。
そしていつでもどこでも衆生の苦悩の声を聞きつけ、
例え餓鬼界であれ地獄界であれ
その真只中に飛び込んできてくださるのです。
**.*.***.*.***.*.**

以前にも書いたのですが、
母の戒名の中に【慈眼】という言葉があり、
住職さんにお願いする時に、
母の仕事も今一度聞いて下さり、
いろいろ考えてくださったようです

教えてもらった時に気になって、
【慈眼】について調べたのですが、
『観音経』にもある言葉でした

本当に、偶然に、
いろいろ思い出していた時に、
長く、よく分からなかったことが繋がってきて、
母が生きているうちにそのことが分かっていた方が良かったのか、
今、分かって、
それが、これからに何か関わってくるのか・・
気づけたことは良かったと思います

私のところ(宗派)は、
戒名を付けてもらうことは、
仏の弟子になったということでもありますので、
母も、観音さまのようになるために、
仏道修行をしているところと思います

供養することで、一層、
母やご先祖さまも修行に励むことができて、
そのことによって、
私たちも、安泰に暮らすことができると思います(宗派によるかもしれませんが)ので、
できる限りのことをしていきたいと思います

先祖供養をすることは、
自分たちの安泰を願うことだと思っているところがありますし、
その中で、不思議と、
不思議なことがあるとも感じています
現実にいなくても、
いろいろ教えてくれるといいますか

祖母は、ずっと日記を書いていて、
ほとんど、備忘録という感じですが、
晩年の頃のものを何冊か手元に残していて、
お寺さんに、季節に贈り物などしていたことも書かれていて、
祖母は、熱心に先祖供養をしていたと思います

先祖供養のことでもいろいろあり、
私の考えはだいたい決めたのですが、
そんなこともあり、
いろいろ思い出したりすることも多いです

生きている人が一番いいようにと思いますけれど、
なかなか、全てを片付けてしまうには、まだ、いろいろな思い出もありますし、
私ができるうちは、
いろいろやっていきたいと思います
今となっては遠方ですし、
お寺さんにもご迷惑にならないようにしたいとも思います

母のことを思いだしても、
自分のことに精一杯だったように感じますし、
この世から離れて、
気持ちも楽になって、
観音さまのような気持ちでいてくれたらいいです

祖母なら何と言うか・・
母なら何と言うか・・
まだ、時間はあるので、
状況も変わるかもしれませんし、
一番良い方法ができるといいです🍀

🍀

片付けを進めたいと思っていて、
なかなか手入れも大変なのですけれど、
幸い、このことは、思う通りになったので良かったです

親戚のおばさまにも、
祖父母も喜んでいると思う・・と言ってもらえて、
そう、言ってもらえたことがありがたいことでした
私は遠方でなかなか行けないお墓参りにも、
何かとご報告に来てくださるようですし

母が祖父母に買ってもらったピアノも、いつか調律したいとも思うのですけれどね🍀
それを手離さなくて良かったです