↑のつづき。

さて、次の目的地への行き方をGoogle Mapで確認したところ、、その道のりは先ほどの御皇城山皇祖皇太神宮の向こう側にあった。



とりあえず、御皇城山に戻って、先に行ける道を探した。



MAPとは少しそれていたが、謎の道を発見。




不安より好奇心が勝ち、この謎の道を進んでみた。
※立ち入り禁止とかではないです。


ワタシを拒絶するかのような、竹林。


まるで嵐の後のようだ。


なんとかかんとか降りていくと、拓けた場所に出た。

少しホッとした。

ここは、『平奥竜神谷』と呼ばれているらしい。



どうやら滝があるらしい。

こんなとこスーツと革靴で来る変人はワタシだけだろう。


『金屋平奥橋』と書いてある。


『夫婦滝』。

白い看板には「呉羽丘陵学びの山プロジェクト」と書いてあった。

未来の子供たちに豊かな国土を引き継ぐために、小中学生の「森の学び」を支援している。


『金屋幻の滝』



なんとなくわかってきた。

ワタシはこの呉羽山を越えて、向こうの町まで行こうとしているのだ(意図せず)。



さらに登りの道を見つけたので進む。

昨日の雨の影響で、靴はぐちゃぐちゃである。


平奥竜神谷、ひとときの癒しをありがとうございました。



さらにドンドン登ります。

 



かなり登ってきた。



美しい山道。



山の上の鉄塔はつねに重要な場所に建っている気がする。

 


地図を発見。

まるで日本列島の縮小版のようだ。


 

大きな道路に出た。

山は越えた。



なだらかな丘がある。

大昔からここらには人が住んでいたのかもしれない。



丘の上から町並みが見える。

方向的に、昨日赴いた呉羽の町だと推測。



田舎道って良い。




やっとたどり着いた。

目的地『速星神社』である。


拝殿。

『速星神社』

鎮座地 富山県富山市住吉
創建 西暦1704年(宝永元年)
祭神 五十筒男命(イワツツノオノミコト)

別名 金草之宮


富山県富山市婦中町速星にも同名の神社が鎮座しており、そちらの速星神社の創建は不詳。

創建当初は、御門神社と称されていたのだそうな。



横から本殿。


切り株の傷が「星」みたいだった。



「速星(はやぼし)」という地名の由来は、速星神社からというが、その大元はよくわからなかった。

名前から連想するのは「隕石」や「流れ星」だ。


祭神の五十筒男命とは、一説『磐裂神(イワサク)・根裂神(ネサク)』とも同神とされている。

また、磐裂神・根裂神の子として磐筒男神・磐筒女神が生まれたともされ、この両神の子が経津主神(フツヌシ)であるとも言われている。

五十筒男命(イワツツノオ)の「筒(つつ)」は「星」を表す言葉でもあり、当社の鎮座地が「住吉」であることから、オリオン座の三ツ星とも言われる
『住吉三神』
★底筒男命(そこつつのおのみこと)
★中筒男命(なかつつのおのみこと)
★表筒男命(うわつつのおのみこと)
とも関連してくるのではなかろうか。

実は、住吉三神を「一柱」とした場合、
『塩土老翁』とも呼ばれているらしいということを知った時には、度肝を抜かれた。

前述したとおり、「磐筒男神・磐筒女神が生まれたともされ、この両神の子が経津主神(フツヌシ)であるとも言われている」ということは重要である。


塩土老翁は、フツヌシとタケミカヅチの東国平定を導いた神である。



今回上げた説を全て信じるのであれば、塩土老翁とフツヌシは、血が繋がっているということである。


また、塩土老翁は、武内宿禰とも関係してくる。

塩土老翁を別名に持つ住吉三神。

つまり、塩土老翁は三柱いた可能性もあるのだが、300年以上生きた伝説を持つ初代武内宿禰もまた、実は三人いたと言われているからである。

そして、住吉三神と武内宿禰のキーワードで浮かび上がるのは、『神功皇后』。



どうやら、昨年末から『星』がテーマとなっているワタシの旅。




五十筒男命は、「五十(イワ)」と読むが、スサノオの子『イタケル(またはイソタケル)』も『五十猛神』という漢字が当てられている。

「五十」は「イソ」とも「イワ」とも読むのである。

「イワツツ」は星を表しているのではなかろうか。


シリウスの和名は『石籠星(いづらぼし)』。

神功皇后に竜宮の珠を与えた『阿曇磯良』。

山幸彦を竜宮に案内した『塩土老翁』。


とても重要な意味がある(気がする)。



よし、次に向かいましょう。

ありがとうございました。



次の目的地に向かう途中、貴船社があったので、参拝した。

地元に大事にされている神社のように感じた。



初めての富山は、面白い場所で溢れている。

色々なものが目にとまり、全然先に進まない(笑)


ほんとうに良いです富山県。


さて、ここからさらに歩く。


次に参拝した神社の祭神には、まさに『武内宿禰』が祀られている神社である(行ってはじめて気づいた)。


また繋がってきましたね。


つくづく、思う。


点(星)と点(星)を線で結ぶと、今まで見えなかったモノが浮かび上がる。

ヒトはそれを『星座』と呼びます。



つづく。


ではまた❗

2023/01/17



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