皆さん、こんにちは(^^)/

今日は強迫症や不安症の根っこ部分にある

【べき思考】についてお伝えしていきます★

 

不安や強迫の問題で悩む方は、

すべてのことを

「~すべき」「~しなければいけない」

考え過ぎてしまう『べき思考』

何もかも「完璧にコントロールしないといけない」と考える

『行き過ぎた完璧主義』を持っていることが多いのです。

 

例えば‥

・物事は絶対に失敗したり、間違ってはいけない…

・どんな人の気持ちにも絶対に応えなければいけない…

・どんな時も堂々としていなければいけない…

・すべての場所が完璧に清潔でキレイでなければいけない…

など、

過剰なまでに「絶対に~するべき/しなければいけない」と考えていることが多くあります。

 

そして、

「~しなければいけない。~するべきだ。」

という風に考えることで、

自分自身についても

「こうあるべきだ」という理想とする姿を固定化して、

現実の自分自身の姿や

心の中の無意識の領域や感情の流れ

周りの人々や現実の状況に至るまで

理屈によってコントロールしていこうとします。

そうすることで、理想と現実の間に解離が生じ

現実の状況と折り合いをつけることが出来なくなって、

色々な無理が生じてくることになってくるのです。。

 

結果として、

このように考えてしまうことによって、

自分の中に自然に存在している

人間なら誰しも持っているであろう

不安/あいまいさ/足りなさ/弱さ/矛盾をいけないものだと考えてしまい、

ありのままの自分自身を受け入れることが出来ないで苦しんでしまうことになるのです。

 

また、その不安やあいまいさ、矛盾などを

「べき思考」によって

徹底的に消去しようとしたり、完璧に打ち消そうとすることで、

その少しくらいあってもよい不安や症状に

限りなく注目してしまって、

強迫症や不安症の悪循環の問題にまで発展していってしまうのです。。

 

仮に、そこから様々な回復方法によって

少しずつ強迫や不安の症状がゆるんできて

実際の生活に入っていけたとしても、

この『べき思考』が強すぎると、職場や家庭でも

「これは~しなければいけないのに‥」

と仕事や家事のやり方でぶつかったり、

「この場合は~こうあるべきなのに…」

と人間関係でぶつかってしまって、

うまく適応することが出来ず、強いストレスが生じ、

治りかけていた症状が、また再発していくるという風に繰り返される場合もあるのです。

 

だからこそ、

強迫症や不安症の問題を根本的に解きほぐしていくためには、この『べき思考』の部分を少し緩めていく必要があるのですね。

 

ここで必要になってくることが、

「あるがまま」の姿勢になってくるのですが、

長くなってしまいますので、、

こちらについては、『強迫症&不安症からの回復のステップ』や別の記事を参照して頂ければと思います(^^)

 

 

~あとがき~

強迫症や不安症で悩んでいた学生時代に

色々気になり過ぎて、考え過ぎて、頭がパンクしそうになっていた時、よく山登りに行っていたことを思い出しました🏔

当時は、何か目的をもってそうしていたわけではなかったですが、

今考えると、無意識的に

自然の中をある意味何も考えずに歩き続けることで、

不安や強迫で乱高下する感情を落ち着かせ、

自分の中の「べき思考」を時間をかけてほぐしていたのかなぁと

思い出しました。

 

 

<特選コラム:ご本人向け>

【回復の過程の全体像】が知りたい方に。

『強迫症&不安症からの回復の8ステップ』

◆生活での【具体的な対処方法】はこちら★

『強迫症の悪循環を打破する21の指針』

◆回復に【必ず必要になること】とは?

『強迫症から回復するたった一つの法則』

 

<特選コラム:親御さん向け>

◆悩む子供に【家族が出来ること】とは?

『家族の悪循環を抜け出す3ステップ』

◆悪循環をほぐす【共感的会話術】とは?

『共感的コミュニケーションの取り方』

 

すべて公式LINEから無料で読むことが出来ます☆

友だち追加

公式LINEについて詳細♪

カウンセラープロフィール