こんにちは。

 

気が付いたら、人生の半分以上オーストラリアに住んでる事になっていた、シングルマザー歴22年、リメディアルセラピスト、桔梗のブログの部屋へようこそ。おねがい

 

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私のオーストラリアの人生経験、国際結婚、DV、国際離婚、裁判、鬱、カウンセリング...人生最大の激動の頃については

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山火事を防ぐ為の『山焼き』

 

 

 

 

Dream Countryのこれまでのストリーはコチラダウンダウンダウン

 

 

 

 

 

 

 

東京の、とあるバーでアリスと出会った事が縁でオーストラリアへやって来た日本人のケン。

 

 

オーストラリアの南で山火事を経験し、北では大洪水を経験した。

 

 

日本とは桁違いの大自然を要するオーストラリアでのレスキューの経験は、日本人のケンの想像を遥かに超える、全く新しい世界との出会いだったようだ。

 

 

当然の事であるが、留学期間が終わると日本へ帰らなければならない。

 

 

アリスも、当然私も、ケンは日本へ帰って行ったものと思っていた。

 

 

 

 

 

Covid-19のパンデミックが宣言され、オーストラリアは2020年の3月に鎖国をしている。

 

 

当然の事であるが、オーストラリアにいた多くの日本人留学生やワーホリは日本に帰国する事を選んだ。

 

 

一旦日本に帰ったら、もうオーストラリアへの渡航は出来ない。

 

 

 

 

 

それが...、

 

 

 

ケンは再びDream Countryへ舞い戻って来ていた。

 

 

 

 

つい先日、アリスは再びケンから電話を受け取った。

 

 

 

 

アリスが受け取った電話の、向こう側から聞こえて来たのは流暢なオーストラリアンイングリッシュだった。

 

 

 

アリス:「どなたですか?」

 

 

 

声の主に記憶が無いアリスは、そう聞いた。

 

 

 

ケン:「僕、レスキュー隊員やってたケンです。」

 

 

 

アリス:「え~っ?日本に帰ったんじゃなかったの?」

 

 

 

日本に帰った筈のレスキュー隊員のケンは、何故か鎖国中のオーストラリアにいた。

 

 

オーストラリアでのレスキューを体験し、オーストラリアの生活を体験したケンは、日本に帰った後、日本の習慣に馴染む事が出来なくなってしまったのだった。

 

 

 

私:「分かるわ~。私もワーキングホリデーの後日本に帰って、カルチャーショックになったもん。ショボーン

 

 

 

結局、ケンは仕事を辞め、ワーキングホリデーのビザを取ってオーストラリアへ戻って来る事にしたのだという。

 

 

 

オーストラリアに戻って来て、先ずケンはキャラバン(キャンピングカー)を購入した。

 

 

キャラバンパークで生活をするのが一番安いからだ。

 

 

そして、キャラバンがあれば、いつどんな時でも、何処へでも直ぐに移動が出来る。

 

 

 

 

ファームで一定の期間フルーツピッキングをすると、ワーキングホリデービザの延長が可能になる。

 

 

近年は、3年目のワーキングホリデービザの延長も可能になった。

 

 

ケンは、途中でドイツ人のワーホリ仲間が出来て、一緒にファームを移動して歩いたのだそうだ。

 

 

そして、QLD州のあるファーム(農場)にたどり着いた。

 

 

そこは、肉牛の放牧が主流なのだが、マンゴーの栽培もしているファームだった。

 

 

マンゴーの時期はマンゴーの収穫、そしてそれが終わると肉牛の出荷の為に群れを集めて来る。

 

 

 

映画『Australia』でも出て来たが、昔は牛の群れを追うのに人間が馬に乗って追っていた。(USAではカウボーイというが、オーストラリアではストックマンという)

 

 

今はオートバイや、それこそ広大な農場ではヘリコプターを使って牛を追う。

 

 

そう、それ位広い土地で牛を放牧しているということだ。

 

 

自衛隊にいたケンは、オートバイも乗れるし、それこそヘリコプターの操縦も出来る。

 

 

よく働くし、色んな事が出来るケンは、結構、ファームのオーナーに重宝されたのだそうだ。(そりゃそうだろう。ニヤリ

 

 

しかし、さすがにケンは馬には乗れなかった。(自衛隊でも乗馬はさすがにない😅)

 

 

なので、そのケンにファームのオーナーの娘さんのメロディが乗馬を教えてくれた。

 

 

ケンは日本の友人に頼んで、サンリオの『My Melody』のキャラクターT-シャツを送ってもらい、メロディに乗馬を教えてくれたお礼にあげたのだそうだ。(かなり気に入ったらしく、ファームで着ているのだとか。ラブラブ

 

 

 

 

ある日、メロディはケンを連れて農場を案内したのだそう。(車で)

 

 

 

メロディ:「ケン、Welcome to Northern Territory(ノーザンテリトリー)」

 

 

ケン:「Northern Territory???州にまたがってるの、このファーム?」

 

 

メロディ:「そう、そこから向こうがQueenslandで、こっちがNorthern Territory。」

 

 

 

メロディのお父さんのファームは、州をまたいでいた。

(因みに、Queensland州は日本の国土の4.8倍、Northern Territoryは3.8倍である。)

 

オレンジがノーザンテリトリー、緑がQueenslandダウン

 

 

 

 

そうこうしているうちに、メロディはケンのGirlfriendになった。

 

 

ケンは日本に彼女がいたのだが、仕事を辞めてオーストラリアに来る時、結局別れてしまったのだそう。

 

 

ドリームカントリーに心奪われた彼氏に、日本の彼女は残念ながら付いていけなかった。ショボーン

 

 

 

 

ケンは、ドリームカントリーに心を奪われてしまった。ラブ

 

 

でも、ケンの心情はめっちゃ分かる。

 

 

私も同じく、ドリームカントリーに心奪われて、彼氏を捨ててこっちに来てしまった人間だから。😓

 

 

 

 

そしてケンは、ドリームカントリーに移住するための手段を模索した。(結婚ではなかった)

 

 

 

(続く)

 

 

 

 

 

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