こんにちは。

 

気が付いたら、人生の半分以上オーストラリアに住んでる事になっていた、シングルマザー歴22年、リメディアルセラピスト、桔梗のブログの部屋へようこそ。おねがい

 

ご訪問ありがとうございます。グリーンハーツラブラブ

 

 

私のオーストラリアの人生経験、国際結婚、DV、国際離婚、裁判、鬱、カウンセリング...人生最大の激動の頃についてはコチラからどうぞ

 

 

先日の満月。スプリングブルック(自然遺産の山)からゴールドコーストの灯りが見える。

 

 

 

 

 

(1991年の9月頃からオーストラリアに住み始めたよなぁ...って事は、このクリスマスは31回目???時経つの、早っ!!)

 

 

 

実際には1984年に初めてオーストラリアに来た時、ひもじい真夏のクリスマスを経験してるので、それを合わせると32回目になる。ダウン ダウン ダウン

 

 

 

 

 

 

今では北半球の寒いクリスマスより、暑いクリスマスの方が当たり前になってしまった...。(すっかりオージー😅)

 

 

 

結婚してから1998年までのクリスマスは、DV元夫の家族と過ごすのが普通だった。

 

 

1999年以降は、つい近年までクリスマスは嫌なイベントになってしまっていたけど(DV元夫との別居がクリスマスに絡んでいたから)、ここ3年くらいはクリスマスツリーやクリスマスリースを飾るようになった。

ダウン

 

 

 

 

 

理由は、人類学者アリスのクリスマスの由来の話を聞いてから。

 

 

 

私は3歳からカトリック教会が経営する幼稚園と保育園に3年通い、小学校に上がってからも学童保育に2年通った。(小3から鍵っ子🔑)

 

ちゃんと宗教のお勉強の時間もあって、クリスマスはジーザス(イエス)の誕生日と習った。

 

 

でも、アリスに教えられたが、実際のところクリスマスはのジーザスの誕生日ではなく、ジーザスの誕生を祝うお祭りなのであった。(降誕祭という)

 

 

 

 

そう言われて、よくよく考えてみた。

 

 

(そうだよなぁ。いくら何でも、12月の真冬に馬小屋で出産はせんわな汗汗汗

 

 

ジーザスの誕生日の正確な日付は分かってはいない。(聖書にも載っていない)

 

 

アリスによると4月から9月の間らしい。

 

 

じゃあ、何でジーザスの誕生を祝う祭りが12月になったのかというと、それは、キリスト教を国教として定めたローマ帝国が今度はそれ以外の宗教を異端とし、排除し始めた事が絡んでくる。

 

 

 

ローマ帝国は、最初はキリスト教を弾圧している。

 

けれど、弾圧すればするほどキリスト教徒は増えていく。

 

 

『じゃあ、逆にキリスト教を国教にすれば、何もせんでも多くの国民を従わせる事が出来るって事じゃないかビックリマーク

 

 

と、言う事で、今度はキリスト教を推し進める。(まあ、宗教はいつだって政治の都合の良いように使われているのだ)

 

 

 

さて、12月には、いわゆる『冬至』のお祭りがそれぞれの異教でも存在していて、人々の生活に根付いていた。

 

 

要はローマ帝国は12月25日を

 

 

「『ジーザスの降誕祭』として祝うなら今までのように祭りは続けてよ~し!」

 

 

としたのが始まりのようである。

 

 

 

まあ祭りって日本でも地方に沢山あって、盆正月は帰省しなくとも、祭りに参加するために帰省するって人は結構いるから、宗教統一に祭りを使ったのは利口だと確かに思う。

 

 

 

 

後にクリスマスは、ヨーロッパのゲルマン民族やバイキングのYule(ユール)という冬至の祭りともミックスされていく。

 

 

オーストラリアではあまり見ないけど、薪の形をしたクリスマスケーキはこの『ユール』が由来で『ユールログ』と言う。

 

 

 

一本の大きな木を家に運び入れ、暖炉で冬至祭りの間の12日間、燃やし続けたのが『ユールログ』。(一本の木を丸々運び入れられる家?メッチャデカい家やんびっくりびっくりびっくり

 

 

燃え残った木は、翌年まで保管しておいて、翌年のユールログに火を灯すための、最初の火種にしたのだそうだ。

 

 

 

クリスマスツリーも針葉樹にリンゴ(禁断の実)を吊るしてたのが始まりという説もあるが、結局は人々の目を楽しませるために飾るようになった。(昔は本物のロウソクをツリーに飾って、火事になったりしたらしいメラメラメラメラメラメラガーン

 

 

クリスマスリースは『魔除け』『豊作祈願』『幸福祈願』の意味があると言われているが、やはりキリスト教由来ではない。

 

 

 

 

それにしてもオーストラリアに住み始めて30年経つが、クリスマス関係の品がスーパーマーケットに並ぶのが段々早くなっている。

 

 

 

昔はオーストラリアでは大々的にハロウィン🎃なんてやらなかったので、ハロウィンデコレーションもスーパーに並ぶ事は無かったが、今年の10月初めにハロウィンデコレーションより先にクリスマスデコレーションが店頭に並んだ時は

 

 

アリス:「え〜!ハロウィンよりクリスマスデコレーションが先ぃ!?

 

私:「早すぎやないはてなマーククリスマスまでまだ3か月近くあるよ!」

 

 

と、アリスと叫んだ。

 

 

 

オーストラリアでは、一年で一番お金が回るのがクリスマス。

 

 

人々はプレゼントを買ったり、クリスマスランチやディナー用に酒類や食べ物を山ほど買う。

 

 

(マジそれ全部食うんかい!ガーンガーン

 

 

と叫びたくなる程大量の食料を仕入れていく。

 

 

 

「クリスマスは特別な日だから音譜音譜

 

 

と理由をつけて、人々はクリスマスはとにかく飲んで食う。(ジーザスの降誕祭!なんて思ってる人は少ないと思う汗汗汗

 

 

翌日26日も休日なので、やっぱり飲んで食う。(Boxing day という。ボクシング🥊をする日ではナイ。プレゼントの🎁Boxを開ける日、の意味)

 

 

多くの人は、2〜3キロは体重が確実に増える。あせるあせるあせる

 

 

なので、新年になるとダイエットをする人が一時的に増加する。(パーソナルトレーナーが忙しかったりする)

 

 

 

 

 

アリスの『ユール』の話を聞いてから、私はクリスマスを

 

 

『家族が集まる嫌な日』

 

 

ではなく、昔の人々のように

 

 

『季節のお祭り』

 

 

と考えられるようになった。(さすがに真夏なので、薪を燃やす事はしない。暑すぎあせるあせるあせる

 

 

 

 

アリスの料理してくれる『ダック』はメッチャ美味い。

 

 

自然の恵みの食べ物とマッサージのお客様から頂くワインボトル赤ワイン白ワインで、ささやかに季節を祝う。

 

 

 

 

31回目の真夏のクリスマス。

 

 

今年も自然の恵みに感謝するお祭りにしよう。

 

 

 

 

 

 

 

記事が面白かったら、ポチっと押して頂けたら嬉しいです🥰

にほんブログ村 海外生活ブログへ


 


 PVアクセスランキング にほんブログ村