梅雨になり貯水槽がフル稼働

我が家の雨水を溜める水槽

以前ブログでも紹介しましたが、我が家のバイクガレージ内に設置してある貯水槽です。屋根からの雨水を雨どいから直接引き込んで、自作のろ過装置を通って貯水槽に溜める仕掛けです。4輪、バイクの洗車、庭木の水やり、トイレ等に使っています。横須賀市は水道使用量に下水処理の費用も含めているので、水道代が高いです。少しでも節約にと活躍しています。

汚れるから定期的に清掃しています

梅雨前の貯水槽が空っぽになった時に、清掃しました。

ろ過していると言っても、換気扇に使うフィルターを通しているだけなので、細かい土ぼこりや砂などは溜まるし、藻も繁殖します。ブラシで定期的にこすっています。

貯水槽の蓋やろ過装置も掃除しました。簡単に取り外しができるようにしています。

貯水槽以外にも雨水を溜めています

貯水槽以外にも、60ℓのタンク2個と衣装ケースの再利用などを近くに置いて、貯水槽に溜まった雨水を振り分けて入れています。タンクは持ち手の部分をふさいで一番上まで水が溜められるようにしたから、70ℓ以上入ります。

汚れを押さえる工夫もしました

衣装ケースはすぐに藻が発生するので、シルバーのスプレー塗料で塗装しました。すると、藻の発生頻度がずっと少なくなりました。日差しを遮る工夫をして良かったです。

梅雨入りしてしょっちゅう雨が降るので、貯水槽はもとより、タンクも雨水でいっぱいになりました。こんだけ溜めても、梅雨明けして夏になり、1週間も雨が降らないと雨水をすべて使い果たしてしまいます。どのくらいの経済効果があるか調べていませんが、節水の心構えにはなりますね。私は自衛官で勤務していた時、護衛艦や砕氷艦にヘリコプターを搭載して長期航海しました。船の真水はとっても貴重で節水がからだにしみついています。たとえば艦内にも洗濯機がありますが、使えるのは船が入港して陸上からの水を艦内につなげた時だけで、航海中の洗濯は許可されても「手洗濯」でした。懐かしい思い出です。ではまた

我が家の近況

近所の方が、南極の氷をビニール袋に入れて、持ってきてくれました。息子さんが南極観測隊員に選ばれ、南極昭和基地での1年間の仕事(越冬生活)を終えて帰国したのです。その息子さんからの氷でした。私も砕氷艦「しらせ」にヘリコプターパイロットとして乗り組んで、南極へ行って仕事(フライト)をしました。観測隊が使う食糧や観測機材などを昭和基地へ送り込んだ後、「しらせ」が昭和基地を離れる前に乗組員全員で氷山から氷を削り取って「お土産」として持ち帰っていました。氷を研究している観測隊員の話によると、持ち帰ってくる南極の氷は 南極大陸に降り積もった雪が長い年月をかけて圧縮されて氷になり、氷河などを通って大陸から海に押し出されて氷山になった物なので、3~5万年も前にできた氷だそうです。だから、氷の中に閉じ込められている泡「空気」は3~5年前のものなんですね。水割りのウイスキーグラスに氷を浮かべると、氷が解けてパチパチと音をたてながら当時の空気がはじけて出てきます。浪漫を感じます。氷はしばらく冷凍庫で保管して眺めるつもりです。

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