織田くんの著書「フィギュアとは''生き様''を観るスポーツである!」面白かったです♪


中でも、北京での 羽生選手vsネイサン選手の勝負の行方について、所見を書いている章は すごく興味深く読みましたv

発売中なので、表現を変えてざっくりと抜粋します


[同意したところ]

・ 羽生選手の膝の使い方は秀逸/ネイサン選手はそこまで使わない

・ 羽生選手は、感情表現に対して非常に意識が高い/ネイサン選手は、そこまでじゃない


・ 羽生選手のスピンは芸術的で人々を感動させ、心を揺り動かす力を持っている/ネイサン選手のスピンはそれほどじゃない


・ 現行の演技構成点のつけ方ってどうなん?

今の採点法だから2人にほぼ差がないことになってしまってるけど、実際はなぁ〜〜

← すごく同意!


[同意できなかった点]

・ 平昌以降、羽生選手はSPとFSが揃えられない← え?そう?全日本、2年続けて揃えましたよね? そもそも出場試合の絶対数が少なすぎるので、平昌以前と単純に比べられないし、何より当人が「今が一番上手い」って言ってるので大丈夫v

尚、ネイサン選手は、直近2シーズンに限れば 揃えたことはなかったです 

(※ただ、この本は全日本前に書かれているので、今なら見解が違ってくるかも知れません)

・ ネイサン選手は高いレベルのスピンを回る ← え?


・EXでは、ネイサン選手も芸術性が高いプロを滑っている ← 個人的には、イーグルでリンクを周回している記憶しかないです、ごめんなさい(汗)

....というか、彼、EX欠場しがちよね.....


結論として、織田くんは、基礎点の高いネイサン選手がやや有利だとの見解でしたが、

全日本と全米を知らずに出した予想だと考えれば、理解できます

実際、全日本後のYouTube動画では、羽生選手の三連覇はありかも!と言ってますから♪



一番興味深かったのは、フィギュアファンが常々秘かに思っていることを、織田くんも思っていたんだ、って分かったこと

それを、かなりオブラートに包みながらも、明文化したことです


表現に苦労したんだろうな、と思う箇所が色々ありました

アメリカなんて、好き放題言ってる人がいるのにね

でも、そこが織田くんの「品」なんだろうな

そして、競技者だった者として、頑張っている現役選手に敬意を払いたいのだと思います


最後に織田くんは、ネイサン選手に対して

「ここがダメ」って言うのではなくて、

「こうあって欲しい」「君なら出来るよ」と ポジティブな言葉を投げかけているんですね

この部分だけでも英訳して本人に届けたいと思う文章でした


私個人は、北京五輪、羽生選手が優勢であり有利だと思っています

そこに立つだけで、勝負を決めてしまう強さが、羽生選手にはあります

オリンピックなら尚更!

北京の会場のすべてを睥睨し、場を圧する王者の姿を、瞳に焼き付けたいと思います



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