12月1日(水

 

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高校数学教師(宮城県)を退職し、全国のデモクラティックスクール、

北欧デンマークの教育を学んだ後、仙台から教育革命をしている伊藤真結です。

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2020年4月からAKIU SCHOLĒ(アキウスコレー)という新しい学校🏫を仙台市秋保町に創っています。

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今日から12月!

予報通り、寒い!

肉まんのうまい季節です!

 

 

今日は午前中、苦手な事務仕事を淡々と進めました。

 

メールを作成するにも送信押すまでに時間がかかり、

電話も一回ごとに心臓バクバクになり、

メッセンジャーの送信内容が失礼でなかったか気になり…

 

と、

本当、基本的にはとっても向いていないです。😨

 

でもその中で、

高校時代お世話になった先生と繋がれることもあり、

疲れることばかりではもちろんなく、

有難く仕事をさせてもらっています。

 

 

さて、そんな今日は、

「学校の在り方」についてのお話の続き。

 

 

 

 

 

昨日の記事で、

HSP分野で著名な皆川さんと、

鈴木大裕さんの対談を引用させてもらいながら、

「学校」とか「教育」について書きました。

 

 

昨日の記事の最後にちらっと触れたのが、

「教育はサービス業」なのか?

というお話。

 

これは、公立高校から民間に飛び出して、

お金の流れは塾と同じ形で頂いているオルタナティブスクールを運営したからこそ、

実感できた「もどかしさ」でした。

 

対談記事の中で、

大裕さんと皆川さんがこんなやりとりをされています。

 

まず、大裕さんが、

 

僕は自分の師匠であるK先生を見つけて彼に教えてもらいました、
「子どもたちが困ってない」って。
「母さん、牛乳」って言えば牛乳が出てくる世界。
困ってないし、モノに満ち溢れているし、「お腹いっぱい」って勘違いしている。

お腹いっぱいの子に食べさせるのって難しいです。

でも、実はすごく飢えている。
モノは溢れてるけど精神的なものには飢えている子たちで、まずは本当は飢えてるんだ
っていうことをわからせるところから始めないといけませんでした。

 

これに対して皆川さんが、

 

なるほど。
確かに精神的に飢えている子たちが多いかもしれません。
不登校の子どもたちには特にそれを感じます。
保護者の意識に関してはどんなことをお感じでしたか?

 

と聞くんです。

これに対する大裕さんの返答が

 

日本で教えていて、
子どもや親の権利意識がすごく強まっているなと感じました。


完全に「お客様だ」という、
「何をしてくれるんだろう学校や先生は」、
っていうスタンスだから、
先生も学校も「最高のサービスを与えよう」っていうスタンスになってしまう。

でも、「サービス提供者」と「お客様」という関係になってしまったら
教育なんて成り立たない
んです。


なぜかというと、
「お客様を教育しなければいけない」
という到底無理なジレンマ
を抱えてしまうから。

もちろん現場では一生懸命でした、
K先生に『一生懸命やってればへたくそでもいつか必ず返ってくる』
って言われて。
あり難いことにそれを体験させてもらってます。

 

 

これがまさに、

オルタナティブスクールを運営してて毎年ぶつかる、

1つの大きな「壁」です。

 

 

 

 

 

レストランでは、

お金と引き換えに、

美味しいお料理が提供されて、

 

洋服店では、

お金と引き換えに、

自分が好きな洋服が提供されます。

 

 

その時すぐに、

目に見える形で、

お金と交換できるものであれば分かり易いです。

 

また、目に見えなくても、

 

バーベキューや芋煮会、例えば旅行等は、

その時の、楽しい「体験」や「思い出」とお金を交換しています。

 

 

ここで、楽しく無ければ、

「不満」が生まれてきてしまいます。

 


でも、

子どもたちの成長は、

「楽しい」経験からだけでは生まれないものだと私は思っています。

 

もちろん、生徒たちの笑顔は大切にしたいけれど、

悩むことも理不尽なことも、乗り越えながら、

その時々で考えて、選択して、たくましさは醸成されていくんだと思います。

 

 

 

だから、

大裕さんの言った、

「サービス提供者」と「お客様」という関係

に、まずはならないこと、

それって、一番重要で、でも、一番難しいところでもあります。

 

 

過去に書いた記事の中では、

熊本の苫野先生も、この件に関して、

少なくとも教育は、

「市場サービス」ではまるでないということは、

我々は理解しないといけない。

 

(教育や学校を)「市場サービス」と思ってしまうと、

要は、

サービス受ける側が、

サービスする側に対して文句を言う権利を持っちゃう ということですよね。

 

と言及されていました。

 

 

 

 

 

 

 

大多数の日本人に知らぬ間に沁み込んでしまった、

「教育は市場サービス」という感覚は、

色んなエラーの遠因になっていると私は考えています。

 

 

たとえば、学校だけでなく、「保育」の現場もそうだと思います。

 

 

頭では分かっていても、

私自身も、「サービス提供者」になってしまっている現実もあって、

これは、しんどいです、( ;;)

 

 

難しいですが、

少しずつ少しずつ、

信じて伝え続けて、つくり続けたいと思います。涙

 

 

ではでは、今日も読んで下さって、

ありがとうございました。_(._.)_✨

 

 

 

 

 

 

メディア掲載情報

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2020年10月28日 毎日新聞朝刊

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