金重 剛の備前焼酒呑 | せともん道楽だもんで・・・

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主に東海地方の焼き物産地の瀬戸・美濃の陶芸作家が作った酒器(ぐい吞)を集めています。
作家が作った酒器は、作家の個性と技術が凝縮され、使って良し、飾って良しのコレクションアイテムです。
そんな酒器の魅力を紹介できたらと思っています。

 

備前焼はお好きですか・・・👀❓

備前焼の酒器はお好きですか・・・👀❓❓

今回の記事💻は珍しく東海地方の焼き物では無く💦、

岡山県の焼き物、備前焼の紹介です😋

 

自分の持っている古い1980年陶芸の本📚によると、

備前焼の魅力は土のよさである。現在は伊部の田の下に層をなしている黒い土を使っているが、

これは農閑期に田の底から掘り出すのである。

この原土を乾燥して細かく砕き、練り、日の当たらない場所に長い間、寝かせてから使う。

そして、その魅力の秘密は釉を施さず焼き締めた土の味にあり、自然の窯変の美しさにある。

火の魔術とはまさに備前焼のことで、この不思議な自然のはたらきによって、

われわれ日本人の心を捉える侘び寂びの味が生まれるのである・・・と❕

 

今回はそんな岡山県備前市伊部の地で若くして亡くなられた💦備前焼の名工😢、

金重道明(1934年~1995年)先生の次男 金重 先生(1968年7月4日)の酒器の紹介です🍶

自分が唯一応援📢させて頂いている備前焼作家さんです👏

 

 

☝ちなみに1年半前にも 金重 先生を紹介していますので、

覧ていない方は読んで頂けると嬉しいです😄

 

 

 

☝金重先生のアメーバブログです❗

作品の紹介もされていますよ👍

 

 

金重 (かねしげたけし) 「備前酒呑」

備前焼の中でも今回紹介するこの酒呑🍶の焼けは、なかなか取れない難しいもののようで💦、

備前の酒器好きな方から 「窯変」 と言われるものだそうです❗

 

 

赤い部分と灰かぶり部分の境界部分の色合い🌈は独特で、

なんとも言えない美しい火色だと思います🔥

 

 

裏側はびっしり灰が降り積もりガザガザになっています⚡

自分はこの裏側もとても気に入っています😄👌

 

 

よ~く見る👀と灰が溶けて淡緑色の自然釉があります😲❗

自分は邪道かも知れませんが、赤い正面では無くこの位置から見るのが一番形良く好きですよね~😊✨

 

 

内側は土が赤く焼けて🔥、これぞ備前焼の赤色だという感じの美しい焼色✨となっています👏

飲み口になる部分にも灰が掛かりガサガサなので口当たりはどうなんでしょ~😂❓

 

 

この窯変は作品を横にして焼き🔥、丸く抜けた赤い部分は土の中に埋めて、

直火や灰が当たる部分は黒く灰が掛かり、土の中の部分は土がそのまま焼けて赤くなったものだそうです❗

 

 

高台部分にもビッシリ灰が掛かり、まるで岩石や隕石のようにも見えます💪

高台中央、左寄りに彫り名🔪と思われるものがありますが・・・どうなんでしょう👀❓

 

 

前回と同様にギャラリーの方に写真📷を撮って下さいました😋

 

金重 剛先生は数多いる備前焼作家さんの中でも、

(自分は備前に詳しくないですが)備前焼の長い伝統🌟を守って作られている感じが好きです😊👍

現在備前の本場の地でも志野や織部など施釉陶器を手掛ける方😓も大勢いるなか、

金重 剛先生は偉大な人間国宝の祖父、名工の父を持ち、その脈々と続く備前焼の伝統🌟を守り、

焼き締め陶🔥だけを探求しておられる金重先生は素晴しいと思うのです😊✨✨✨

 

備前焼で飲むお酒🍶やお水💧は美味しくなる✨と言われています❕

ぜひ金重 剛先生の酒器を使って美味しい日本酒を飲んでみてほしいです😄😄😄

 


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