南九州、南国旅2日目:レンタカーで鵜戸神宮・霧島温泉郷へ。
子宝祈願に訪問したのが、二十数年前。
息子はもう成人して、当時共に旅行した義理の両親は施設に。
時の流れは、あっという間。
薩摩中央駅からレンタカーで出発
普段の愛用車と違って、
最新のナビを備えたレンタカーって、
「今日は○○の日です」説明してくれたり、
挨拶してくれたり、
峠道で気楽に運転していた旦那に向かって、
「中央線を越えています」
いろいろにぎやかで楽しいですね。
(旦那はバツが悪そうですが笑)
車のありがたさ。
九州道の道路にはたくさん道の駅があって、
収穫したての農作物や、
焼き芋、
地元の手作りの豆大福(作りたて、柔らか!)
とにかく買い食い、食べ歩きに時間制限がないから楽しい。
さて今回は鵜戸神宮へ、
海岸線に向かいます。
前日とは違って、南国の太陽がのぞく快晴で、
真夏日です。11月なのに、半袖でいいんだ~嬉しい。
この海岸線には、「鬼の洗濯岩」なる平坦な岩地があります。
潮が引いているときは、本当に「板」みたいな感じ。
簡単に降りて歩かないで下さいと、看板がありました。
サーファーの皆さんには、
魅惑的な波が大きく寄せてくるスポットです。
鵜戸神宮、岩場にある洞窟の中に神殿があります。
300年以上も前に神殿を洞窟に建造、
子宝祈願や母乳がたくさん出ますようにと、
洞窟の中にも様々な神石があります。
お守りや札を売っていますが、
粘土玉を5つセットで数百円で売っています。
さてこの粘土玉、
崖から下の亀石に向かって投げるシステムで、
石の上の縄の輪の範囲に玉がうまく落ちてくれたら、
「願いが叶う」
二十数年前、5つすべてが入らず、
くやしかった私は、今回、1個だけ成功しました💛
すごい断崖絶壁でしょ。
台風の時とか、大変みたいです。
上のほうにある神社のいくつかの神殿は、
緑色のスレート屋根や瓦が吹っ飛んでいて、
いつかの台風から復旧できていないそうです。
足場に囲まれている場所もありましたよ。
海抜11.6メートルか。
洞窟の中の神殿では、神楽の演奏がありました。
どなたか、神式儀礼に来ていらっしゃったようです。
もちろんこの機会に居合わせたということは、
ここの神様たちから歓迎されているということ。
『遠くから、よう来たなあ』
なんて、言われてるかも。
授かった息子はとても元気に成人しましたが、
う~ん、欲を言えば、
もう少し頭脳をレベルアップして欲しかった。
宿泊地は霧島温泉です。
いやあ来てみたかったんですよね。
かつて、認知症で施設に入る前に、
義父と旦那があちこち旅しているのですが、
ここのパンフレットを持ち帰ったのを見せてもらって、
温泉ソムリエの興味がわきました。
ホントすごいホテルですね、庭園もあり神社まであり、
天下一の名泉という看板で巨大なお風呂が。
の中の中央部分の広いジャングル風呂を連想してください。
(個人的には影絵の日本庭園風のゾーンが好きです笑)
白い温泉です。硫黄泉で、アルカリ強め。
今回はフロントの人に頼んで、源泉の成分表、GETです。
(いぶかしげな顔された)
そして第二源泉で、塩類泉(塩化物ではないですが塩系のお風呂)。
お肌には、第二源泉の仕上げ湯がつきますので、
これは最高のコンビネーションですね。
赤い鉄泉もありました。貧血に効くと書いてました。
特に書きますが、成分の中に微量の問題児もいるので、
あえて言いますね「飲まないで」とだけ。
旅行支援割のおかげで、おいしい夕食付きで宿泊できる。
ありがたや~
お風呂の玄関コーナーには、
「坂本龍馬」展示品コーナーも、ありました。
維新の前夜、京都で寺田屋事件というのがおきまして、
坂本龍馬が瀕死の重傷を負って、この時は薩摩藩に助けられているのです。
暗殺されるのはもっと後のこと。
この時、京都の薩摩藩屋敷にかくまわれた龍馬は、
西郷さんの勧めで、九州へ、鹿児島へ、
「新婚旅行」にやってきます。
そんな言葉は当時はないのですが。
このホテルのお風呂ですが、混浴の時間と、
レディースだけの時間と、時間割があります。
さて、坂本龍馬とおりょうさんとのハネムーン行程に少しだけあやかって、
占いサイトには長期休暇を申請してますので、
帰ったら、お客さん減っているかも。ま、いいっか。
神様まいりも楽しいし。