少年サッカーの勘違い!?

サッカー
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将来、優れた医者になりたいなら、どうすれば良いだろうか?

現在の医者の姿を反映して、論文を読み、手術の腕を磨くだろうか?

それとも、、、

今回は、そんな話がテーマ。

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理系に進むとしても一般教養は必要

東大の医学部を目指す為、高校では理系を選択する

理系なので、文系科目は必要ないのだろうか?

当然、そんなことは無く、国語や社会など、文系科目も必要

それどころか、センター試験を通るには、一般の大学生よりも高得点を取得しなければならない。

つまりは、全ての科目が 一般以上の実力が必要で、そのうえで、得意分野を伸ばす事が必要となる。

サッカーでの一般教養とは

現在の医者の姿だけを見るのでなく、彼が辿ってきた軌跡や思考を真似る必要があるのは、サッカーも同じである。

多くのプロサッカー選手が、持っている「一般教養(基礎」を目指す事が大切だろう。

では、サッカーの「基礎」とは何だろうか?

それは、テクニック フィジカル チームワーク の3つの要素である。

テクニックとは、ボールを持つ、持たない関わらず、技術的な要素。

フィジカルとは、俊敏性、力強さ、体力、スピード、メンタルなど、身体的な要素。

チームワークとは、戦術、パスワークなど、集団的な要素。

これら、一般的な基礎があり、そのうえで、自分の武器が何かを考えるのである。

少年サッカーはテクニックを重視しすぎる

先の通り、サッカーでは、全ての基礎があった中で、武器を磨くのであるが、

最近の少年サッカーでは「武器」ばかりに注視しすぎる傾向にある。

それも、みんな同じ テクニックという「武器」しかも「ドリブル」限定

確かに、小学生の間には、技術が身に付きやすく、テクニックをつけるにはうってつけ。

しかし、蹴る力が無ければ、、、走る体力が無ければ、、、相手を抜きさるスピードが無ければ、、、

ドリブルは生かせない。

だからこそ、自分が何のために、テクニックをつけるのか? ドリブルをするのか?

を考える必要がある。

これは、チーム活動にも表れる。

ドリブル主体の全国的に有名なチームは、確かにドリブルが巧く、ドリブル練習が話題にもなる。

しかし、彼らは、それだけを練習している訳ではない。

ところが、、そこだけしか見ない指導者は、それだけを真似て、、、試合で通用しない選手を育成してしまう。

極端な例ではあるが、勝負の1対1。

ベースになるのは、相手の背後にいったボールに、どちらが早く追いつくのか、徒競走なのだ。

そう考えると、極端に足が遅い選手は、1対1で勝てる確率は低くなる。

しかも、試合中そこでボールを奪われてしまうと、足が遅いのでボールを取り返すのが困難となる。

それにも関わらず、選手の個性を無視した、練習を重視してしまうのは、どうだろうか?

指導者であれば、選手にあった個性を生かす事を優先的に考えるべきだと感じる。

まずは全て80点を目指そう

テストがあった時、ある程度努力すれば、80点は取りやすい。

しかし、100点を目指すとなると、、かなりの労力が必要となる。

中国が成長できたのは、この考え方があったからだと言われるのだが、

「80点を目指し、素早く次の行動に移る事」

サッカーでも、1つの項目にばかり時間をかけて、100点を目指すのでなく

まずは、すべての要素を 80点を目指す。

そのうえで、自分が武器とする項目で100点を目指すことが大切だと感じる。

小学生段階で最も顕著に表れるのが、浮き球。

ドリブルは100点なのに、、、浮いたボールが飛んでくると、処理できず、、、控えに回った

という事例もあります。

他にも、体力がなく、キック力がなく、、、など、まずは80点。

まとめ

小学生の間に「テクニック」をつける事は、大切である。

しかし、それだけを着目して100点を目指すのはどうだろうか?

サッカーには、他要素もたくさんあります。

全ての項目にも目を向けた方が良いだろう。

リフティングは巧いが、試合で活躍できない。選手にはならない様にしたいものだ。

ただし、これは、試合で活躍することを視点にした話であるが、

選手に自信をもって欲しいなど、人間形成の一環として進めるのであれば、問題はないと感じる。

最後まで読んで頂き有難うございました。

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