杉村太蔵さんの「老後2000万円問題の話が面白かった!
最近YouTubeで見た杉村太蔵さんが話していた、
老後2000万円問題がすごい面白かったです。
総務省がシュミレーションをした結果、
一般夫婦の老後が2000万円足りないと言われています。
しかし、この総務省が出した夫婦の例がちょっと特殊で、
その例がこちらです!
上の老後の収入が月約21万円で、年金だけの収入です。
この夫婦は夫65歳妻60歳で退職して退職金もない、貯蓄もない貯金0円の夫婦という例になっています。
まずここで変なのが30年間働いてきて貯蓄0円という点です。
そして退職金も入った瞬間に使い切って0円になっている事になっています。
そして下の支出がちょっと特殊で、
一般夫婦で平均1ヶ月26万円掛かるとなっています。
家計ほど平均というのが全く当てになりません!
それぞれの家計がいくら掛かるかなんて全く違います。
26万円以上掛かる家計もあれば、21万円以内で生活できる家計もあります。
そして、上のシュミレーションは収入が21万円に対して、
毎月26万円の生活をしています。
貯金もない夫婦が、
毎月5万円借金をして30年間毎月5万円借金した結果、
2000万円不足しましたという事が、老後2000万円問題の真実です。
そして支出の部分に疑問がある点があり表を見ると、
この夫婦は、交通、通信費27,500円掛かっています。
こんなに車を乗り回して、誰とこんなに電話している老後夫婦がいるのでしょうか?
そして、教養、娯楽に25,000円です。
そもそも5万円ないのに、なぜ娯楽が出来る!?
しかも娯楽費が高い!
そしてもっとおかしいのが、
その他の消費、支出54,028円です。
その他の支出の内容が、
子供の仕送りや、孫へのお小遣い、冠婚葬祭といったものが入っています。
そもそも、5万円足りていないのに、なぜ仕送りや、孫にお小遣いをあげる!?笑笑
借金をしてまでそんな事する夫婦がいる訳がない。
しかもこれを毎月54,000円掛かっているという事になっている。
いやいやおかしい所ばっかり!
これが老後2000万円問題の数字のカラクリです。
ただこれを見て、
じゃあ貯金をしなくても大丈夫という事ではなく、
若い人が過度に不安なる必要はなく、こういった事を知る事が大切です。
なぜ政府がこのような事を公表をしたかというと、
多くの人に資産形成をしてもらいたいというPRだったのですが、
政府批判になってしまったそうです!
最後に若い時から、少額でも地道に貯蓄や資産形成進めていけば老後も大丈夫だと思います。