ブログの引っ越し作業中に、昔書いた記事を読み直していたら、「卵に含まれるコリンが乳がん発症リスクに関係する」という内容の記事を発見!
正直、すっかり忘れていました。
そのことを、乳がん経験者である妻に話したところ、やっぱり覚えていませんでした。ただ、興味がわいたようで、「コリンって熱に強いの?」という質問が飛んできました。たしかに、熱に弱い成分なら加熱調理せずに食べたほうがいいということになります。気になったので調べてみることに。
◆コリンとは?
コリンは、細胞膜の主要構成成分。脳神経細胞においては、記憶や情報伝達を担う「アセチルコリン」という神経伝達物質の原料になります。アルツハイマー型認知症患者の脳では、このアセチルコリンの分泌量が減少しており、それが情報伝達機能の低下につながると考えられています。そのため、コリンを摂取することによる認知症予防の効果が期待されています。
そのほかにもコリンには、血圧を下げる、肝機能を保護する、脂質代謝を促してコレステロール値を下げる、動脈硬化を予防するといった機能があることが知られています。
◆コリンは熱に強い?
肝心の「コリンは熱に強いのか?」ということですが、調べたところ、コリンは熱に対して比較的安定しており、加熱しても消失しないことがわかりました。これなら、調理方法を気にせずに卵を食べられるので安心ですね。
◆コリンと相性のいい食材は?
さらに妻から、「コリンと一緒に摂るといい食材はあるの?」という質問が。こちらも調べてみました。
コリンは、水溶性ビタミン様作用物質に分類されるため、水に溶けやすい性質を持っています。そのため、脂溶性ビタミンのように油と一緒に摂る必要はないようです。
とはいえ、卵にはもともと脂質が含まれているため、脂溶性の成分も一緒に摂取しやすい食品です。卵料理に野菜を加えて栄養バランスを考えた食事を心がけると、コリンの健康効果を最大限に活かせますね。
◆まとめ
ブログの過去記事をきっかけに、卵に含まれる「コリン」のスゴさを改めて実感!
・コリンは細胞膜や神経伝達に重要な成分で、認知症予防や動脈硬化予防に役立つ
・熱に強いので加熱調理しても問題なし
・水溶性なので特別に油と一緒に摂る必要はない
普段何気なく食べている卵ですが、栄養面でも非常に優秀な食材ですね。これからも、妻と一緒に健康的な食生活を楽しんでいこうと思います!
それではまた。
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