世界フィギュアスケート国別対抗戦を見て改めて思ったのは・・ - フィギュアスケートを見て知ったこと～全ては世界を映し出す鏡

先日の木曜日１３日から昨日１５日まで東京で世界フィギュアスケート国別対抗戦が行われたので、私はライストで拝見していました。

今回は、男女シングルとアイスダンスだけでなく、ペアにも注目して見ていました。先月行われた世界選手権でも初優勝するなどして今シーズンに大活躍した日本の「りくりゅう」こと三浦璃来＆木原龍一選手が出るからです。

そのペアのフリーの試合は、昨日の午後に行われて、最初に見たのが韓国の選手達の演技だったのですが、流れてきた曲は、なんとあのラフマニノフでした！

しかも真央ちゃんが滑ったあの伝説のソチフリーのとほぼ同じ曲調だったので、何の因果かその時のことを思い出しながら彼らの演技を見ることになりましたが、彼らの演技自体は明らかなミスがいくつかあるものでした。

日本の「りくりゅう」は、その後最後から２番目に出てきて演技したのですが、明らかなミスが一つあったものの、演技自体は最後に滑って１位になったアメリカのペアの演技（彼らにも明らかなミスがあった）よりも良かったと思いました。

そしてペアの試合後に、チーム戦最後の男子フリーの試合が行われて、韓国のチャ・ジュンファン選手が１位になったのですが、ミスありの演技で気になったので後で採点を確認してみたら、良い演技だったと思ったイタリアのマッテオ・リッツォ選手を、ほんの０．４７点上回っただけだったと知りました！

マッテオ・リッツォ選手は、より難しくて高い点の４回転ループを成功させたりして、技術点はチャ・ジュンファン選手よりも３点以上も高かったけれど、芸術点とも言われているＰＣＳが低くなっていたのですが、やっぱりその理由が曖昧というか相変わらずだなと思った次第です。

つまり勝たせたい選手の方に点を与えて勝たせたのだろう、ということです。

その結果、ほんの１ポイント差で韓国チームが２位になって日本チームが３位になったのだろう、ということです。

男子フリーでは、今回、初めて見た韓国のもう一人の選手の演技も見ていたのですが、その選手もジャンプミスが多くて下の方の順位になっていたので、男女シングルだけでなくアイスダンスやペアも含めて全体的に見るなら日本の方が韓国よりも良かったとの印象を受けました。

以前の記事にも書いたように、先月行われた世界選手権は会場まで観に行ったのですが、その時に紹介があってＩＳＵ（国際スケート連盟）の会長は韓国の人だと初めて知りました！

そして記事には書かなかったけれど、実はその時、韓国の選手達に出された高い点数が少なからず気になっていました。

だからもし自国をひいきするような採点が行われているのなら、フィギュアスケート競技の魅力と人気が失われることのないように、そして競技のより良い発展のためにも、全ての選手達を平等に扱って公平に採点してほしいと改めて思いました。

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