ジレラクロノ、固くなったタイヤの復活。
こんにちは、フクタロウです。
今回は私が峠専用で乗っている、ジレラクロノのタイヤ復活作業をします。
クロノのタイヤを交換したのは、約二年半前の2019年5月です。
ピレリスポーツデーモンと言うツーリング向けのバイアスタイヤが、
ネットで他の販売店より2,000円近く安かった事もあり、思わずポチってしまいました。
(いつも購入しているバトラックスBT-39より、1本4,000円弱安かったのです。)
ジレラクロノ、タイヤ交換。
ワインディング専用で使うには少々性能的に不満もありましたが、
いつまでも馬鹿みたいに峠を攻める歳でもないので、
「これくらいが良いんだ!」と自分を納得させての購入でした。
(お小遣いがピンチだったんです。)
しかしここ最近、タイヤのコンパウンドが異常に固くなって乗るのに不安を感じます。
「まだ3年も経ってないのに変だな~。」
と、タイヤの製造年月日を確認した所、衝撃の事実を発見します。
フロント「4417」=2017年44週製造(約4年3ヶ月)
リヤ 「0916」=2016年9週製造(約5年11ヶ月)
① 滑るハズです。
(リヤに関しては、購入した時点で賞味期限切れでした。…涙)
② 安いハズです。
(ネット上で安売りしている場合、製造年月日を確認しなければダメなんですね。…反省!)
以前私のブログ内で購入1年後のタイヤ評価をしましたが、
その時点でもうタイヤの性能は終わった状態だったみたいです。
(エラそうに低評価してゴメンナサイ!)
ピレリスポーツデーモンの評価。
とは言え、まだ1500kmしか走っていないタイヤです。(どんだけ盆栽ライダーなんだ!)
「まだ溝はいっぱい残っているじゃないか。モッタイナイぞ!」
例によって例のごとく、2ストオイルと灯油を使ってコンパウンド復活させます。
古くなったタイヤの復活方法については、以前のブログでアップしてありますので、
詳しく知りたい方はコチラを参照して下さい。→古くなったタイヤの復活方法。
まずはタイヤを中性洗剤で軽く洗い、
ジャッキで前後タイヤを持ち上げます。
2ストオイルと灯油を1:1で混ぜた液を刷毛で塗り、この状態で10日ほど熟成させます。
するとカチカチだったタイヤはオイルでしっとりとなり、
爪で押すと柔らかくなった事が解ります。
この状態で乗り出す方もいますが、私は中性洗剤で表面に残った油分を洗い落とします。
(気分的な問題なのかもしれませんが…。)
さあ出来上がりです。
最初は少しオイリーなので、ゆっくり走りましょう!
(その内、表面に残った油分は無くなります。)
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コメント一覧
NS250のフロントタイヤが10年以上前の古いタイヤだったんですが、溝があるから大丈夫だろうと高をくくっていたらフロントブレーキを掛けた瞬間ずる~っと滑ってかなり焦りました。そのあと渋々タイヤ交換しましたけど、けちって中古品にしましたよ。
最近私はタイヤの賞味期限が早く感じて困ります。
まあ人間って若い頃の1年は長く感じますが、年齢と共に時間が早く過ぎますよね。
そのせいでタイヤ交換も早く感じるのですが、ついでにタイヤ君も時間と共にグリップが長引いて欲しいものです。(笑)