栗原はるみさんが前を向くためしていること

朝日新聞で連載していた、栗原はるみさんのインタビュー記事。

夫、玲児さんを亡くした痛手から回復できない辛さを抱えながらも、なんとか元気になろうとしている様子がわかります。

はるみさんが前を向くためにしていることは。

大切にすることを書き出す

ひとり暮らしとひとりご飯を楽しめる自分になるため、大切にすることを書き出したそうです。

例えば、

「花、野菜、ハーブを自分で育てる」

「すべてのことに手をかけて丁寧さを忘れない」

「冷凍ごはんやパンを上手に解凍する」

「どんな小さなことでも感謝を忘れない」

「初心にかえる映画をみる」

「やると決めたらやり続けないと、やったことにはならない。人の心にも残らない」

「自分には良いことでも人におしつけない」

「失敗しながら、経験していく」……。

積み重ねていけば何かが変わるかもしれない、と信じて取り組んでいるそうです。

ひとりご飯の本

今まで家族のために料理を作っていたので、ひとり暮らしになって自分のために料理をすることがおっくうだと感じたそうです。

これではいけないと、1年後にひとりご飯の本を作るため、週末は試作と向き合っているそう。

大切にしているのがスープ作り。

佐野元春さん

一昨年、テレビで佐野元春さんが歌っているのを見て、曲と立ち姿に引かれたそうです。

清水の舞台から飛び降りるつもりで雑誌の対談を依頼したらOKがきて。

はるみさんの家に佐野さんが来て、「実際にお目にかかると、とっても良い方でした。かっこよすぎ」。

ずっと緊張していて、ひたすら料理を作っていたそうです。

「良い庭ですね」「ありがとうございます」というやりとり以外は何も覚えていないそうですよ。

ギターやインスタ

ギターを始め、朝、1曲を5回くらい弾いているそうです。

心が自由になり、夢中になれるのだとか。

そのほか、4年前に始めたインスタも毎日発信。

庭のブルーベリーやオクラを収穫したことや、朝いちばんに眺めた空の美しさ、試作した料理のことなどを発信しています。

前を向こうと思いながら日々を重ねていると、残された人生は玲児さんが「思い切り楽しんで」と贈ってくれたものだと捉えられるようになってきたそうです。

愛する人を失って苦しい日々を送っている人にとって、はるみさんの姿は励ましになるのでは。

「残された日々を大切に、最後まで悔いなく笑顔で行き切りたいですね」と言っています。

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