老親が渡してくる手間賃

母が転倒してから実家に通う頻度が増え、お金のやり取りも増えました。

頼まれて買って行ったものの代金を返してくれるのですが、そこに電車賃と手間賃?を足してくれるのです。

断ると怒る

電車賃をくれるのは正直ありがたいです。一回行くと2000円を超えるので。

でも手間賃なのか小遣いなのか、使った分にプラスしてくるお金はいらないと言っても渡してきます。

あまり断り続けると怒り出すので、もうあっさり受け取ることにしています。

私にお金を渡すことで気軽に用事を頼めるなら、そのほうがいいのかとも思います。

ありがとうの気持ちをこうして表しているのだろうと。

義母は渡さなかった

子どもに何かしてもらった時に渡す手間賃(お小遣い)に関しての考えは人それぞれだと思います。

義母は、夫にはいっさい小遣いらしきものは渡しませんでした。

夫は義母の身の回りのことをいろいろしていたので、ちょっとくらいお小遣いとしてあげてくれればいいのにと私が思ったくらい。

もらっても、もらわなくても夫は義母のために動いたでしょうが、そこは気は心というか、仕事でも忙しくて大変な思いをしていた夫も多少疲れがとれる思いがしたのではないかと。

でも、義母はケチな人ではありませんでした。

私が買い物をしていくと、多めに払ってくれました。

ただ、お小遣いを渡すのは孫(私たちの息子や娘)だけ。

夫が買い物や掃除やいろんなことをしても、「孫にあげて」とお金を渡すのです。

夫には家を残すからいいだろうと思っていたようです。

義母の頭の中では家=財産で、その価値は今の時代よりずっと大きかったように思います。

その家を片づけるのに、丸2年たった今も終わっていないことなどご存じないんだろうなあ。あ、話がそれた。

母の経験

母自身、自分の母親の世話に何年も通っていたので、そのときの経験から今やっているのかもしれません(もらっていたかどうかは知りません)。

母と祖母はそれほど仲が良好だったとは言えないので、手間賃があったから通う励みになった、あるいは手間賃があればもっと気持ちよく通えた、との思いがあるのかも。

今度聞いてみよう。

親から手間賃などもらわなくても実家には行きますが、ちょっとくれると正直嬉しい気持ちはあります。

年老いた親にお金もらうなんて、という後ろめたさも感じますが。

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