ロードバイクで持ち運ぶカメラ選びのポイントとおすすめ機種〜サイクリングに向いているカメラとは?〜

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このブログのテーマである「カメラを持ってサイクリングを楽しもう」というライフスタイル・・・。

カメラがあるとその場の雰囲気や風景などの思い出を写真に永久にとどめておくことができます!

サイクリングとカメラの趣味としての親和性が高いので、カメラも欲しくなってきた。

サイクリングにカメラを持って行って、美しい風景やグループライドの楽しい雰囲気や自分のロードバイクと風景を残しておきたいな。

こんな思いを持って、カメラを購入した方も多いのではないでしょうか。

そして、意気揚々とカメラを買う・・・。

でも、

サイクリング用のカメラを買ったけど、しばらくすると持ち運ばなくなってしまったよ!

スマホ持ってるので、面倒くさいからカメラ持っていかなくていいかと思うようになっちゃった!

という状況になってしまっている人も多いのではないでしょうか。

カメラを持ってサイクリングを楽しむことをテーマにしている私としては、そんなことになってほしくない!

カメラを買って後悔してほしくないのです!

自分のサイクリングのスタイルに本当にカメラは必要なのか?

もしかするとカメラを買わなくても良いのかもしれません。

そんなこと言うと元も子もないんですけどね。

でも、カメラを買ってよいかどうかは、サイクリングでカメラを活用する上でとても重要な判断です。

カメラ購入を失敗しないためには、そんなことも考えておく必要があるのです。

今回は私の20年以上におよぶカメラ経験ロードバイクに乗るサイクリストである私が、サイクリング用のカメラを買う際に考えるべきポイントをまとめてみました。

こんな人に読んで欲しい
  • スマホよりは良い画質の写真を撮りたいと思っている方
  • カメラは欲しいけど、どんなカメラを変えばいいのか迷っている方
  • サイクリングにふさわしいカメラを探している方
  • どんなカメラがサイクリングに合っているのか知りたい方

この記事を読めば、サイクリング用のカメラを選ぶ際に、自分に合ったカメラをどんな視点で選んだらよいかがわかります。

最後まで読んでみてくださいね。

サイクリング用カメラを買うべきなのか?を考える

サイクリングとカメラは趣味としての親和性が高いと良く言われますが、実は両立するには難しい面もあります。

その点についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせてお読みいただけるとおわかりいただけると思います。

上の記事でも書いているのですが、サイクリング用カメラを購入するかどうかを決める際に最も重要なことは、

サイクリングにカメラを持っていきたいのはなぜか?

を明確にするということです。

これによって、選ぶカメラも違ってきます。

そりゃー当然、いい写真とりたいってことだよね〜

はい、そのとおりなんですが、もう少し突っ込んで考えてみましょう!

せっかく高い一眼カメラを買っても持ち運ばなくなる、なんていうもったいないことにならないようにするためには少し突っ込んで考えてみるのが良いです。

それによってカメラを買うべきかどうかがある程度わかります。

とは言え、難しいことを考える必要はありません。

シンプルに考えれば良いです。

✔ サイクリングに行って、カメラでどんなもの、どんなシーンを撮りたいのか?
✔ 撮った写真をどうしたいのか?(SNSなどで誰かに見てもらう?一人で楽しむ?)

この2つを考えるだけです。

以下で、もう少し具体的にみていきましょう。

カメラで何を撮りたいのかを深堀りする〜3つのパターン

何を撮りたいのかって、大まかに言えば風景やグループライドの仲間や雰囲気、ですよね。

これをもう少し細かく考えてみましょう。

自分がライドをしている時に、写真を撮る(撮りたい)タイミングってどんな時でしょう?

もしスマホで撮った写真があるのなら見返してみてください。

自分のロードバイクや、行った場所の看板や仲間との集合写真などなど・・・

そんな写真を眺めていて、自分を振り返ってみてください。

次の3つのどれに当てはまりますか?

  1. まあ、こんなもんかなぁ。スマホで撮った写真に不満はないね。
  2. 何か物足りないんだよね。もっと映える写真が撮れないかなぁ。
  3. 見返してみると、結構写真撮ってるなぁ。バッテリーいつももたないもんなぁ。

順番に見ていきましょう。

1の場合

こういう方は、無理にカメラを買う必要はないと思います。

自分のライドを記録しておきたいというのがメインの理由のはず。

何を撮りたいのかという答えは「ライドの記録」ということです。

つまり、どこに行ったか、誰と行ったかということが分かれば良いというわけです。

強いて言えば、今持っているスマホのカメラ性能が悪いのであれば、スマホをカメラ性能の良いものに機種変更すれば十分でしょう。

2の場合

2である場合は、もう少し深堀りする必要があります。

「映える写真」って、たとえばどんな写真か。

たとえば、背景をもっとぼかして撮りたいとか、遠くの物を近くに引き寄せて大きく撮りたいのか。

そうそう、自分のロードバイクを背景ボケを活かして際立たせた写真を撮りたいんだよね!

最近のスマホにはポートレートモードのような背景ボケをプログラムで行うことのできる機種が増えてきました。

だから、それだけではまだカメラを買うべきかどうかは決まらないかも。

スマホのボケ表現はオリジナルの写真をプログラム加工したものですので、シーンによってはボケ方が不自然に見えることもあります。

自分が求めている写真がスマホで表現できるかどうかをじっくり考える必要があります。

スマホが弱いとされているのは、遠くのものを近くに引き寄せる望遠領域。

たとえば、自分のロードバイクを背景の富士山を引き寄せて富士山を大きく見せたい、とか、

並木道の中にある自分のロードバイクを並木道を背景にかっこよく撮りたい(圧縮効果を狙いたい)。

ロードバイクだけでなく風景をもっと本格的に撮りたい。

などなど、スマホで撮った写真を見てそういう思いが湧いてくるかどうかがポイント。

それ以外にも、空が白飛びしたり、影や暗いところが黒つぶれだらけで何か雰囲気が伝わらない。

撮った写真を自分が自分が思っているイメージに加工したりしてみたい。

などの理由や思いがあるなら、ちゃんとしたカメラの購入を検討すべきでしょう。

3の場合

3のケースがあてはまる場合は次の2つのパターンが考えられます。

1かつ3なら、カメラではなくモバイルバッテリーを持ち運ぶ方が幸せになれそうです。

スマホの充電のためだけなら、5,000〜10,000mAhの小型のものを持っていれば十分です。

私が使っているモバイルバッテリーはこちら↓

めちゃくちゃ小さくて持ち運びが楽!

私は、動画撮影でのアクションカムのバッテリー充電に使っていますが、小型で持ち運びしやすく重宝しています。

もちろんスマホの充電にはオーバースペックなほどの大容量です。

2かつ3というパターンが当てはまるなら、カメラの購入を考えるべきでしょう。

カメラを持っていれば、写真撮影によるバッテリーの消耗を気にする必要はありません。

カメラのバッテリーは予備を1個か2個持っていればまず困ることはないと思います。

バッテリーを気にしないで写真をバシバシと思う存分撮れるという安心感は半端ないです!

撮った写真をどうしたいのか?

次に考えるべきなのが、スマホやカメラで撮った写真をSNSに上げたり、家族に見せたり・・・

撮った写真をどうしてますか(どうしたいですか)ということを考えましょう。

自分用の記録として保管しておきたいだけ。

というなら、カメラではなくスマホで十分でしょう。

SNSにも載せるけど、行った場所や誰と行ったかがわかれば良い、という程度ならスマホで目的は十分達成できます。

でも、

撮った写真を見せて、綺麗だとか感動したとか言われたい!

写真コンテストなんかで自分の写真を発表してみたいな。

という方は、カメラの購入を考えても良いかもしれません。

それ以外にも

夜のライドも多いので夜景をしっかり綺麗に撮りたい!

撮った写真を写真サイトで販売して収入にしたいな!

ということまで考えるなら、やはりしっかりしたカメラを購入すべきでしょう。

最低でも高級コンデジでプロも使っている機種が欲しいところですね。

サイクリング用のカメラの条件とは?

さて、サイクリング用のカメラを購入するとなると、どんな条件が必要でしょうか。

次の5つの条件を満たすカメラが良いと思います!

  1. 大きさ・重さがコンパクトで軽いこと
  2. 画質が十分に良いこと
  3. 必要な機能が揃っており操作性が良いこと。
  4. アウトドアでも壊れにくい頑丈さがあること。
  5. 価格がリーズナブルであること。

この条件でどんなカメラがあるんでしょうか。

  1. カメラ機能が優れたスマホ
  2. コンデジ(全天候型)
  3. コンデジ(高級コンデジ)
  4. 一眼カメラ(マイクロフォーサーズ・APSCセンサー)
  5. 一眼カメラ(フルサイズ)

この5つのカテゴリーで見ていきたいと思います。

なお、一眼カメラはミラーレスを前提として、一眼レフのカメラは除外します。

【カメラタイプ別のサイクリング用カメラとしての評価】

スクロールできます
スマホ全天候型
コンデジ
高級
コンデジ
マイクロフォーサーズ
APSCセンサーの一眼
フルサイズ
一眼
大きさ
重さ
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
画質
(センサー)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
画質
(レンズ)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
操作性
(機能性)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
頑丈さ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
価格⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

評価は、あくまでサイクリング用のカメラとしての評価です。

私の独断と偏見も入っているので、あくまでそのつもりで御覧ください。

そして、表内の⭐は、その相対的な評価を示しているとお考えください。

この特徴の中で、サイクリング用のカメラとしてバランスが撮れていると言えるのは、

高級コンデジマイクロフォーサーズ・APS-C一眼であると評価いたしました。

カメラタイプ別の特徴(おすすめカメラも紹介)

上記の表に基づいて、各カメラタイプの特徴を整理しておきましょう。

各タイプのカメラでおすすめのカメラもご紹介します。

スマホの特徴

スマホ大きさや軽さについては言うまでもなくNo.1です。

サイジャのポケットやステムやハンドルバーのアダプターに取り付けて、撮影時や必要な時に取り外すといった抜群の携帯性があります。

最近のスマホのカメラ性能は目覚ましく向上してきています。

撮影条件さえ満たせば、出来上がった写真の画質で言えば、もうカメラは要らないといえるほどの素晴らしい写真が撮れます。

しかし、これはセンサーサイズの小ささを画像処理プログラムでカバーすることで美しい映像をデジタル的に「作り出している」ものです。

望遠や広角レンズを別付けにしているモデルもありますが、レンズそのものの大きさや性能は相対的には低くなります。

スマホのセンサーサイズは1インチ以下のセンサーですので、色や明るさの階調表現は、他のカメラに比べるとどうしても劣ると言わざるをえません。

ただし、写真を加工せず、そのままSNSへアップする程度の使い方であれば、スマホは十分カメラの代わりになると言えます。

ですので、スマホはサイクリング用カメラとしては、用途が記録などが中心で凝った画作りをしないのであれば十分カメラとして使えると思います。

スマホも機種によってはサイクリング用のカメラに十分なり得ます!

おすすめのスマホ

スマホをカメラとして使うのであれば、やはり最新のカメラ性能の高いスマホをおすすめします。

スマホとしては値段も高く、大きさもそれなりにありますが、カメラとしては小型軽量と言えます。

その他、Androidであれば、Google Pixel 8などもおすすめできるスマホです。

最新モデルでないのであれば、中古でも手に入ります。

全天候型コンデジの特徴

ここで全天候型のコンデジを高級コンデジとは別に出したのは、サイクリング用のカメラとしては、普通のカメラとは違った秀でた特徴があるからです。

このタイプのコンデジは、防水、防塵、耐衝撃、耐荷重、耐低温、耐結露などのタフな性能を実現しているのが特徴です。

サイクリング中の突発的なハプニング(落車、カメラの落下など)に対しても驚異的な耐久性をもっているので、サイクリング中のカメラの取扱にナイーブにならずに済むという圧倒的なメリットがあります。

ただし、センサーサイズが小さく、画質は高級コンデジや一眼カメラには及びません。

こちらも画僧処理エンジンなどによってデジタル的に映像を「作り出す」もの

カメラが写し出す映像は、スマホよりは良いという程度のものになります。

比較対象の中でずば抜けてタフですが、写りはそこそこのレベルです。

おすすめの全天候型コンデジ

OM SYSTEM/オリンパス
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全天候といえばまずはこのカメラ。

防水15m,防塵、耐衝撃2.1m、耐荷重100kgf、耐低温-10℃、耐結露といったタフ性能。

サイクリング用としてはオーバースペックといえるアウトドア用のカメラ。

4種類のマクロ撮影モードはスマホでは撮影が難しいミクロの世界を映し出せる。

防水14m、防塵、耐衝撃1.6m、耐荷重100kgf、耐寒-10℃と上記TG-7とほぼ同様のタフ性能。

顕微鏡モード(マクロ)はTG-7よりもよく映るという評価もあります。

性能はほぼ一緒なので、デザインの好みの問題で決めれば良いと思います。

高級コンデジの特徴

ここで対象になるのは高級コンデジの中でも小型軽量なもの。

センサーは1インチ以上で、スマホよりは遥かに大きいセンサーを備えたもの。

大きさは小型で軽量。

サイジャのバックポケットに入るくらいの大きさのものが理想でしょう。

このクラスになると、やはり画質にこだわって作られています。

それに、スマホでは実現できない光学ズームでの写真が撮れます。

個人的には、広角端から望遠端までが高倍率の方がサイクリングでは使いやすいです。

35mm換算で24mm〜100mm以上のズームが理想です。

この条件で考えると、高級コンデジの中でもモデルは限られてくるかと思います。

しかし、そのような条件を満たす高級コンデジは、防塵防滴でないものがほとんど。

サイクルジャージの背面ポケットに入れて汗でビショビショになると故障する可能性も。

丈夫さという点で他のカメラタイプより不安が残る点が残念。

防塵防滴の高級コンデジがあればかなり評価高くなるんですが・・・

高級コンデジのおすすめ

35mm換算で24-200mmという高倍率ズームを備えるコンパクトな高級コンデジ。

このズーム倍率なら、この一台で広角から望遠までをカバーするコンデジは他にない。

オートフォーカスも確実で早い。さすがSONYといえる出来。

デメリットは、レンズの明るさが他の高級コンデジより暗い(F値が2.8-4.5)。

レンズが暗いと、手ブレが発生したり、背景がボケにくかったりします。

RX100は、筐体はコンパクトですが、ホールド性が悪く、フルフィンガーのグローブだと滑って落としそうになるほど引っかかりがないので扱いに注意が必要です。

ただし、別売でホールドを高めるグリップがあるので、それを付ける方が良いでしょう。

防塵防滴ではない点も残念。

そしてこのカメラの購入の一番の障壁は値段の高さ。

この値段なら次に紹介するミラーレス一眼が買えてしまいます。

望遠端がここまで必要ないと言えるのであれば35mm換算24-70mmでF1.8-2.8の明るいレンズのこちらも選択肢にはいります。

もっと値段を抑えたい。中古でも構わないというのであれば、

中古だと5万円以下で手にいれることもできます。

また、Vlog用と謳っている機種ですが、こちらもおすすめ。

この機種は旧型ですが、レンズの焦点距離がRX100と同じで24〜70mmなので静止画には使いやすいです。

ZV-1の最新機種はこちら。

レンズの焦点距離が動画に合わせて18〜50mmとなってしまったので静止画には望遠が物足りないと思います。

(動画用ならこちらの方がおすすめですが・・・)

RX100シリーズ以外ですと、

こちらは、私も保有していたコンデジです。(実はAFの不満が解消しないので先日売ってしまいました)

2019年8月の発売だが、RX100M7と同様値下がりしないコンデジ。

RX100M7ほどではないが35mm換算で24-100mmの高倍率ズーム。

そして、F1.8-2.8という明るいレンズなので広角でのボケはRX100M7よりボケる。

このカメラのはRX100M7よりも手ぶれ補正がよく効き、クロップの無い4K動画が撮影可能なところ。

デメリットは、使い方にもよりますが、AF性能がイマイチ。

被写体に近寄ったり一部を大きく撮ろうとするとAFがよく迷います。

私の撮り方ではAFが迷うことが頻発したので、泣く泣く売却いたしました。

でも、カメラとしてはとても良いカメラです。

ただし、こちらも防塵防滴ではないです。

このカメラは35mm換算で28mm相当の単焦点レンズのカメラ。ズームができません。

APS-Cという大きなセンサーを搭載しているため、画質は上記2つのカメラよりかなり良い画質です。

ただし、動画機能については4K撮影は出来ないので、動画撮影向けではありません。

撮影を静止画オンリーとして、ズーム撮影出来なくてもいい写真を撮りたいという人にはよいカメラです。

ある程度カメラに慣れて、被写体に近寄ったり遠ざかったりして画角を自分の足で調整するのが面倒でない人であれば購入しても良いカメラでしょう。

初心者向けではないかもしれません。

さらに、このカメラも防塵防滴ではありません。

高級コンデジは、発売されてから時間が経っているものも多く、今後は後継機が出ないのではないかと噂されています。

そのため、価格が高止まりしており、一時期より値上がりしたカメラもあります。

しかし、小型軽量で扱いやすいという点ではサイクリング用のカメラに適していると思います。

M4/3(マイクロフォーサーズ)・APS-Cミラーレス一眼の特徴

大きさ・重さと画質の良さなどのバランスでは、このタイプのカメラが一番バランスが良い。

一眼にしては軽量コンパクト。

画質は一番小さいセンサーのマイクロフォーサズ(M4/3)でも、プロ向けのカメラがある。

それだけ画質は良いということ。

M4/3よりAPS-Cの方がセンサーは大きく階調も豊かだが、防塵防滴でなかったり、レンズのバリエーションが少なかったりする。

M4/3センサーのカメラは、オリンパス(OM SYSTEM)とパナソニック(LUMIX)の2社が発売しており、レンズのバリエーションも豊富。

M4/3のカメラは防塵防滴でレンズも小型軽量で価格もリーズナブルなものが多くそろっているという印象。

個人的にはマイクロフォーサーズの一眼がサイクリング用カメラとして最適だと思ってます。

M4/3(マイクロフォーサーズ)・APS-Cミラーレス一眼のおすすめ

このタイプのカメラはラインナップもかなりあるので、ここでは私が使った(使っている)カメラを中心にご紹介します。

もちろんおすすめのカメラ。

OM SYSTEM/オリンパス
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OM SYSTEMのミドルグレードのミラーレス一眼。

現在保有しているカメラ。昨年の12月にOLIMPUS OM-D E-M10を処分してグレードアップしたもの。

一眼カメラとしては小型軽量であるにもかかわらず、強力な5軸手ブレ補正を備えている。

防塵防滴でIP53を取得していおり、耐低温も-10℃と高い耐候性を備えている。

レンズは14-150mm(35mm換算で28-300mm)の高倍率レンズを使用。

F4.0-5.6という暗いズームレンズだが、強力な手ぶれ補正でブレた写真はほとんどない。

小型軽量、耐候性もありサイクリング用のカメラとしては現在最適と評価しているカメラです。

パンフレットにも「あなたのアドベンチャーを鮮明に写す」などとアウトドアユースを前面に打ち出しています。

こちらはパナソニックLumixのカメラ。

当初はVlog用のカメラとして登場したのですが、動画より静止画の写りがいいので、静止画をメインに購入する人もいます。

どちらかと言うと上記のOM-5よりも初心者向けのカメラかなと思います。

その分、操作は簡単。

パナソニックの特徴ですが、メニューや操作がわかりやすいのが特徴。

ただし、G100は静止画ではレンズ側に手ぶれ補正がないと機能しません。

また、防塵防滴でもありません。

大きさはコンパクトで、重さもかなり軽い。

ですが、実際に使ってみた感覚だと、OM-5とあまり変わらない感じがします。

スマホからのステップアップには良いカメラだと思いますが、少し凝った撮り方がしたくなると物足りなくなるカメラです。

そこを割り切って買うならおすすめできます。

写り(画質)は、キットレンズでもくっきりしていてとても良い写真が撮れますよ。

FUJIFILMのカメラは、2023年12月に保有カメラをM4/3一本に統一するために、手放しましたのでこのカメラも今は手元にはありません。

センサーサイズがAPS-Cで、M4/3より一回り大きいので画質(階調)がさらに良くなる点は魅力です。

X-S10は、写りも良く、手ぶれ補正もそこそこ効くとても良いカメラです。

動画も静止画もしっかりとこなし、画像処理エンジンは上位機種のX-T4と全く同じであるため、画質と価格のコスパが抜群に良い。

FJJIFILMのカメラの色合いはフィルム写真に近くとても気に入った色合いでした。

大きさも奥行き以外はOM-5とほぼ変わらないコンパクトさ。

デメリットは、純正レンズのラインナップがかなりバリエーションが少なく、価格もM4/3のレンズよりは高めであること。

防塵防滴ではない点が残念でした。(これが手放した理由のひとつではあります。)

現在、X-S20も発売サれていますが、X-S10でもサイクリング用のカメラとしては十分だと思います。

フルサイズミラーレス一眼の特徴

35mm換算のフルサイズのカメラは、画質は明るさや色の階調も豊かで、ボケも大きな写真を撮ることが可能。

画質だけをとれば、フルサイズ一眼が文句なしにNo.1です。

しかし、レンズと合わせた大きさや重さは、サイクリング用としてはかなりヘビーでかさばります。

カメラ本体+キットレンズでであれば、SONY α7cⅡのように小型軽量のものもあります。

しかし、キットレンズは暗くて焦点距離の幅が狭いズームレンズが多いため、明るいレンズや高倍率ズームなどを考えるとレンズだけでかなりの大きさと重さになってしまったりします。

価格もM4/3のレンズよりも同じ焦点距離のズームでも2倍や3倍、あるいはそれ以上の値段がします。

さらにM4/3のレンズよりも大きくてかさばるので、レンズ込みで考えるとサイクリング用のカメラとしてはM4/3の一眼カメラに軍配が上がると思います。

かつて私もSONYのα7Ⅲをメイン機にして写真を撮っていた時期がありますが、レンズの大きさや重さ、価格の高さにうんざりしてしまい、APS-C機に全部買えてしまったという経験があります。

画質はいいんですが、とにかく大きくてかさばるのがフルサイズの欠点!

フルサイズミラーレス一眼のおすすめ

フルサイズのミラーレスでサイクリング用のカメラとしてはこのカメラしかないかなと思います。

ただし、小型軽量という観点では、レンズは28-60mmのズームレンズキットかサードパーティの小さな明るいレンズを探すかで対応する必要があります。

そうでなければ、大型の明るいレンズを付けるしかなく、せっかくの筐体の小ささをレンズがスポイルしてしまいます。

機能的にはオートフォーカスは申し分ないですし、言うことのないカメラだと思いますが、サイクリング用のカメラとして持ち運ぶにはいろいろと考えなければならない点もあると思います。

さらに、カメラの価格は今までご紹介してきたカメラよりも10万円程度お高めです。

さらにレンズを揃えるとなると・・・。

この点もフルサイズミラーレスをサイクリング用に持ち運ぶカメラに選べない理由の一つです。

まとめ

サイクリング用のカメラが欲しいなと思った時に、どんな視点でカメラを選んでいけばよいかについて説明してきました。

私の20年近いカメラ経験3年のロードバイクのライド経験に基づいたものです。

ただし、撮影スタイルやカメラに対する価値観などによっては、別の選択肢もないわけではありません。

今回は、私の経験上の独断と偏見(?)も入っています。

カメラ初心者の方やカメラの知識があまり無い方にとって、サイクリング用のカメラを選ぶ際の一助にしていただけると大変うれしいです。

今後、各カメラタイプのおすすめなども記事にしていきます。

ライドでカメラを持ち運ぶときに使うカメラバッグなどについては、こちらも参考にしてください。

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この記事がライドでカメラを持ち運ぼうと考えている方の少しでもお役に立てればとても嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

よすけと申します❗
✔️「カメラ片手にサイクリングやアウトドアアクティビティを楽しんでいるフォトグラファー&サイクリスト。
✔️ちゃりんこYoutuber(よすけちゃんねる)でもあります!
✔️トレック・デイライトアンバサダーをやってました。
✔️現在はMorthanサイクルウェアの公式アンバサダー。
✔️カメラ(写真)好き、自転車好き、アウトドア好きの皆さんのお役に立てるブログづくりを目指します。
どうぞよろしくお願いいたします❗

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