1.17

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こんにちは、riecoです。
 
 
1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災から
今日で27年が経過しました。
 
その2日前の1月15日。
当時は「成人の日」という国民の祝日に制定されていて
成人式もこの日に行われるのが一般的でした。
男子はほぼスーツ、女子も振袖姿が中心で
ポートアイランドでの式典に出席するのが
神戸市の新成人の習わしでした。
振袖なんて着たくないし
見合い写真の撮影もお断り(結婚する気がない)の私は
1ヶ月前というギリギリまで反対だったのですが
これも母への親孝行なのだろう、と
渋々ながら振袖を着て式典に参加しました。
それから、2日後のことでした。
 
 
 
家を出て着付けしてもらって式典に出て
高校時代の同級生等と再会して談笑した
眠くて面倒で着付けが苦しくて
懐かしくて楽しかったはずなのだけれど
記憶のカケラもないのです。
何色の振袖を着たのかすら覚えていません。
 
とても素敵で大切で
だからずっと残るだろうと信じていても
思い出は、時々取り出してやって
優しく愛でてあげないといけない
そうしないと
簡単になくなってしまうことを知りました。
 
 
 
 
先週参加したある式典の中で
出席していた女子の成人のお祝いがありました。
古代紫地に花文様が華やかな振袖は
彼女のお顔立ちにとてもよく似合っていて
成人の喜びや感謝、社会人としての決意や夢を
初々しいながらもしっかり語った挨拶は
多くの大人達の胸を打つのには十分過ぎるぐらい
希望に満ち溢れ、キラキラ輝いていました。
 
20歳はやっぱり特別ですね。
 
多分、私が成人式に出席した時も
彼女と同じ気持ちでイッパイだったのだろうな
無くなったものは取り返せないけれど
そんな想像が出来た、いい時間でした。
 
 
それでは、また。
 
 
 
 
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