サンジャックの巡礼路の1つ、トゥールの道をパリからシャルトルまで少しずつ歩きました。
パリ・トゥールの道、初回→ブログ
タイトルの矢印が間違ってる? とお気づきの方、するどい
今回は、巡礼路を逆方向に歩いたので、Rambouillet←Epernonにしています。
歩いた後にお城を見たいし、Rambouillet(ランブイエ)の方が栄えているので。今回は道も分かりやすいので、大丈夫だろうと判断。
もしも歩かれる方がいたら、ブログを下から上へ読むことになる? 映画のMementoみたい。
では、先に、この日の感想。
巡礼路を逆方向に初めて歩きましたが、当たり前だけど大変でした。
パリ周辺で歩き旅の練習場所をお探しなら、RambouilletからÉpernonの区間は、わりとおすすめですお手洗いをどうするかが問題ですが。
ランブイエまで今年から運賃下がったし、うちらも、ランブイエからSaint-Hilarionの間を往復(19km?)か、向日葵が綺麗な時期にEpernonまで、機会があれば、また歩いてもいいかな。
Gazeranの教会のステンドグラス
さて、歩いたのは、2024年6月中旬の日曜で、前回の4月より寒く、歩きやすい気温ではありました。気候がおかしいですね。
パリ・モンパルナス駅とÉpernon間はTERです。N線よりチケットが高い。
Épernon駅周辺にトイレがあるかどうか不明なので、トイレを車内で済ませます。
Épernonに10時ごろ到着。
パリからの列車だと、駅舎も改札も通らず、プラットフォームから直接、巡礼路に出られました。
しばらく住宅地を歩きます。
小川を過ぎて、ランドネ中の3、4人とすれ違って、ほっとしました。
土の坂道になります。振り返って、
うちらには登りだったけれど、本来なら下り坂。
森の道です。
巡礼の帆立マークがあるとホッとします。
振り返って道標探すのが、ゲームっぽくなっていました。姪っ子が一人勝ち。
今回も、この地図↓を保存、ガイド本・Miam Miam Dodoも持っていきました。
Compostelle 2000が載せてる地図はレイヤーになっていて、町や森で見やすい地図を選び保存。
区間ごとの時間も細かくメモしておきました。今度こそ、迷って時間をロスしないぞ。
森の道と舗装道路の境目で、振り返ったところ
地図よりも家が多かったような? 地図の読み間違い?
民家が続きます。
しばらく、舗装道路です。
そのうち、4本の道が交差していて、しばらく考えましたが、本来なら直進だから迷わないのか。振り返ったところ
片側が森で、片側が畑の道です。
ずっと巡礼路の印がありません。
木々も細いので、道標がつけられないのか?
畑にはひまわりも植えてあります。
撮影、相方。私と相方の姪っ子↑
石門の名残?に巡礼マークがありました。
上の写真を撮っているところ↓
この↑建物が、IGN版の地図にあるla Malmaisonかな。
曲がり道。
振り返ると、電柱にGRと巡礼の右折マークもあります。
↑また、振り返ったところ。森の道と畑の道の境目。
森の道って、けもの道もあったりで、地図と照らし合わせるのが難しい。
逆行してる私たちは、↓ここで少し迷いました。
逆行の(地図の下から上へ進んでる)場合、一本道から3本になる道は、トリッキー。
逆行しなければ、直進の所なので、道標が分かれ道にないんです。
とにかく進んでみると、ずっと道標がないので引き返しました。
保存していた地図を見ると、バリケードのある道が、地図上で一番左の道だとすると、うちらは、点線の道を進んでしまったようでした。
Rambouillet(ランブイエ)から歩いてれば、関係のない話ですね↑
この付近、ネットが通じないし、現在地も確認できませんでした。
そして、坂道有り(写真は無し)。
線路下を通ります。
舗装道路。
(振り返ったところ)左折マークが貼ってあります。
民家の間の狭い道も歩きます。
Saint-Hilarionに到着したようです。
水辺にピクニックテーブルもあるので、ランチにしました。
他に歩いてる人たちも休憩しています。
相方は教会に行きたがってたけど、雨が降りそうだし、行かなかったな。
森の中の道は、うちらが歩いた時は、赤白の道標が多かったです。
巡礼路はGRのルートと重なっていると、GRの白赤マークだけの所もあります。
ただし、GRのルートは様々あるので、重なってないGRの道に行かないように注意が必要です。
あと、この周辺、電話もつながりません。
森といっても、片側に鳥の飼育場所が見えたりしました。
グァグァグァ 鳴き声が響いています。
前方にカナディアングース?が歩いていて、柵の中には、子どもを連れた鳥が歩いています。
間近で見ると怖い。
鳥苦手な方、注意
↓
↓
↓
家族の元に戻れない? でも、本気を出せば、羽ばたいて戻れるはず。
線路下を通ります。
サイクリングしてる人たちにも遭遇。
巡礼者っぽい人は、この日もゼロ。
建売住宅のような家が見えて、畑道でぐるりと回り込みます。
草の上をたくさん歩いた日で、草で靴も濡れてしまう。
防水の靴なのに濡れてるので、姪っ子ががっかりしています。
駅もあるけれど、巡礼路はGazeran駅前を通りません。
(私だけ?)ジブリを感じる塔発見↑
Gazeranの教会で、少し休憩。
坂道や森、農場のそばも通ります(写真略)。
あの車道を渡ります。
え、ここも通るの?
振り返ったところ
マークもちゃんとあります。
ここが、Rambouillet(ランブイエ)のシャトーへの裏口?
前回のDampierre後の森はRambouilletの名前がついているし、この日の鳥のいた森も領地っぽいし、敷地内をずっと歩いていた? 広すぎて分からない。
雨が結構降り始めました。
Louis XVIが、羊の品種改良してたというBergerie nationaleがありましたが、入りませんでした。そもそも入れるのか未確認。
Chaumière aux Coquillages(貝殻の家)のパネルを過ぎて、Laiterie de la Reine(乳製品加工所)に入ってみました(有料)。
チケットはシャトー内でのみ購入可。遠いのでネットで買えばと係の人に言われました。
前回のブログの終わりにも、写真を貼っています
ちなみに、巡礼路は上記3か所のそばを通ります。
貝殻の家も見て、シャトーへこんな道を進みました(巡礼路外)。
係の人に、城まで1時間半かかるわよと言われたけれど、20分ほどでシャトーに着きました。巡礼路の地図を見せたから、そのルートだとという意味だったのかな。Compostelle 2000の地図
シャトーの外観
15世紀からの建物の変遷
あと、マリ・アントワネットはRambouilletは好きじゃなかったらしい。私は、ここでよく眠れると思う。歩いて疲れてたから?
タペストリー内の生き物ばかり見てしまいます。
Rambouillet(ランブイエ)の街の様子
巡礼路はこの道は通らないと思う。
フランスは交通網も日曜だと少なくなり、そのせいか、この日、N線は1時間に1、2本みたいで、18時52分の列車までしばらく待ちます。駅前のカフェが開いていて助かりました。日曜でも開いてるカフェは貴重。そして、ランブイエでは機械がおかしくて、チケットの購入に苦戦したから、モンパルナスで買っておけばよかったと思い出しました。
N線の列車から、虹、ヴェルサイユも見れた。写真は失敗。
パリ・モンパルナスからだと、右側の車窓から見えるはず。
iPhoneで23kmの歩行距離だったと日記に書いていました。
次回のブログが、シャルトルまで歩いた日になります。
みなさん、良い一日を
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