R3年度中小企業診断士二次試験の得点開示が来ました。

 51,55,55,69/230

 

【受験直後手応え】50,80,40,70/240(希望)

【再現答案作成直後】54,69,52,60/235 

【ブログで設問毎に得点予想】54,53,57,51/215

【LEC】BCAB/ 54,43,68,50/218 

【EBA】BBBB/B 

【協会通知】BBBA/B

【得点開示】51,55,55,69/230

【ふぞろい】64,57,66,67/254

 

22年7月頃にふぞろい採点の結果が来たので更新しています。

事例Ⅰ、Ⅲの点数が得点開示より高いのはやはりキーワード偏重だったという現れかと思います。

更新しているのは二次試験後の22年11月ですが、やはり協会はキーワードよりも因果を意識したきれいな日本語だろうと試験前に想定し、なるべく①②の数字を使わず、使ったとしても①〜により〜し②〜により〜を図る、という構成を22年度は意識しました。

 

 

再現答案を見てくれた人が解答内容と点数のバランスがおかしいと思うかもしれないので、自分なりの分析と補足をしておきます。(特に事例Ⅳ)

 

得点結果を見ると直前の約1ヶ月半に解いた事例数とリンクします。

 ■9月25日以降で解いた事例43

  事例Ⅰ〜Ⅲ 17

  事例Ⅳ 26

 

事例Ⅳは直前期に単発の問題を解くのではなく、80分間で通して解く訓練を多くしたことがよかったのかと思います。

いずれにしても、R4年度は勉強のバランスをよく考えることが必要です。

 

ただ、他のレジェンド受験生の結果を見てみても、前年よかった事例が翌年は大きく下がるということは診断士あるあるなので、事例Ⅳの結果には慢心せずにやるべきことを粛々とこなしていこうかと思います。

 

<事例Ⅰ>

 

 

大外しはしてないつもりだったので、もう少し伸びるかと思っていたら、B判定ギリギリの51点という結果に。

 

再現率が全事例で一番低かったことからも、全体を捉えられておらず、支離滅裂な文章だったのかもしれません。

設問2で事業承継に触れておらず、全体としてもその意識がなかったので、それが文章に現れてしまったのかと思います。

 

易しかったと巷で言われている設問1、2が難しく感じてしまったあたりで、まだまだ鍛錬が足りてなかったということを実感しています。

設問1はアウトソーシング、設問2は事業承継という知識だけでもある程度解答できそうな問題だったのに、今読み返してみると与件文から抜き出すことを意識しすぎていました。

両方とも自分の中に持っている基本的な知識を使えばよかった問題だったので悔やまれます。

実際にEBAの設問別評価も設問1から順番にDDCAAでした。

 

立ち上がりすぐの問題で緊張とあせりがあったのかもしれません。

 

<事例Ⅱ>

 

55点。

インスタントメッセンジャーを設問2で使ったり、京都の和菓子店を完全無視した割には点数取れてました。

受験直後は80点取れたと思ってしまったので、根拠を持って解答できていないという結果ですね。。。

R2年度も設問解釈無視が2つあったのに54点だったことを考えると、文章構成とかは間違ってないのだと思います。

ただ、ふぞろい採点は低いことが予想されます。

 

今回の事例はコロナ禍ということを考慮して、一般常識に基づき、素直に解答できれば普通に60点を超えれたと思いますが、過去問のパターンとか、文章構成とかを下手に考えて(特に設問4)しまったあたりが敗因でした。

 

<事例Ⅲ>

 

55点。

読み返してみても妥当な点数だったかと。

ふぞろいの結果を見てから詳細分析します。

 

<事例Ⅳ>

 

 

69点。

設問解釈無視が2箇所あったにも関わらず、予想点(51点)よりもかなりいい結果でした。

↓設問解釈無視の箇所はこちら(2箇所)

事例Ⅳ第1問 財務的特徴と課題について聞かれてるのに、いつもの過去問同様に特徴だけを答えていた

事例Ⅳ第4問 移動販売をやめるという設問文に気付かず、なぜか受注を一本化するという設問解釈をしていた

 

NPV設問1の再現答案を作成中にどうやっても2560万円が出てこなかったのですが、問題用紙に書いてあったメモを見たら「2560」という数字が入っていたので、正解していたのかもしれません。

ただ、再現できないということはマグレ当たりで、本当の実力ではないので、注意します。

 

経営分析は当座比率を入れてる人は少数派でしたが、短期と長期の安全性で違いがあるという箇所が論点だったのかと思います。

 

あと、NPVやCVPの途中計算や公式はわざとらしく書いた部分が加点された可能性もあります。

 

 

 

以上、前年の得点開示の結果を考えても、ある程度納得できる開示内容ですし、文章構成等は間違ってないはずなので、ベースアップしていくしかありません。

今後はふぞろいの結果をもとに他の受験生との比較等をして、精度を上げていく考えです。

 

今後は勉強方法や勉強会等に入ることも検討していきたいと思います。