【海外生活】『サスティナブル』に歩み寄りたい!オーストラリアでリサイクル場に行き出したお話。

 





最近よく聞くこの言葉。
”サスティナブル”
環境保護とエコってよく聞くけど、これは新しい!

パース近郊に在住の方も参加できるように、私が利用している
《Container for change》の情報もご紹介します!

サスティナブルとは

Google 検索エンジントップに出てきたサスティナブルとは。サスティナブルとは、「持続可能な」という意味。サステナブル』と表記することもあります。 特に地球の自然環境の維持に役立つ事業や開発、自然環境に配慮した行動を表現する際によく聞くようになった言葉です。

ミニマリストが最近は増えてきていて、世の中の目線が少しずつ変わってきているように感じます。

私がサスティナブルを意識し出したきっかけ

私は今まで、環境保護は大切なのも分かってはいたし、世界的な問題になっていることも理解している。大きな影響を受けた元となるのは、前職で受けたトレーニングです。
前の会社は外資系の企業。
さすが大企業ともなれば、世界に与える影響もとても大きい。
私の勤務していた会社はとてもサスティナブルに力を入れていて、何かのアップデートのたびに新しい情報、環境保護のトレーニングが組み込まれていました。

『エコって大事!』くらいにしか思っていなかった私でさえ、現在世界が作り出しているゴミの量、それが与える今後の影響を感じ取ったことで、少しだけ私の中で捉え方が変わったように感じます。

これは勝手な私の意見ですが、やはり世界に認められた会社は、それだけの活動もしている。森林伐採を減らすために森を作ったり、企業から出る廃棄物削減に努めたり。

個人一人一人はとても小さなものだけど、私もこの会社で学んだことで、生活がちょこっと変わった気がする。

オーストラリアで感じる環境保護活動

オーストラリアのゴミ捨て事情…
それは、『燃えるか、リサイクルか。それ以外か』(ローランド風でお願い!)

粗大ゴミの日が年に数回あるのと、緑の回収日(ガーデニングなどで出る木や伐採された枝など)があるのみです。


各家庭に配布されたゴミ箱はグリーンが可燃、イエローがリサイクル。
ゴミの日の前日に家の前に置いておくだけなので、楽ちんなのはありがたいのですが、このゴミを分別してくれている人がどれだけいるのか本当に気になります。

各家庭でこのサイズはものすっごい量ですよ?

地域によっては他のゴミ箱も存在するみたいですが、うちは2個だけです。


もうちょっと分別に協力するよって思いますが、オーストラリアでは私も含めて多国籍な人種が入り混じり、英語が全く話せない人もいてそれをコントロールするのはすごく大変だと思うし、オーストラリア人の国民性もなかなかアバウトなので、新しいことを始めるのはやはり時間がかかりそう。

そんな事情もあり、分別はほぼしていません。
分別しても行く先は可燃ゴミ箱。

他の州はどうなんでしょう?
ペットボトルのキャップとか、分別しているんでしょうか?

オーストラリアは色々な活動をしているけれど、シャンプーやハンドソープなどの日用品の詰め替え用は全く売っていない。
お買い物のバッグはバンされて、マイバッグは定着したし、再利用可能のバッグは有料化されているけれど、アパレル系のお店はバッグが今まで通り、少しだけ、他の国より遅れているように感じます。

ヨーロッパもスイスなんかは子供の頃から分別が教育カリキュラムに組み込まれているんだそう。

日本もニュースで見かけるあの分別の種類!

地球のために、日々の分別、ありがとうございます!


追伸:今日(2021年6月)見たニュースで、2023年から西オーストラリアでカフェから使い捨てのコーヒーカップがなくなるよう…
私は目的を持ってカフェに行く時はシリコン蓋付きのマイカップを持っていくけど、カフェビジネスはどうなるんでしょう?お持ち帰り用のカップなしで営業は成り立つんでしょうか?
いきなりコーヒーが飲みたくなったら?その場でがぶ飲み?移動中なんかもコーヒー片手に過ごしたい!既にマイウォーターボトル、冬は水筒をいつも持ち歩いているのに、マイカップも常に持ち歩くのは…イヤだ。。。
今後の動向がとっても気になります。


“Containers For Change“に登録して、リサイクル。キャッシュバックもされる!

西オーストラリアではContainers for changeと呼ばれていますが、オーストラリア
の各都市近郊でキャッシュバックリサイクルが導入されており、Container deposit legislation(CDL),またはContainer deposit scheme(CDS)と呼ばれているようです。

オーストラリア在住の方は自身の地域の情報をチェックしてみてくださいね!
こちらは西オーストラリアの方に向けたリサイクル場を利用する情報です!
ちょこっと長いので、他の地域在住の方は、すっ飛ばしてもよし、気になる方は、そのままどうぞ!

今まで何も気にせず捨ててしまっていたビール瓶やプラスチックボトルをリサイクルに回している。

はい、ごめんなさい。
やっていることは本当にこれだけです。

リサイクルできる紙や段ボールの分別はもちろんやっていますが…


《Containers for change》とは?
2018年から開始されたこちらのコンテナ保管スキーム。

他の州ではもっと早い段階で行われていたようですが
こちらでは最近すぎてちょっとびっくりです。

西オーストラリアの環境大臣が西豪州では低かったリサイクル率を引き上げるために、開始されたそうです。

西オーストラリア州の人口は約2700万人、
1年で消費されているボトルの数は…まあ驚きです。
家庭ゴミのリサイクル可能なアイテムをキャッシュバックで回収することで、
みんなにリサイクルを促しているんですね!

ボトルに少し意識を向け出して気づいたこと…
リサイクル全部できそうなのに、できるものは限られています。
ワインボトルやリキュールのボトル、
牛乳パックやミルクボトルは受け付けてもらえないんです。

うーん。難しい。
なんででしょう?
まだリサイクルの制度が整っていないんでしょうか?

私は蓋は基本ゴミ箱へいき、
受け付けてもらえるボトルは水洗い・乾燥させて段ボールで分別しています。
その他の牛乳パックはリサイクルビンに!

ある程度貯まったら、集積場へ!
全然知らなかったけど、すごく近所にあったんですよね。

自動販売機のような回収マシンもありますが、
私は時短も兼ねて人が分別してくれるところに行っています。
近いのが何よりの理由ですが…

Google mapで一番近いところがすぐに検索できるので、
チェックしてみてくださいね!


さて集積所に到着!
入り口に門番みたいな人がいて、車を誘導してもらい、
一台ずつ専用のスペースに駐車します。

そのあと車のトランクを開けるだけで
箱(袋)に入れていたボトルを全て出してくれます。

本当に簡単!

せっかくボトル・缶・プラスチックと分けているのに、
大きな台に全部ごちゃ混ぜにぶちまけて

そのあと事前に登録しておいたID番号をお伝えするか、
アプリのバーコードをスキャンするだけで
終了。

滞在時間は3−4分。

専用のバスケットにあとで分別しているようです。

私の分別の意味…

家に帰宅する頃には種類ごとの本数を集計されて、
キャッシュバックのレシートがE-mailで送られてきます。

毎回本数の多さに驚かされます。
初めて行った時はなんと$20くらいになってた。

その後タピオカのみに…
よく行きます!




うちは、ウォーターボトルは買わないし、ジュースも基本飲まない。

しかし毎日旦那さんに消費されるビール瓶、
私の缶ワイン(大きいのだとフレッシュなうちに飲みきれないので)、
カクテルを作るときに使用するソーダウォーターはどうしても消費してしまう。

(酒飲みか!)

それでこの本数はなかなかです。
週末くらいしか私は飲まないのにな。
日本にいた時にコンビニでよく買ってたお茶とかを考えたら、
日本での消費量はもっとやばいです。

折角このような活動があって、
ゴミとして捨ててしまっていたものが、
ちょっとしたお金に変わって、
地球にも優しい。

いいことだらけと信じてやっています。

近くに行くときにほんの数分、寄り道をするだけ!

振込先の銀行口座の登録をすれば時短で完了!
現金での支払いもしてくれますよ!

⬇︎


リサイクルって本当はどうなの?

リサイクルって、いいことしているように感じられるけど、本当はどうなんだろう?
以前ニュースで見た内容だと、”頭の痛いエコ問題”と…
税金を利用して、リサイクルにかさむ費用が問題視されていたような…

調べてみると、リサイクルって、本当にお金がかかるんです。
分別、クリーン、処理、加工はもちろん、それに当たる輸送費や人件費まで。
プラスチックゴミは処理するだけではなく、輸出したり、埋め立てたりと、色々な行き先があるようですが、どうやら国同士でのゴミの紛争もあるよう。

本当に世界的問題ですね!

捨てるならリサイクルに…
今でも私は知識不足でそう思ってはいますが、それはそれで考えものみたいですね。

本当に難しい!

リサイクルについては、もう少し調べてから正確な情報をシェアしようと思います。

小さな小さな私の行動

ゴミもリサイクルも問題ならば、少しでも廃棄物を減らそう!
ってことで始めた小さな小さな日々の活動。

生活は、Simple is the bestですね!
今現在当たり前になりつつありますが、お買い物バッグは車にも鞄にも、常に持ち歩くようになりました。服屋さんでも、靴屋さんでも、袋はできるだけもらわない。
お洒落なショッパーはついつい貰っちゃうけど…

ウォーターボトルの代わりに、水筒とお水のボトルは絶対。
コーヒーカップもカフェに持参。割引も受けられてちょこっとお得!
カップがなかなか洗えないのがちょこっと痛い。

生ゴミも廃棄に環境汚染が影響してくるらしいので、家にプチガーデンを。
ネギ、唐辛子、ミント、イタリアンパセリ、タイバジル、ブルーベリーとレモンを植えています。
使い切れないのに買う必要がないし、パッケージの廃棄もない。
何より新鮮なのがいい。
レモンだけは実がつくまでに後数年の我慢…

本や新聞紙はもう買いません!オンラインで全部済むし、お家がスッキリ!
(メモやノートだけはやっぱり紙派なので、これは上質なものを大切に使ってる)

ジップロックやラップも、シリコン製に変え、再利用できるものをできるだけ取り入れるようになりました。

まとめ

リサイクルに出す『エコな私』ではなく、できるだけ無駄な消費をしない生活を心がけたいと思っています。

小さなことでも、少しずつ、長い年月が大きな変化に変わると思って小さな活動を私なりにやっている体験談でした!

オーストラリア在住の方は、あのリサイクルボトルについてるマーク、気になった人も多いのでは?

ボトルのリサイクル、少しだけシンプルを意識た生活を日常の一環として、取り入れてみてくださいね!

では、またの次のブログでお会いしましょう^^



See ya! xx


CHINO.

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