約1時間前の我が家。
テーブルにロウソクを立てているのは、年末にムードを演出しようとしているわけではありません。
僕たちの部屋が突然の停電に見舞われたからです。
停電時、お湯を沸かしており、クッキングヒーターを2つ同時に使っていた上に、洗濯機まで回していました。
なので、ブレーカーが落ちたのかなと思い、室内にあるブレーカーを確認しましたが、落ちていませんでした。
それで、寮の管理室に宿直していた女性に来てもらったのですが、彼女もよく分からない様子。
結局、管理室でいちばん電気系統に詳しいおじさんに急遽来てもらいました。
おじさんは30分後ぐらいに来ました。
たぶん、自宅から駆けつけてくれたものと思われます。
おじさんは室内のブレーカーが落ちていないのを確認した後、なぜか外に出ていきました。
その数分後、部屋の電気が復旧。
後で聞くと、外にも別のブレーカーがあるそうです。
何はともあれ、割とすぐに電気が戻ってホッとしました。
停電になると、いろいろ考えてしまうものです。
「冷蔵庫のもの大丈夫かな?」とか「暖房が切れて夜寒くないかな?」とか「停電が数日続いたらホテル取らないといけないかな?」とか……。
日頃どれだけ電気に依存して生活しているか実感させられますね。
ところで、今日来てくれた管理室のおじさんは実はなかなかすごい人です。
電気系統の面倒だけでなく、水回りも草むしりも雪かきもゴミ捨て場のリサイクル品回収も大体1人でやっています(他にも2人おじさんがいるのだが、細かい仕事はなぜかこの人だけやっている)。
そして、菅義偉前首相に顔が似ています(僕は心の中で「ガースー」と呼んでいる)。
済州大学のガースーおじさんは日本語を少し話します。
と言っても、「おはようございます」とか「こんにちは」といった挨拶がほとんどですが。
お父さんが日本に住んでいた(いる?)らしく、その関係で日本語をちょっと勉強されたそうです。
一度、やや複雑なセンテンスで質問してきたので、日本語で答えたところ、よく分からなかったらしく遠い目をしていましたが(笑)。
でも、ガースーおじさんがいてくれることで、非常に心強いんですよね。
ガースーおじさん、今日はどうもありがとうございました!
これからもよろしくお願いします!!