夏のある日、うちの車の屋根に怪しい影が……。
ドーン！
……済州大学の学生寮付近に住みついている猫でした。
うん…？
なんかお腹が出てる？
まさか……アンタもおめでたか！？
実はこの猫、生まれてから１年程度しかたっていません。
↓おめでた猫が子猫だったころ。去年の11月に撮影。
上の写真に写っている白黒の猫が母親。
去年大学構内に入り込んできた猫で、キョンアさんが「ナルラリ（날라리/「遊び人」の意）」と呼んで親しんでいた猫です。
１年の間に２回も妊娠したので、僕は心の中で「あばずれ」と呼んでいました。
↓「あばずれ」とその子供たちについて
「あばずれ」を最後に見たのは半年以上前のこと。
彼女は大学構内をうろついている野良犬にかみ殺されたという噂があります。
いずれにしても、もうここにはいません。
閑話休題。
現在に戻って……
↓数週間後の「あばずれ」の娘の様子
あ…あれ？
出ていたお腹がへっこんでる！？
これを見たキョンアさんは「流産したんだわ」と同情。
しかし、そのまた数日後……
……産んでたよ。
しかも、自分そっくりのメス猫を！
目ヤニが少し出ているようですが、全体的に健康そうな子猫。
しかしそっくりですね。
お婆さんはこれなのに！！
しかし、猫の世代サイクルってずいぶん短いんですね。
１年で何回も出産したり、１歳で母親になったりできるんだから、そりゃ繁殖力が高いはずです。
そんな中でも他の猫から縄張りを守ったり、野良犬の襲撃を受けたり、なかなか忙しい人生ですね。
餌を人様にもらっていると言っても、なかなか楽ではありません。
その生き様はまさに往年の広島ヤクザを見ているようです。
↓この子も避妊手術しないといつ母親になるか分かりません
野良猫が増えすぎるのも問題ですが、生まれた以上は小さい命が無事育つことを祈ります。
子猫が育つまでは温かい目で見守りつつ、時期がくれば避妊手術を受けさせる方向で検討中です。
