ハーレー・ダイナモデルのサイドバッグの『ちょうど良い』大きさは?

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積載スペースが無いハーレーにサイドバッグは必須アイテムです。

では、どのくらいの大きさのサイドバッグを買えば正解か?

筆者は『迷ったら20Lサイズを買っておけば間違いない』と考えます。

なぜなら20Lあればショート~ロングツーリングまでカバーできるからです。

何より大きすぎないサイズ感なので、普段付けっぱなしにしていても違和感が無い。

ツーリングの度に付けたり外したりするのって面倒じゃないですか。

筆者は12年ダイナストリートボブを所有しています。

なかなかちょうどいいサイズ感のサドルバッグが見つからず、何度もサイドバッグを交換してきました。

本記事では『20Lサイズに至った理由』と『過去の失敗事例』を紹介します。

この記事を読めば、自分の車両に合うサドルバッグを失敗せずに選べます。

では行ってみましょう。

この記事を書いた人
  • 所有車種:2009年式FXDB
  • 所有歴:14年
  • 整備アイデアやツーリング情報を発信
ころつけです
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ハーレーのサイドバッグは20Lサイズがオススメな理由

筆者が20Lサイズを推す理由は以下の2点です。

  • 車体とのバランスの良さ
  • 日帰り~1泊まで対応できる万能さ

もちろんツーリング先や目的によって最も適したサイズは変わってきます。

だからと言って、その度にサイドバッグを交換するのは面倒ですよね。

ダイナモデルとのバランスが良い

筆者が取り付けているのは容量22Lのラフテール・シャーマン【Lサイズ】です。

こうして見てみると22Lサイズはダイナモデルには少し大柄で主張が強いと感じます。

見た目の美しさを考えると、もう少しスリムな20Lサイズが落としどころでは無いかと考えます。

ボブフェンダーじゃなければ、もう少しバランスが良さそうです。

日帰り~1泊まで対応できる万能なサイズ

筆者は往復500kmを超えるツーリングに行く際は、以下の装備品をサイドバッグに入れています。

  • 雨具(上下)
  • ディスクロック
  • 防水袋
  • ツーリングネット
  • 自転車用荷掛け

ところがこれらの装備品を入れると、サイドバッグの半分以上が埋まってしまうんですね。

10Lくらいのサイズだと単純に荷物が入らないだけでなく、旅先でお土産を買えません。

せっかく買ったお土産が入らないのは『バイクあるある』のひとつ。

出来ることならそんな思いはしたくありませんよね。

ダイナに大きなサイドバッグを取付けるデメリット

見た目は多少悪くなってもいいから、大きなサイドバッグを取り付けたい。

すごくわかります。

でも、やめておいたほうがいいです。

なぜなら大きすぎるサイドバッグは運転に悪影響を及ぼすからです。

地上高を確保出来ない

大きなサイズのサイドバッグを取り付けると、バッグの底が路面を擦ります。

車体を傾けるたびにサイドバッグが路面を擦ると、バッグが破損するだけでなくバランスを崩して転倒するおそれもあります。

筆者のストリートボブは純正から1インチローダウン(11インチ)しています。

ローダウンの弊害で22Lサイズのサドルバッグでも、十分な地上高を確保できているとは言い難い。

おかげでサイドバッグのベルトが千切れました。

サイドバッグスライドレールで地上高を上げる

少しでも地上高を確保したい。

気休め程度ですが、サドルバッグスライドレールを取り付ければ改善できます。

残念ながらサドルバッグスライドレールで対策を施しても『地上高20センチ』を確保できていません。

以前はフェンダーレールに直付けしていたので、サドルバッグの側面が傷だらけになってしまいました。

今は注意しているのもありますが、ベルトが傷つく程度に改善。

このサイズのバッグを取り付けるには、サイドバッグはレールはあったほうがいいと考えます。

そうは言っても地上高が3センチくらい上がるだけです。

何もしないよりマシ程度に考えてください。

調子に乗って倒し過ぎると、すぐ地面を擦ります。

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ハーレーのサイドバッグ選びで失敗したこと

筆者は紆余曲折を経て現在のサイドバッグに辿り着きました。

これまで大きさだけでなく、素材選びも失敗。

過去のサドルバッグの失敗事例は以下の2点です。

  • ほとんど荷物が入らないサイズの物
  • すぐに型崩れを起こす使い物にならないハンドメイド品

1つずつ解説していきますね。

小さすぎるサイズ

サイドバッグは邪道。出来るだけ目立たないもの取り付けたい。

そんな隔たった考えのもと、容量が10Lほどの小さなサイドバッグを購入。

結論から言ってしまうと、自分のツーリングスタイルに合わないサイズを買ったのが失敗でした。

筆者のツーリングスタイル
  • 日帰りロングツーリングが好き
  • 多少天気が悪くても気にしない

筆者はサイドバッグに必ず雨具を入れます。

雨具を入れたら他に何も入らない。

もう、ただの雨具入れ。

用途を考えてから購入するべきでした。

すぐに型崩れを起こすハンドメイド品

サイドバッグは過酷な使用環境にさらされます。

既製品であろうと、ハンドメイド品であろうと大事なのは耐久性。

多少の雨風やラフな扱いにも耐えらないと使い物になりません。

筆者の購入したハンドメイドのサイドバッグは、3ヵ月で寿命を迎えました。

全てのハンドメイド品がダメというわけではありません。

ダイナモデルにオススメのサイドバッグ

実際に筆者が使って、良いと感じたのは以下の2つです。

  • 【デグナー】レザーサイドバッグSB22
  • 【ラフテール】シャーマン・Lサイズ

【デグナー】レザーサドルバッグSB22

筆者が使っていたモデルは廃盤になってしまいました。

後継モデルにあたる『SB22』を紹介しますね。

【デグナー】SB22の悪いところ

  • 雨に弱い
  • 革が柔らかめなので、経年で多少の型崩れが起こる

雨に弱い。

SB22は本革を使っています。

きれいな状態を保つにはオイルでメンテナンスが必要。

筆者のようなズボラな人は購入しないほうが良いです。

革が柔らかめなので経年で多少型崩れをおこす。

これもメンテナンス次第だと思います。

しっかりケアをすれば長く使えますよ。

ズボラな筆者がヌメ革を選んでしまったのが、そもそもの間違い。

雨で濡れた後はしっかりケアしないとシミが残り型崩れの原因にもなります。

それはそれで味だと思って気に入っていました。

デグナーサドルバッグSB22の良いところ

  1. ワンタッチ金具で開け閉めが簡単
  2. しっかりメンテナンスをすれば経年劣化を楽しめる

ユーザーのメンドクサイを解決するワンタッチ金具。

デグナー社と言えば【ワンタッチ金具】ですよね

ベルトの穴に金具を通して止めるのって地味にメンドクサイ。

これさえあれば、そんな煩わしさから解放。

世の中のすべてのサドルバッグが全部ワンタッチ金具になれば良いんですけどね。

経年変化を楽しめる品質の高い革。

デグナー社はもともと革のレーシングスーツを製造する会社でした。

このような歴史から、革の品質には定評があります。

しっかりケアをすれば、きれいな飴色への経年変化が楽しめますよ。

革を楽しみたい人はデグナー社製のSB22がオススメです。

筆者はヤレたバイクとヌメ革の組み合わせがたまらなく好きです

なお筆者のようなズボラな人間でも大丈夫な、メンテナンスフリーのナイロン製のタイプも販売されています。

【ラフテール】シャーマン・Lサイズ

筆者が取り付けているラフテール社製のシャーマンです。

【ラフテール】シャーマンの悪いところ

  • 他社の製品に比べて高額

同サイズのデグナー社製品との差額は2万円以上

本当にモノは良いんですが値段がネックなんですよね~。

その分、アフターケアはしっかりしています。

車体を倒しすぎてベルトを千切ってしまった時も気持ちよく修理してくれました。

直営店で買ったものじゃなくても大丈夫でしたよ。

【ラフテール】シャーマンの良いところ

  • 本革なのにメンテナンスフリー
  • 丈夫で型崩れしない

本革なのにノーメンテナンスでOK

どうなっているのかわかりませんが、シャーマンは本革なのに雨に濡れても大丈夫です。

雨に濡れてもシミにならないので、今までほぼメンテナンスをしていません。

お店の方も『うちの製品は特にメンテナンスしなくても大丈夫』とおっしゃっていました。

丈夫で堅牢。型崩れしない。

内側から樹脂で補強されているのに加え、革自体が強いので型崩れしません。

実際に7年以上使っていますが、ほとんど型崩れしている様子は見受けられません。

メンテナンスは面倒!でも本革のサドルバッグが欲しい』

そんな筆者のワガママな願いを叶えてくれた商品でした。

良いものを長く使いたい人にはオススメですよ。

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ハーレーのサイドバッグは20Lサイズを選んでおけば失敗しない

サイドバッグの大きさに迷ったら20Lサイズを買っておけば間違いないと考えます。

一番融通が利くサイズです。

もちろん車格や用途にもよりますが、一番良い落としどころではないでしょうか?

容量のあるサイドバッグは心に余裕をもたらします。

なぜなら『荷物が入らない』『アウターが脱げない』といった心配から解放されるからです。

ぜひ自分に合ったサイドバッグを手に入れてください。

今回の記事は以上になります。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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