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模擬試験ウィーク最終回――TACマンション管理士 直前予想模試 2022年度第3回【めざせトリプルクラウン!】

宅建・不動産

長らく続いてきましたが、模擬試験にチャレンジのシリーズもついにラスト1回。
もちろん、今後また大型の試験で模擬試験が出版されている物にチャレンジする場合には復活する可能性もありますが、毎週末のシリーズ形式になるのはこれが最後だと思います。

有終の美を飾りたいところ。

今日はTACの「マンション管理士 直前予想模試 2022年度」第3回です。

解いてみた感触

今回のレベルは「難」とされていますが、感触としては、先週のLECのほうが難しかったかなと思います。
まあ先週の合格ラインは34点で、今回は36点ですから、今回のほうが若干易しいのは確かでしょう。

個人的にTACは過去問に沿った内容が出やすい印象を持っているので、割り引いて考えたほうが良いかもしれません。

まあ、合格ラインを取るのは大丈夫そうだけど、40点到達はどうだろうという感じです。

結果

自己採点の結果、以下の通りでした。

  • 区分所有法等:9点/12点(過去最高点:11点)
  • 標準管理規約:8点/9点(過去最高点:9点)
  • 民法その他 :4点/6点(過去最高点:5点)
  • 管理設備会計:3点/3点(過去最高点:3点)ハイスコア同点
  • 機械設備系 :13点/15点(過去最高点:15点)
  • 適正化法  :3点/5点(過去最高点:4点)

計:40点/50点(過去最高点:44点)

TACの模擬試験には合格ラインが載っていますが、今回の合格基準点は36点

ハイスコアの表示が減って寂しい気もしないでもないですが、むしろ今までが出すぎでした。

40点に到達することができて何よりという感じでしょう。

本試験でもこの調子を維持しましょうね。

所感

ずっと5点から動かなかった民法の点数が下に動きました。まあご愛嬌でしょう。
失点といってもこの程度なら十分許容範囲です。

区分所有法でもう少し取りたかった感がありますが、まあ仮に本番でこれなら全く問題ない場面。
区分所有法は宅建試験でいうところの宅建業法のポジションに当たる重要科目なのですが、どうしても高得点を取り切れないもどかしいポジションにあります。
まあ、とにかくこの区分所有法と適正化法で失点をどれだけ食い止めるかがポイントになりそうです。

機械設備系は模擬試験ではずっと8割ペースでしたが、どうも模擬試験での機械設備系の問題は全体的に過去問で見覚えのある論点が多かった気がします。
まあ、この分野の本試験での点数具合も重要なポイントとなりそうです。

本番もこの調子で頑張ろう!

ワンポイント

マンションの共用部分専有部分、そして建物の敷地
基本中の基本ですが、問題演習ばかりしていると色々と知識が混同しがちです。
あらためて復習しておきましょう。

まず、マンションには、建物附属の建物建物の敷地があります。

建物には、建物の部分附属物があります。
建物の部分も附属物も、専有部分と共用部分とに分かれます。
いずれも共用部分以外が専有部分になります。

建物の部分の共用部分には、法定共用部分規約による共用部分があります。

建物の部分法定共用部分は、廊下や階段、入口のロビーなどです。
建物の部分のうち、規約による共用部分はわかりやすいですね。会議室や管理室です。
なお、建物の部分は必ず共用部分か専有部分に分かれます。専有部分でなければ当然に共用部分です。

建物の附属物は、電気の配線や水道の配管、エレベーター設備などがあります(エレベーターホールは建物の部分)。
エレベーターが専有部分になることはほとんど無いと思いますが、配管や配線などはすべて共用部分というわけではなく、共用部分と専有部分とに分かれていたりします。

附属の建物は、物置や自転車小屋などです。
区分所有法上では、附属の建物も、規約によ共有部分となります

建物の敷地には、法定敷地規約敷地があります。
法定敷地は、建物が所在する土地です。
規約敷地は、建物が所在する土地以外で、建物及び建物が所在する土地と一体として管理又は使用する土地です。
ここは、みなし規約敷地の定義のほうが意外とわかりやすかったりしますよね。

しっかり復習しておきましょう。

今日は以上となります。ここまでお読み下さりありがとうございました。

免責事項 この記事の内容は個人が勉強のために調査した内容を記載したものであり、正確性を保証するものではありません。当記事の内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。
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