「NHKなどでもカタカナ語が増えて、理解できないことがある」というシニアの声を耳にすることもあり、頭の片隅にひっかかっていた。
最近、「STEM教育」という言葉を目にして、「おっ、これはなんだ」となって少し調べてみた。
21世紀型の教育システム、世界各国で導入され始めている、「STEM教育研究センター」を設置した国立大学がある、初等教育・義務教育の段階でも重要視、などの説明が踊る。
一部を抜粋して整理してみると・・・
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STEMとは
S:Science(科学)
T:Technology(技術)
E:Engineering(工学)
M:Mathematics(数学)
それぞれの頭文字を取った言葉で、科学・技術・工学・数学のいわゆる理系の教育分野を総称した言葉。
派生した言葉として
・STEAM:STEMに「Arts(芸術)」あるいは「 liberal Arts(リベラルアーツ )」を加えた
・STEAMS:STEAMに「Sports(運動)」を加えた
・STREAM:STEAMに「R(Robotics、ロボット技術)」を加えた
・eSTEM:environmental STEMの略称で、STEMに環境教育を加えた
・GEMS:Girls in Engineering Math and Scienceの略称。女性をSTEM分野に進出させるためのプログラム
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経営分析におけるTEST分析、STEEP分析などと同じような言葉の感覚なのかな。
狭い専門領域での共通理解を基に使われていた言葉が一般化してくると、意味の捉え方が変化したり、言外に含まれる背景や本質が抜け落ちたりすることもある。
それでも、分かったように使われ広がっていくと、専門外の多くの人にとっては「?」となることもある。
しかたがないのかもしれないが。。。何かちょっと複雑な感覚
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