岩手山山頂から

岩手山山頂から
岩手山山頂から焼き走り溶岩流を望む。山って、自分の心にエネルギーをいつも与えてくれるから好きです。

2021年8月5日木曜日

夏休み中にちょっと読んだらオモシロイ!・・・高校生向け課題図書

  宇都宮大学の杉田教授の「カラス学のすすめ」を読んでみると、

すごくオモシロイ。

私は、ありとあらゆる種類の本を読むが、この手の研究書を目にすると、

どこか興味津々となる。研究者が面白おかしく書くと言っても、笑い転げる

ほどの面白さはまったくない。それでも・・・この本はオモシロイ。

 

 私の花巻にある実家には、ちょっと風変わりな「カラス」がやって来る。

カラスの行水と言われるくらい、カラスが水辺に接近するのを見る機会が

殆どなかったのに風変わりな「カラス」は、堀込式の河川の河道に降りたって、

餌を取るのだから。

 この風変わりなカラスの事を「あすか」と実家では名付けていた。

「カラス」は、人間の生活圏に接近した所で生存しているのだから、

人間とカラスが接近しても何ら不思議ではない。

しかし・・・「あすか」は、毎日間日決まった時間に、実家を訪問する

カラスとしては奇妙な行動を示していた。


 「あすか」という名前のカラスは・・・

人間から餌をもらおうとしているのではなく、人間に自分の存在を守って

もらうために、接近してきているようです。

 「あすか」の種類は、嘴が小さく細い「ハシボソカラス」の仲間のようです。

川にいるザリガニを捕まえて食べているようで、体つきは、通常の

ハシボソカラスの1,5倍はあるような大きさです。栄養は充分なんでしょう。

 今年の春に、3匹の子を為したようで・・・子育てに翻弄している間は、

見間違えるほど、体は、細く小さくなっていきました。

 子が、自身で餌を取るようになって、「あすか」は、もとの大きさに

戻りました。


 今日も、「あすか」は・・・元気に子連れで空を飛んでいます。

また、夕方になれば・・・庭に降りたって、寝床へ変える前のひと時を

過ごしていくことでしょう。

 そして、「あすか」は、人とのつながりを実感させるような何かを私の

目の前に置いていくのです。今日も、ザリガニのハサミでしょうか?

頭が良いとされる、カラスの行動は、四六時中見ていても、

まだまだ謎が多いのです。

 先に紹介した、「カラス学のすすめ」を読み解いたとて、まだまだ謎の

行動はキリがありません。


 今日も・・・気温はうなぎ昇り。

川の浅瀬で、カラスたちが行水をする姿を見れるかもしれません。

なにせ、カラスが行水をする姿なんていうのは珍しいですからね。

カラスの羽が、水で濡れたしっとりした姿は、死をイメージさせたり、

不吉をイメージさせたりする「カラス」のイメージを変えるものです。

今日は、しっとりとしたカラスの姿を見れるやもしれません。

楽しみです・・・。

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