2月17日から放射線治療が始まりました。月~金を6週間、合計30回の照射です。初回は、バンザイの体勢で台の上に仰向けに寝転がって、どこに照射するか、油性マジックでマークするところから始まりました。このマーキング、薄くなってきたら新たに重ね塗りされるので、放射線治療中、なくなることはありません。そして、美しいフォルムのマーキングでもありません。実に無造作に、描きたい放題でマークされます。マークの後は定着スプレーをシュッ☆(←ちょっとだけ冷たい)

 

 

 と、そこまでが準備段階で、あとは照射です。大体1回の照射は私の場合、5分弱。着替えの時間とかも含めて(上半身は裸でバスタオルを巻いて台に寝転がる)長くても15分弱です。勿論、放射線治療自体に痛みは全くありません音譜 週に一度、放射線科の先生による診察がありますが、それも簡単なもので、「痛いところはないか?」「痒みは出ていないか?」「保湿クリーム欲しいか?」という程度。私は、残り10回ぐらいで、痒みが出てきたので、アズノール軟膏というのを処方されました。(でも、塗った後のスッッキリ感がないので、私は勝手に軟膏の上からキンカン塗ってました←これはS先生に厳しく戒められました。皮膚が乾燥してよけいに痒くなるそうです。結局、言うこと聞かなかったけどニコ

 

 こんな感じの30回照射ですので、もし放射線治療に不安を

 もっている方がいらっしゃれば、 全然、大丈夫ですよ音譜

 

 ただ、治療を受けた方の中には、忘れた頃に肺炎になる方もいらっしゃるようです。今はこういうご時世ですので、放射線治療による肺炎と新型コロナの区別が付くのか!?と思われるかもしれませんが、レントゲンを撮ったら、放射線による肺炎は一目瞭然だそうで、ステロイド剤投与で治るそうです。(肺炎になるのは、全体の1%ほどの確率です)

 

 あ、それから。ガン保険によっては、放射線治療にも「手術給付金」が通院費とは別に給付されます音譜(←ここんとこ、重要) 放射線治療は、簡単な治療なんですが、かなり高額なので、くれぐれも「限度額適用認定」はお忘れなく。

 

 

 

 この放射線治療の間に、私は胃カメラも飲みました。実は、私は乳ガン発覚前から、膵臓に「膵嚢胞」というのがあって、(←膵臓の中に、水の溜まった袋ができる・・・何故!?)いつ膵臓ガンに変異するか解らないので、半年に1回、MRI撮ったり、胃カメラ飲んだり、胃カメラから膵臓をエコーしたりしています。今回は単純な胃カメラだったので、麻酔なし。何度も書いているように、私は麻酔がすぐに切れるんです。追加しても追加しても、覚醒するんですあせる ですので、余計な期待はしないことにしようと思い、常に麻酔なしです。喉元を通過するときだけは多少「オエッ」ときますが、あとは別に何てことないです。

 

 

 あれを楽に受けるコツは、「唾を飲み込もうとしないこと」。基本的にヨダレを好き放題に流していれば、楽です。それから、私には変な嗜好があって、胃カメラを抜く時、喉元を抜ける感触が好きなんです。(←みんな、今、ゲローって顔しました?)子どもの頃から、うどんや蕎麦などを先っぽだけ残して飲み込み、それを再びお箸でつまんで引き抜く・・・それを何度も繰り返す異常な子どもでした汗(さすがに家族から、外ではやるなと注意されますが)ですので、胃カメラ検査の時は、けっこうウキウキ気分ですドキドキ

 

 

 

 そんなささやかな喜びに酔っている私に、ある日、放射線科部長、あのS先生から声がかかったのでした・・・。

 

 

今日は、朝から母が「めまいがするから今日は透析行けへん」とごねて、説得するのが大変でした汗 母 「休んだらあかんなんて、最初から聞いてない!」 私「いや、もう何十回も言ってるし」と問答を繰り返し、1時間ほどなだめすかして、ようやく納得させ、私がクリニックまで車で送っていきました。疲れた~~。(いや、精神的に) やっぱり、ところどころ、記憶が抜けちゃうんですよね・・・。帰りに、神社に立ち寄ったら、セミの鳴き声と直射日光で倒れそうになりました汗(今度は肉体的に) やっぱ、無理しちゃいけませんね。