2021年08月31日
結婚式で後悔しないために 演出2 「音楽」
こんにちは ヤッチーです!
前回の記事からご無沙汰しております。
またまた、ご訪問下さり誠にありがとうございます。
なかなか記事を書く時間が取れず今回も途中になるかもしれませんが、出来る限り書いていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。
今後の記事の予定はこちらです!
音楽
映像
特別ゲストの招待
その他
映像
特別ゲストの招待
その他
音楽
音楽は、大別すると、聞き流すためのBGMと、ムードアップのための演出音(入退場時、ケーキカットの瞬間、花束贈呈など)の2種類に分けることが出来ます。
ご予算によって生演奏にするか、メディアの音源にするか?
これらを決めることになります。
●全てを生演奏にするか(見積もりは高くなります)
●BGMは生演奏、演出音はメディアから好きな音源を利用
●音楽はすべてメディア音源を利用
などなど
また、挙式が、「教会式、神前式、仏前式」となりますと音楽もほぼスタイルが決まってきますが、人前式の場合はご自分たちのイメージを導入することも可能です。
もちろん会場側でも人前式用の音楽の準備はされていますので、内容を(プランによって変わると思いますが、生演奏か、メディアの音源か、曲目など)を確認する事です。
ご自分たちのお好きな系統の音楽などを取り入れることが出来るか、またCDなどの持ち込みが可能かどうか、プランナーに相談してみましょう。
1.生演奏について
さて、ここで生演奏についての予算ですが、
演奏者一人につき\30,000〜40,000
がおおよその検討です。人気のアーティストとなりますと当然お見積もりは上がります。
また、アーティストの派遣会社によって演奏時間の違いが有りますが、
拘束時間=演奏時間ではありません。
生演奏の場合、当日会場入りして楽器のセッティング、音のチェック等をし、
演奏後は機材の撤収をして、会場を出るまでの前後2時間くらいが拘束時間となります。
(披露宴の時間+準備、撤収にプラス2時間くらい)
また宴の間ずっと演奏はしていません。当然休憩も入ります。
実質の演奏時間は披露宴の最中ずっとではないのです。
最近の情報を調べてみましたが、料金の多少の違いこそあれ、私の現役時代とその辺の時間配分はほぼ変わっていませんでした。
2時間の披露宴時間に対して、通常先ほど記述した費用でお願いした場合
実質の演奏時間は1時間くらいです!
そして連続しての演奏時間は長くて、30分くらい。
ですから、宴の進行にもよりますが、単純に考えると、30分を2ステージする感じです。
そこを注意しないといけません。
見積もりでは、一披露宴につきの料金で表記されますから、披露宴中はずっと演奏してもらえるんだ!
なんて思っちゃいますけど、ぶっちゃけそういう事実があります^^;
もし、もっと演奏時間を延ばしたい!って場合は当然お見積もりは上がります!。
会場にその辺の内訳は確認した方がいいですね!
そうは言っても、披露宴の進行上、ずっと生演奏だけ聞いてるわけではありませんよね。
ご来賓やご友人のスピーチや、余興などもあると思います。
その辺の事を考慮すると、1時間が決して短いわけではないんです。
逆に、折角生演奏を準備したのに、余興や、スピーチを入れ過ぎて、「演奏が1時間もやってなかったな」って事も結構あります。^^;
弦楽四重奏やジャズのトリオなどすごく豪華ですから、スピーチや余興は控えめにして、皆さんが盛り上がりそうな曲を準備して演奏してもらう等。
そういう演出もすごくいいと思いますし・・・。
まぁ、予算をかけた分を考えて、どちらに重心を置くかですね。^^
生演奏をお考えでしたら、この辺の進行の組合せは、スピーチや余興の組数を決めてしまう前に、演奏時間が最大限生かせる進行をプランナーと相談しましょう。
2.演出(きっかけ)の音楽について
◎挙式
「教会式・神前式」ではほぼ会場側でスタイルが決まっている場合が多いので、
ここでは、「人前式」について書いてみたいと思います。
まず「人前式」の大まかな進行と音楽の有無について。
@.新郎新婦入場
(必要)
A.誓いの言葉
(無音は又は、歌詞の無い音楽を静かに)
B.指輪の交換
(必要)
C.結婚証明書への署名
(3の曲を続けるか又は、曲を変えて)
D.承認 (参列の代表者)
(無音)
E.退場
(必要)
こんな感じです。結構シンプルですよね。
ですので、盛り上げる場面ごとの音楽は大事です。
会場によっては、司会、演奏者、コーラス隊などが挙式予算に入ってる場合もありますし、メディア音源の場合もあります。
確認しておきましょう!
★私の経験では、人前式は、教会式や神前式と違って、参列者が盛り上げる部分が大きいので、式の進行役の経験が結構場の雰囲気を左右するなと感じていました。
場面場面で、参列者がシーンと見守っているよりも、拍手で盛り上げたり、退場の際は「おめでとう!」とか「お幸せにー!」といった声掛けなども、進行役の誘導によって変わりますね。
◎披露宴
披露宴の場合進行内容がこの限りではありませんが、おおよその進行を書いておきます。
@.新郎新婦入場
( 必要 )
A.新郎新婦の紹介
( 無音又は音楽のみを静かに )
B.来賓あいさつ
( 無音 )
C.乾杯
( 必要 )
D.歓談・会食
( BGM )
E.友人余興、スピーチ
( 必要に応じて用意 )
F.お色直し退場
( 必要 )
G.歓談・会食
( BGM )
H.お色直し入場
( 必要 )
I.ケーキカット
( 必要 )
J.友人スピーチ・余興
( 必要に応じて )
K.歓談・会食
( BGM )
L.ご両親へのお手紙朗読
( 無音又は静かに )
M.ご両親へ花束・プレゼントの贈呈
( 必要 )
N.両家謝辞
( 無音 )
O.新郎新婦( ご両親 )退場
( 必要 )
(お色直しのパターンについてはいくつかありますが、その他の項目で紹介する事にしてここでは割愛します。)
いかがでしょうか。
ここに上げたタイミングで音楽を流すわけですが、きっかけの音楽は結構その場の雰囲気を盛り上げるのに重要です!
いくつかのポイントをお伝えしておきますと。
●入場のシーン
@いきなりサビの部分から始めて扉がオープンし新郎新婦!
A前奏があって曲の盛り上がりから扉が開いて新郎新婦!
●乾杯・ケーキカットのシーン
乾杯;これはもうその瞬間と同時にバーンと盛り上がりの曲調が一番です!
ケーキカット;入刀の瞬間に盛り上がりの曲調を選ぶか、入刀前から前奏を静か目に流して、入刀の瞬間とサビの部分を合わせるかです!(司会、音響、キャプテンの腕の見せ所ですw)
●退場のシーン
@厳かな雰囲気の中で退場
A楽しくにぎやかに退場
いずれもお二人のコンセプトに合わせるといいですね。
●お手紙の朗読・花束贈呈
@ご家族・お二人の思い出の曲を静かに流す。
A歌詞のない音楽を静かに流す。
大体のイメージですがご参考になれば幸いです^^
★ここで、ぶっちゃけトークです^^;
端から数々の披露宴を見ていて思うのは、お二人が曲にこだわりを持ちすぎて、全体的にコアな音楽にしてしまうと、参列者の方々がついてこれず、盛り上がりが今一だなと言うときが何度かありました。
なので、婚礼に関しては、多少は知名度のある曲を選ぶのも一つのポイントかもしれません。
又、ご来賓の時代に合わせた曲なども、お若い方々には新鮮かもしれません。
キャプテンの時は、毎回プランナーとの事前の打ち合わせで、すべてのきっかけ音楽に対して、何秒後に扉を開けて入場とか、入刀の瞬間にサビの部分が流れるように等の細かい依頼が有りました。
音楽も重要な演出要素なので、しっかりとプランナーと打ち合わせしましょう!^^
★今回の結びに大事な事を書いておきます!
◎音楽の著作権について
市販の音源(CD等)を利用、複製して利用する場合は、著作権と著作権隣接権それぞれに手続きが必要なんです。
法律の話になるので、ややこしいのですが、簡単にまとめて書くと・・・
@CDをそのまま利用して音楽を流す場合(演奏利用)、JASRAC等(日本音楽著作権協会)に利用許可の申請が必要。ただし会場が契約をしていれば大丈夫です。
ACDをコピーしたり、映像などに取り入れて収録する(複製利用)は、JASRACや、レコード会社に許可の申請が必要。
これは、式場か映像等の制作会社が、※ISUM(一般社団法人音楽特定利用促進機構)に依頼することで、権利処理の手続きをしてもらえます。
(ISUMに登録している事業者は、ISUMを通して、著作権と著作隣接権の利用申請と使用料の支払いができます。)
以上の2点を式場や映像の制作会社に確認することが肝心です!
※ ISUM(一般社団法人音楽特定利用促進機構)
許諾楽曲数:19,724曲(2021/09/01 更新)
https://isum.or.jp/list/venue/
ゴメンナサイやはり今回は、音楽だけしかかけませんでした。
また書きますので、次回もよろしくお願いいたします。
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m(_ _)m
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