公認会計士は転職で最強?豊富な転職先とキャリア

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昨今の社会情勢もあいまって国家資格取得を目指す人が増えています。
自己啓発目的の方もいれば就職・転職という視点で安定を目指して国家資格を目指す方もおり、動機は様々ですが、雇われるという視点で見た際は公認会計士の資格・キャリアは転職市場でかなり有望です。

ここではそんな公認会計士がどうして転職で強いのか見ていきたいと思います。

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公認会計士はどこにでも転職が可能

公認会計士試験(論文式試験)合格後の会計士の主な就職先はBig4監査法人ですが、その後修了考査に合格し、会計士登録後のキャリアとして考えられる転職先として、コンサル・事業会社(業界・企業規模問わず)・金融業界などありとあらゆる業種・業界が対象となります。

極端に言えば、転職しようと思えばどのようなフィールドにもチャレンジ可能です。

転職先企業におけるポジションも様々なものが想定され、経理財務、経営企画、CFOなどのCxOポジション、コンサルなど幅広い可能性とポテンシャルを有しています。

どのビジネスにも会計の要素は不可欠ですので、それらの原理原則を理解し精通している公認会計士が社会から求められるのは必然です。

私も数多くの転職支援を行ってきましたが、リーマンショック後の氷河期を除けば会計士の転職市場は超売り手市場が長く続いており、コミュニケーション能力に著しく難がなければ業界・業種問わず転職がしやすい状況と言えます。

また、ここ10年近くでIPOベンチャーの企業数もかなり増えているので、ベンチャー企業で活躍する会計士も増えており、要職として活躍し富を築く方も増えています。

数字のプロフェッショナルであることが大きなアドバンテージとなり、転職することにおいては最強の資格と言っても過言ではないのです。

AIなどのテクノロジーで仕事が無くなることは当分ない

何十年後、何百年後の世界はどうなっているかわかりませんが、現状AIなどに仕事を奪われるリスクはかなり少ないと言えます。

もちろん単純業務はテクノロジーのおかげで無くなると思いますが、それはあくまで単純作業領域での話であり、むしろ忙しい会計士の方々の助けになるツールです。

会計士に求められるのは単純事務作業ではなく、高度な会計知識・スキルを活かした高度な経営意思決定の手助けであり、専門的事象の判断を助けるための判断・アドバイスを行うことです。

現在その領域はAIでは代替できいない部分であり、また、仮にAIにもコンサルができたとしても、人の気持ちを汲んだ適切なアドバイス等に関しては難しいことであり、生身の人間だからできることが多い仕事でもあるので、当面仕事はなくならないと言えるでしょう。

ただ、逆に言えばコミュニケーションスキル(提案・コンサルティング)が弱いといった会計士や単純業務だけやっていたい会計士にとっては厳しい時代になるのかもしれません。

キャリアの選択肢が広いゆえに転職ミスが多発する

キャリアの可能性が広いというと良いことのように見えますが、どのような選択をしていくかによって専門性・キャリアが大きく分岐していきますので、転職は慎重に考える必要があります。
選択を間違えると専門性皆無で資格は持っているけど、、、という状態になりかねません。

後は、転職が容易ということもあり、短期離職を繰り返す人も少なくありません。

会計士は他の職種と違って多少転職回数が多くても問題になりませんが、5回目、6回目となってくると採用する企業側も警戒しますし、キャリアとしても浅いものばかりになり、深みのある経験を有していない中途半端なプロフェッショナルといった位置づけになりかねないので、資格のポテンシャルに甘んじていると30代後半、40代に突入したあたりから転職市場では評価され難くなっていきます。

また、会計士の良い部分でもあり、弱点でもある部分として、横のつながりを大切にする文化があることから、先輩や友達の意見・考えに影響を受け、他人の影響によるキャリア選択をしがちな傾向も人によってはあるというところです。

人に影響されて転職失敗している人を多数見ているので、注意した方がよろしいかと思います。

特に多いのが、知り合いにベンチャー企業に誘われて転職失敗するケースです。これは多いので気を付けましょう。

もっとも、転職に失敗したからといって将来食いっぱぐれる心配はあまりなく、監査法人を始めとする会計業界への転職であれば資格さえあれば正直どうとでもなる(選ばなければ)ので、普通の人よりは人生失敗レベルのリスクは少ないので、大胆なチャレンジがしやすいと言えるでしょう。

転職に際してはエージェントに相談すべき

人にもよりますが、初めて転職する会計士の場合はエージェントにキャリアの相談をしておいた方が良いケースが多いです。

上記で記載した通りやろうと思えばどんなこともできる資格であり、また、どんな企業にも転職が可能です。

ベンチャー企業にも行けるし大手上場企業にも転職できます。

グローバル企業(外資)という選択肢もあります。

会計に拘らず、その知識を活かして自身が経営者となるなど他の選択肢もあります。

なんでもできます。

それ故、あらゆる可能性・選択肢をまず初めに知った方が良いと思いますので、そういった意味ではあらゆる会計士のキャリアを見ている転職エージェントに相談しておくことは有用と言えるでしょう。

なお、多くのブログサイトでマイナビ会計士がおすすめと紹介されていますが、別にそこが特別良いとは思いませんので、むしろ転職先フィールドに合わせて利用するエージェントも変えていった方が良いかと思います。

参考文献:士業JOBの公認会計士の転職エージェントを転職先や悩み別に比較しておすすめを紹介

ここまでで何度か記載している通り転職先フィールドがかなり広いので全部に詳しく対応可能なエージェントが存在しないからそれぞれが得意としているところを使い分けた方が吉です。

ただ、エージェント使うにしても担当者がヘボだと何の役にも立ちませんので、ダメなエージェントが担当になったら変えてもらいましょう。

追記で、そもそも求人が非公開で募集する者が大半なので、そもそもエージェント利用しないと案件が見つけられないという事態も考えられます。

会計士は転職市場においては最強と思われるが油断大敵

以上の理由から公認会計士は転職において最強と言っても過言ではないと考えられます。

ただ、記載した通り、キャリアが広いが故に一定の年齢に達した際に専門家としてどういった立ち位置にいるかということは人により大きく異なりますので、転職の際は幅広い可能性を吟味したうえで意思決定していきましょう。

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この記事の執筆者

2級ファイナンシャル・プランニング技能士
FP(ファイナンシャルプランナー)として個人の方からの資産相談を始めとして結婚、子育て、老後、相続、終活、お金のお困りごとなどの相談を受けることも多くあります。
特に最近は生活費に困る方も増えていることから、国・自治体の支援に関する情報提供や不用品の買取を行って費用を工面することについての情報提供等も行っています。
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