ねこ探検家ベッチー

ロン毛の探検家、ベッチー。通称「ベッチー」。BBともいわれる。ちんちばぺるちゃ猫。

みけんなで

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わしは、ねこ探検家ベッチー。通称「ベッチー」。
ちまきでは「ベッチー」でとおっている。
本名は「ベッチー」。おんとし1さい。
ぴちゃぴちゃのギャル。
わしの家族は「しいかあさん」と「みいかあさん」と犬探偵の「ゾーイ」と後輩猫の「あめ」。
 
 
眉間なでの伝統
 

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この写真の猫は、わし(べっちー)ではなく、先代のポン・プルクワという名の猫。
屋根裏でポン・プルクワが記した本をわしは見つけてときどき読んでいる。
飼い猫の心得が書かれた本なのだけれど、それ以外に手記のようなものも含まれていて、そのなかに「そういうことか」と膝を打つような(猫は膝を打たないけど)話があった。
それは、「眉間なで」というもの。
 
わしの世話役の人間はふたりいて、ひとりはオスの「しいかあさん」、もうひとりはメスの「みいかあさん」にょ。
ふたりはつがい。
ポン・プルクワという猫は、そのしいかあさんが世話をしていた猫なのだけれど、ポン・プルクワがいうに、しいかあさんは、猫の眉間をしつように撫でるとかいてあった。
なんでも、猫の眉間を撫でると猫の寿命が伸びる、という話をどこかで聞いたみたいで、それをなんとなく信じて、以来なにかにつけ猫の眉間を撫でるようになったのだとか。
じっさいのところ、しいかあさんは、わしと目があうたびに、わしに近づいてきて、かがみ込み、わしの眉間を撫でる。
撫でられすぎて、さいきんちょっとわしの眉間の毛がはげてきた気がするほどじゃ。
こころなしか、眉間あたりがすーすーする。
毛が薄くなっているからじゃないだろうか。
一種の虐待になりつつある可能性もある。
わしらに長生きしてほしいという思いからなのだろうけれど、なにごともほどほどが良いのではないにゃろうか。
 
わしは、喋られるなら、しいかあさんにこのひとことをまずは伝えたい。
 
「バランス」
 
なぞはせかいにちみちみている。1つずつときあかしていこう。
探検家ベッチーことベッチーでした。
BB

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